この記事でわかること
今回は鹿島アントラーズ所属で、元日本代表ミッドフィルダーの三竿健斗を記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417069.htmlhttps://www.transfermarkt.com/kento-misao/profil/spieler/295059 )
三竿健斗の経歴
三竿健斗(Misao Kento)は1996年の4月に東京都で生まれました。同じくプロサッカー選手の三竿雄斗はお兄さんです。
三竿は少年期をそのまま東京のチームでプレーしています。キャリアの初めは横河武蔵野FCジュニアに所属していました。
その後、小学5年時に東京ヴェルディジュニアへ加入します。お兄さんの三竿雄斗がヴェルディユースにいたことが大きかったんだとか。
ヴェルディでジュニアユースとユースの道を通り抜け、2014年には現役高校生ながらヴェルディの2種登録選手になりました。理論上はプロの試合に出られます。
2015年に東京ヴェルディでプロデビューします。すると1年目からJ2で39試合に出場する活躍を披露。一気に他のチームも一目置く存在となります。
2016年から鹿島アントラーズへ移籍。加入1年目はベンチを温める日々が続きましたが、2017年にJ1で26試合に出場するなど存在感を増していきます。
2018年もJ1で26試合、アジアチャンピオンズリーグでは11試合に出場して優勝に貢献。2019年はJ1で28試合に出場し、主力としてプレーしています。
日本代表にはU-17から招集されています。A代表では2017年のE-1選手権が初出場。これからにも大いに期待できますね。
三竿健斗のプレースタイル
守備でハードに戦うMF
そんな三竿健斗のプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は下がりめの守備的ミッドフィルダーです。利き足は右。
4-4-2などのフォーメーションではセントラルミッドフィルダー扱いになりますが、いずれ低めの位置にいることが多いです。センターバックを務めた経験もあります。
三竿の身長は181センチです。中盤の底を支えるのに必要なサイズとタフさをあわせ持っていると言うことができますね。この身長ならハイボールにも競れます。
彼の持ち味として挙げられるのが、中盤で発揮するディフェンス能力です。最終ラインの前でピンチを未然に防ぐことができます。
特に相手の攻撃への読みが良く、危険なところを察知して顔を出すプレーが目立ちます。インターセプトが上手な選手ですね。
このあたりは予測やトレーニングの成果、あるいは感覚的な部分も大きいのかもしれません。
そういった守備のテクニカルな部分が光る三竿ですが、もちろんフィジカルを生かしたコンタクトプレーも得意にしています。
ショルダーチャージなど球際の強さも持ち合わせており、チームのために泥臭く戦う姿勢が魅力的ですね。センターバックの負担を減らしています。
6 – 三竿健斗は浦和戦で6回のタックルを記録。今季鹿島で1試合に5回以上のタックルを記録した6度のうち、5度が同選手。
8 – レオ・シルバ vs神戸(第11節)
5 – 三竿健斗 vs湘南(第21節)
5 – 三竿健斗 vs大分(第23節)
5 – 三竿健斗 vsG大阪(第24節)
6 – 三竿健斗 vs浦和(第30節)狩人。 pic.twitter.com/S5w9MfuJ4e
— OptaJiro (@OptaJiro) November 1, 2019
パスの展開力が良い
中盤の低めの位置に入ることが多い三竿には、当然のように攻撃を組み立てるタスクも求められます。攻守で核になる必要がありますね。
彼はパサーに必須な視野の広さを備えており、局面を変える遠いサイドへのパスも得意にしています。遠いところまでよく見えているな、という印象です。
三竿自身がボールを奪取した後に味方の前線まで1本のパスで展開できると一気にチャンスになりますので、この展開力は大きな武器です。
キックの技術に優れる
大きく局面が変わるタッチダウンパスのようなものもそうですが、細かいキックの技術にも確かなものを三竿は持っています。
味方からのパスを正確なダイレクトキックで次のパスにしたり、浮き球のスルーパスを相手の背後に通したり。隙間を縫う縦パスも披露しますので、パスのパターンが豊富ですよね。
そこまで得点への関与数が多い選手ではありませんが余裕を与えてしまうと1本でリズムが変わる配球をしてきますから、掴んでおかなければ危険な選手です。
今回のまとめ
今回は鹿島アントラーズ所属で元日本代表、三竿健斗のプレースタイルなどを紹介しました。
Jリーグのタイトルで言うと、鹿島は三竿が新加入だった2016年以降は取れていません。良いところまでは行くのですが。
三竿には攻守において存在感を発揮してもらい、鹿島のみならず日本代表でも定着できるようになってほしいですね。期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!