バイエルン所属キングスレイ・コマンのプレースタイル!

GER

スポンサーリンク

この記事でわかること

今回はバイエルン・ミュンヘン所属で、フランス代表フォワードのキングスレイ・コマンを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/418978.html . https://www.transfermarkt.com/kingsley-coman/profil/spieler/243714 )

K・コマンの経歴

キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)は1996年6月に、フランスのパリで生まれました。出ました、シティ・ボーイ。

コマンは当初、USセナール=モワシーというチームの下部組織に所属していました。そこから2004年にパリ・サン=ジェルマンのユースへ移籍。

そのままユースでプレーし、2012-13にパリ・サン=ジェルマンでトップデビューします。ただ、トップチームでの出番はほとんどありませんでした。

2014-15にイタリアのユヴェントスへ加入。そのシーズンにセリエAでは14試合に出場します。2015-16はセリエAの1試合のみに出場。

というのも、2015年8月からドイツのバイエルン・ミュンヘンにローン移籍したからです。2015-16はブンデスリーガで23試合に出場し4得点を挙げます。翌年もバイエルンでプレー。

ドイツでの活躍が評価され、2017-18にバイエルンへの完全移籍を果たしました。A・ロッベンとF・リベリーの後継者として期待大です。

フランス代表としてはU-16からコンスタントに召集されています。A代表での主要大会はEURO2016から参加し、準優勝に貢献。

ただフランス代表が優勝した2018ワールドカップでは、負傷もありメンバー外。悔しい思いは次のW杯に繋げてほしいです。

K・コマンのプレースタイル

スピード抜群のウインガー

そんなキングスレイ・コマンのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。基本的には左右のウイングでプレーします。利き足は右足

右利きではありますが、左足のキックもわりと彼は上手な印象があります。左右のサイドで、なおかつ逆足でも蹴れると相手はプレーを読みづらいです。

コマンの身長は179センチです。決して小さくないサイズがありますが、ゴール前で張るタイプの選手ではないので生きるのは守備時でしょうか。

コマンの特徴として挙げられるのはそのスピードです。速さと上手さを兼ね備えたドリブルが一番の持ち味ですね。

ドリブルでの加速が抜群に速いので、静止した状態からでも一瞬で相手を剥がすことができます。これに離されずについていくのは至難の業です。

タッチの細かいドリブルというよりは、スピードを殺さない大きい蹴り出しのドリブルを多く使うイメージが強いですね。

なおかつ、ドリブルの切り返しやターンをよく使います。足が速いだけでなくボールコントロールも上手だからこその芸当でしょう。

また、コマンは中央へのカットインと縦への突破の両方が得意な印象です。左サイドにいる時でも、右足で左方向に蹴り出して縦突破などなど。

逆足のサイドにいる選手はカットインを選択することが多いですが、コマンだと読みづらい部分があります。ディフェンダーからすると悩ましい。

↓対面のディフェンダーからすると屈辱。

クロスの精度が良い

コマンのドリブルが相手からすると脅威なことはお伝えしたとおりです。それに加えて、彼のクロスボールの質もなかなか良いです。

さらに良いのが、瞬発力が高いコマンは対峙する相手を抜き切らなくてもクロスを上げる点です。一瞬のスピードで横に動き、素早い脚の振りでクロスボールをゴール前に供給します。

また、シザースやキックフェイントを織り交ぜて行うことで、より相手にブロックされにくく蹴れますね。速さも技術も良いクロッサーです。

得点能力はまずまず

ドリブルからのクロスが良いコマンですが、自ら狙うシュートもパワーがあります。特に左サイドから中央にカットインしての右足シュートは強烈

スピードがある選手なので、相手を剥がすのはさほど難しくありません。上手くボールに回転がかかれば、遠くからでもキーパーもノーチャンスなシュートをお見舞いできますね。

一方でシュートシーンでの決定力がちょっと物足りない印象が強い時期もありました。改善されてきた気もしますが、もっと取れる気も。

↓身体がキレているとアンストッパブル。

↓ヘディングのイメージはあまりないですが、ファーサイドでも詰めているのは大事。

怪我の多さがもったいない

攻撃力はお得意のドリブルで迫力満点のコマンですが、負傷離脱の多さはこれからの課題になってくるでしょう。特に、肉離れなどの筋肉系のケガはクセになりやすいので減らしたいところ。

速いコマンを止めるために危険なファールをする選手がいるのも怪我の原因になっているかもしれません。着地で靭帯を痛めることもありますから怖い。

スポンサーリンク

今回のまとめ

今回はバイエルン・ミュンヘン所属でフランス代表、キングスレイ・コマンのプレースタイルなどを紹介しました。

コマンはまだ若いですし、クラブでもフランス代表でもまだまだトロフィーを獲得していきそうな選手です。

スピードに頼らずにプレーの幅を広げてくと、いよいよアンストッパブルなアタッカーになりそう。期待しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!