この記事でわかること
今回はポルトガル代表ディフェンダー、ドルトムント所属で背番号13番のラファエル・ゲレイロを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/494867.html . https://www.transfermarkt.com/raphael-guerreiro/profil/spieler/170986)
R・ゲレイロの経歴
ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)は1993年の12月に、フランスのル・ブラン・メニルで生まれました。彼はポルトガルとフランスの二重国籍です。
ゲレイロはブラン=メニルSFなどのユースチームを経て、2008年からSMカーンへ加入しました。2012/13にカーンでトップデビューし、このシーズンからリーグ2で38試合に出場しています。
翌年の2013/14にFCロリアンへ移籍。トップリーグのリーグ1初挑戦ながら2013/14は34試合に出場し、2014/15と2015/16も同リーグで全く同じ34試合に出場しました。
2016/17からドイツのドルトムントへ加入。移籍金は1200万ユーロ。1年目はブンデスリーガで24試合に出場し6得点を挙げます。また、チャンピオンズリーグでは6試合に出場となかなか。
以降は怪我による離脱が少々目立ちますが、2019/20なんかはコンディションが整ってブンデスリーガの29試合に出場していますね。
ポルトガル代表にはU-21から出場しています。A代表の主要大会は優勝したEURO2016から出ていて、2018ワールドカップでも主力としてプレーしていました。
R・ゲレイロのプレースタイル
攻撃力がある技巧派SB
そんなラファエル・ゲレイロのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。本職は左サイドバックです。利き足は左のレフティー。
フォーメーションが3バックの時には1列前のウイングバックに入るほか、中盤のセンターポジションもこなすことができます。中盤できるのは融通が利いていて良いですね。
ゲレイロの身長は170センチです。日本の成人男性の平均身長がこのくらいなので、けっこう小柄な選手と見て間違いないでしょう。ただ、彼はそれでも果敢にプレーします。
彼の特徴に挙げられるのは、サイドアタッカー然としたボールコントロール能力です。ウイングバックに入ることから分かるように、攻撃でアクセントを付けられます。
ドリブルのタッチも細かく、対峙する相手を鼻先で避けられるだけの技巧がありますね。トラップも綺麗で、味方にヒールで繋ぐなどアイデアも持つプレーヤーです。
また、彼はピッチの外側だけでなく内側にも頻繁に入り込んでくるのも持ち味です。セントラルミッドフィルダーでプレー可能なことも関係しているでしょうかね。
外側で攻め上がり、ボールを受けに内側へ入ってくるなど。守備側はかなり捕まえづらいことと思います。その上ゴール前にも顔を出し、2019/20はリーグ戦で8得点をマークしています。
↓中に入っても仕事ができます。
#UCL #LdC Tu préfères quoi, l’appel de balle ou la finition 🤪
HB à @RaphGuerreiro, 2⃣7⃣ ans aujourd’hui 🥳🎉 pic.twitter.com/8AZW0zkJtj
— L’UEFA 🇫🇷 (@UEFAcom_fr) December 22, 2020
クロスの精度が高い
足下の技術に長けたゲレイロは、キックの質も持ち合わせています。そうでないと、サイドバックではなかなか彼のようなゴール数は取れませんから。
ゲレイロはセットプレーのキッカーを務めることも少なくなく、そこからも精度がわかります。低弾道もそうですし、距離のある高いボールも正確な印象。
加えてピッチ中寄りでも配球ができますから、相手からすると嫌な存在です。捕まえづらく、自由にさせると長いボールを蹴りますからね。
↓ほぼ姿は見えませんが、彼のピンポイントクロスです。
🏆 EURO 2016
🏆 2018/19 #NationsLeague⏪🇵🇹 Celebrate Raphaël Guerreiro’s birthday with his assist at EURO 2016 🎈 pic.twitter.com/iGSqUZcZkT
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) December 22, 2020
守備の安定感はまずまず
攻撃においてサイドのみならず中央でも良い味を出してくれるゲレイロ、攻撃的な選手であることは疑いようがありません。一方の守備面に関しては、まあ悪くはないかなという感じ。
自陣でセットしたディフェンスなどではそこまでミスが多い方ではないですし、判断が遅れたスライディングなどが目立つこともないと思います。
ただスピードやフィジカルに良さがある選手でもないので、一定以上の速さと強さがあるサイドアタッカーと対峙すると押し込まれることになりそうです。
今回のまとめ
今回はポルトガル代表ディフェンダー、ドルトムント所属で背番号13番のラファエル・ゲレイロのプレースタイルなどを紹介しました。
彼はディフェンダーらしからぬ足下の技巧を持ちキックの正確性を生かして得点に絡める、一方の守備は磐石とまではいかないかな。そんな感じとおわかり頂けたかと思います。
怪我がポロポロと続いた時期もありましたが、試合に出れば攻撃に彩りを添えられる選手です。クラブもそうですし、代表でのさらなるトロフィーに期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!