アーセナル所属ウィリアンのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回は元ブラジル代表フォワード、アーセナル所属で背番号12番のウィリアンを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417272.html . https://www.transfermarkt.com/willian/profil/spieler/52769 )

ウィリアンの経歴

ウィリアン(Willian)は1988年の8月に、ブラジルのリベイラン・ピレスで生まれました。人の名前みたいな地名ですが、サン・パウロにある街です。

ウィリアンはサン・パウロに本拠地を置くチーム、コリンチャンスで2006年にトップデビューします。2年目の2007年はリーグ戦の15試合に出場しました。

2007/08にウクライナのシャフタール・ドネツクへ移籍。ちなみにシャフタールは商売上手で有名、ブラジル人も多いチームです。2013年2月からはロシアのアンジ・マハチカラに加入。

2013/14にイングランドのチェルシーへ移籍。2014/15はプレミアリーグで36試合に出場し、リーグ制覇とFAカップ優勝を達成。2018/19にはヨーロッパリーグを獲っています。

2020/21からアーセナルへ加入。移籍金は発生せず。このロンドンの2チームは、O・ジルーやらD・ルイスやら最近行き来が目立ちます。本来はライバルですが。

ブラジル代表にはU-20から招集されています。A代表の主要大会は母国開催の2014ワールドカップから出場しましたが、終わり方が良くなかったのがもう懐かしい思い出です。

ウィリアンのプレースタイル

ドリブルに上手さを見せるFW

そんなウィリアンのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。基本的には右ウイングをベースにしています。利き足は右

加えてカットインしやすい左ウイングも務められますし攻撃的ミッドフィルダーもできるので、4-2-3-1であれば2列目のどこでもできますね。

ウィリアンの身長は175センチです。サッカー選手にしては小柄な方ですが、フィジカルコンタクトに弱い印象はあまりありません。

サイズにそこまで恵まれていない分、ウィリアンは足下のテクニックで勝負をする選手です。ブラジル人らしい技巧で観客を楽しませてくれます。

やはり彼はドリブルを得意にしています。細かいタッチのドリブルにより、ボールを相手選手に晒しながら進むことができますね。

タッチが繊細なので、相手ディフェンダーの出方を見て逆を突くのも上手。そのためスピードを落としている低速状態でも怖いドリブラーでしょう。

静止した状態からでもドリブルのキレで相手を振り切れますし、プラスしてシザースやキックフェイントも織り交ぜています。

そうした技巧で勝負を仕掛けて相手を抜き去るのも得意ですが、シンプルにボールキープでタメを作り連動した味方にパスをさばくのもGOOD。

↓とにかく上手い。

クロスの精度が高い

それだけ足下の技術があるんですから、当然のようにキックも上手です。サイドからゴール前に上げるクロスボールの精度も高いですね。

正確性も魅力的ですが蹴り方のバリエーションも豊富で、軽く浮かせるチップキックのような難しいキックも繰り出します。

さらには相手選手と対峙したまま抜き切らず、足首だけを器用に使ってクロスボールを上げたりもします。間合いの詰め方に注意しなければダメですね。

ミドルシュートが強力

前線の選手なので、もちろんシュートも上手です。サイドで仕掛けることが多いので、ゴール前でドッシリ構えるということは少なめでしょう。

その分ファーサイドから流れてきたボールをプッシュしたり、綺麗なボレーを見せてくれることも。

そして外せないのがフリーキックです。名手と言えるほど直接フリーキックが上手いと個人的には思います。弧を描いた、巻いて落とすボールが十八番ですね。

↓壁があろうとも。

守備への献身性を持つ

テクニックやアイデアに秀でたアタッカーのウィリアンですが、テクニシャンにありがちなエゴイスティックな感じは見られないと思います。

相手の攻撃の時はプレスバックして自陣に素早くリトリートしてくれるなど、攻撃だけでなく守備にも汗をかいてくれる選手です。

チェルシーという名門において、監督が代わりながらもプレーし続けられた理由はこういうところにあるのかもしれません。

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今回のまとめ

今回は元ブラジル代表フォワード、アーセナル所属で背番号12番のウィリアンのプレースタイルなどを紹介しました。

2019-20にウィリアンは、若手が多いチェルシーをベテラン選手としてけん引してくれました。アーセナルも若手は多いですから、同様の活躍を見せて欲しいですね。

なかなかプレミアリーグでチャンピオンズリーグ圏内に入るのは簡単ではありませんが、精神面でチームの中心になっていってほしいものです。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!