この記事でわかること
今回はレアル・マドリード所属で、ブラジル代表フォワードのヴィニシウス・ジュニオールを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/816841.htmlhttps://www.transfermarkt.com/vinicius-junior/profil/spieler/371998 )
ヴィニシウスの経歴
ヴィニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)は2000年の7月に、ブラジルのサン・ゴンサロで生まれました。大都市リオの中心部にある街です。
ヴィニシウスは10歳の頃、2010年にフラメンゴのユースへ加入しました。フラメンゴは2019年のFIFAクラブW杯を準優勝で終える強豪です。
そのままユース年代をプレーし、2016-17にフラメンゴでトップデビュー。2016-17はリーグ戦で25試合に出場し、コパ・スダメリカーナも7試合に出場。1年目からけっこうな試合数に出場しました。
2018-19にスペインのレアル・マドリードへ移籍しました。加入当初はBチームにあたるカスティージャに身を置き、3部リーグで5試合に出場し4得点を記録。頭を噛まれながらも。
シーズン途中からはトップチームでもプレーを増やします。カスティージャを含めなくても公式戦トータルで31試合に出場していますから大したものですね。
ブラジル代表にはU-15から招集されています。A代表では2019年9月の親善試合が初出場です。これからに期待大ですね。
ヴィニシウスのプレースタイル
速くて上手いウインガー
そんなヴィニシウス・ジュニオールのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職はサイドに張った位置の左ウイングです。利き足は右。
利き足サイドの右ウイングはもちろん、中央もできるようです。中央でどんなプレーをするのか見てみたい気もしますが。
ヴィニシウスの身長は176センチです。大きい方ではありませんが、彼はゴール前に張っているタイプではないので気になりませんね。
彼の特徴として挙げられるのが、類まれなスプリント力です。かなりのスピードを有している、いかにもウインガー然としたフットボーラーです。
なおかつヴィニシウスは速いだけでなく、ある意味ブラジル人らしいテクニックも持ち合わせています。スピードで押しつつ上手さもあるドリブルが持ち味ですね。
トリッキーさの強いネイマールほどのアイデアはありませんが、シザースで相手を翻弄したり対峙するディフェンダーを股抜きすることも珍しくない選手です。
止まってからの再加速が速いので、ドリブルの切り返しはかなり鋭いです。スピードに難があるディフェンダーならそれだけで剥がせるでしょう。
加えてヴィニシウスは左サイドにいる時でも、カットインだけでなく縦突破も強いです。右利きでも左方向に持っていけるのは大きいですね。逆方向も上手いと守る側はコースの限定がしづらそう。
また、ボールを持っているサイドバックが外に張っている時、インサイドを駆け抜けたり。相手や味方の位置を見ながらオフザボールで動く余裕が出てきていますね。
↓このテク。
⚡️🇧🇷 Skills school with @viniciusjr!#HalaMadrid | #34Ligas pic.twitter.com/qogE6Hxocn
— Real Madrid C.F. 🇬🇧🇺🇸 (@realmadriden) September 11, 2020
なかなかのキック精度
スピードだけでなくテクニカルな部分にも良さがあるヴィニシウスは、クロスの精度もなかなかのものを持っています。サイドアタッカーには必須スキルですね。
低めの浅い位置や外に張った位置というよりは、ドリブルで仕掛けてゴールに近付きシュート性の速いクロスを送るのが得意です。
2018-19のコパ・デル・レイは8試合で7アシストを記録しています。下部リーグのチームも対戦相手に含まれていますが、立派な数字ではないでしょうか。
得点力はまずまず
キックの精度自体は良いと思いますが、ヴィニシウスは得点力に関しては成長中といったところ。枠に飛ばないこともまだあります。
落ち着きやプレー選択を改善すれば、もっと成長できるでしょう。球離れが悪かったりとかはあまり感じないので、経験が解決してくれるのではないでしょう。
相手から奪ってそのまま得点なんてこともあるので、プレッシングを磨くとより怖い存在になるかも。随所にポテンシャルを感じますね。
今回のまとめ
今回はレアル・マドリード所属でブラジル代表、ヴィニシウス・ジュニオールのプレースタイルなどを紹介しました。
粗さが残る部分もありますが、2018-19はソラーリ監督の下でけっこう試合に出ていました。それだけの期待を背負っている選手であることは間違いないですね。
スピードとキレのあるドリブルは十分な武器ですから、あとは数字に残る仕事を徐々に増やしていってほしいです。クラブと代表、両方の活躍が楽しみですな。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
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