この記事でわかること
今回はマンチェスター・ユナイテッド所属で、イングランド代表ディフェンダーのアーロン・ワン=ビサカを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/827926.htmlhttps://www.transfermarkt.com/aaron-wan-bissaka/profil/spieler/477758 )
A・ワン=ビサカの経歴
アーロン・ワン=ビサカ(Aaron Wan-Bissaka)は1997年の11月に、イギリス(イングランド)のクロイドンで生まれました。彼はイングランドとコンゴ民主共和国の二重国籍です。
ワン=ビサカは11歳の時にクリスタル・パレスの下部組織に入団します。当時、コンゴ民主共和国の選手がパレスに所属していたことが大きかったんだとか。2018年1月にパレスのトップチームへ登録。
もとはウイングでプレーしていたワン=ビサカですが、フランク・デ・ブール監督が3バックシステムを採用して彼を中盤ウイングバックで起用しようとしましたが志半ばで退任。
後任のロイ・ホジソン監督が4バックに戻すと、2018年2月に右サイドバックのレギュラー選手が負傷離脱。ピンチヒッターとしてサイドバックとしてトップデビューすることになったワン=ビサカ。
強豪トッテナム戦でしたが見事にサイドバックを務めあげ、その後2018-19はプレミアリーグで35試合に出場しました。完全に定位置を掴むことに成功。
2019-20からはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。守備陣の補強が必要だったユナイテッドの目玉補強になりましたね。果たしてレッド・デビルズは復活できるのでしょうか。
代表歴に関しては、コンゴ民主共和国U-20代表で召集歴がありますが同じくらいの時期にイングランド代表へ切り替えています。イングランドA代表に召集はされましたが、出場はまだありません。
A・ワン=ビサカのプレースタイル
天性のバネを生かした守備力
そんなワン=ビサカのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。右サイドバックが基本ポジションです。利き足は右。
キャリア初期はもっと攻撃的な位置を務めていたので、右ウイングや右ウイングバックにも対応します。それも見てみたいですね。
ワン=ビサカの身長は183センチです。サイドバックとしてはなかなかのサイズを持っています。ですがワン=ビサカの良さはその身体能力にあります。
ワン=ビサカはスピードと加速力、跳躍力にとても優れています。そしてそれをプレーにしっかり反映させているところが彼の持ち味ですね。
ワン=ビサカはサイドでのスピード勝負に非常に強いです。静止状態からの加速が速いので、相手のフェイントに惑わされずに食らい付くことができます。
体格もしっかりしているので、相手のドリブラーに身体をぶつけながら並走してタッチラインの向こうへ追い出すことも珍しくありません。
さらにワン=ビサカは速いだけでなく、跳躍力を使ったスライディングが上手です。相手と多少の距離があろうとも、懐に入り込んでボールを掻き出すことができます。
スライディングでボールを掻き出すタイミングの取り方も上手で、レイトチャージもごく少ないですね。一対一の勝負にワン=ビサカは異様に強いです。
183センチというサイズと跳躍力を生かして空中戦に耐性があるのもポイント。本職サイドバックの選手の中ではかなり守備力が高いでしょう。
↓脚が伸びる伸びる。
🚫🚫#MUFC @AWBissaka pic.twitter.com/fLR8renO2W
— Manchester United (@ManUtd) October 28, 2020
キレ味が鋭いドリブル
ワン=ビサカの身体能力はディフェンス面で大いに発揮されますが、攻撃参加においても有効です。攻守において存在感がありますね。
彼はドリブル時のスピードにも優れています。サイドでボールを奪ったあと自ら素早く持ち上がることができ、カウンターに繋げることができます。
また、引いた相手ディフェンスに対して切り返しなどを使いドリブルを仕掛けることも多いです。瞬発力があるので、相手を振り切ってエリア内まで入ってくることも。
キックの精度はまずまず
ワン=ビサカのクロス精度については、特に悪くはないです。ただ、キック精度に持ち味があるアレクサンダー=アーノルドなどの選手と比べてしまうと少し差があるかなという印象です。
浮き球のクロスボールよりも、ドリブルで敵陣深くまで入り込んで蹴り込む速いグラウンダーのクロスの方が得意な印象です。ただ、当然攻め上がるリスクはあります。
長いクロスボールの精度をさらに向上させることができれば、モンスター級のサイドバックになりますね。なんだかそうなっていきそうな気もしてきます。
今回のまとめ
今回はマンチェスター・ユナイテッド所属でイングランド代表、アーロン・ワン=ビサカのプレースタイルなどを紹介しました。
ワン=ビサカはユナイテッドに移籍してさっそく出場機会を得ています。周りの選手から良い影響を受けて彼自身のさらなるレベルアップも期待できますね。
イングランド代表でも競争を勝ち抜き、スタメンを確保していってほしいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
新着&更新された記事です