この記事でわかること
今回はイングランド代表フォワード、マンチェスター・ユナイテッド所属で背番号11番のメイソン・グリーンウッドを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では生まれた年や出身地、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや利き足、身長のほかに得意なプレーや管理人の評価をコメント。
最後のまとめでは、プレースタイルのおさらいや今後への期待をひとことで書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/972745.html . https://www.transfermarkt.com/mason-greenwood/profil/spieler/532826)
M・グリーンウッドの経歴
メイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)は2001年の10月に、イギリス(イングランド)のブラッドフォードで生まれました。リーズの西にあります。
グリーンウッドは少年期からマンチェスター・Uに在籍している、ユナイテッドのアカデミー出身選手です。2017/18にはU-18のリーグ戦で17試合16得点という活躍を見せています。
2018/19にユナイテッドでトップデビュー。アンダー世代での出場も多かったですか、トップチームではプレミアリーグの3試合とチャンピオンズリーグの1試合に出ています。
2019/20は途中出場こそ多かったもののプレミアリーグ31試合に出場しました。10得点も記録しています。チームとイングランド双方で期待される若手であることは疑いないでしょう。
一方で若気の至りと言いますか、感染症対策を軽視した軽率な行動や笑気ガスの吸引など生活態度には明らかに問題があります。プロ意識に関しては改善の必要性が急務とみられますね。
イングランド代表にはU-17から出場しています。A代表では2020年のネーションズリーグから出番を得ていて、代表でもその躍進が求められていることろです。
M・グリーンウッドのプレースタイル
両足の上手さと速さがあるFW
そんなメイソン・グリーンウッドのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。基本的には右ウイングが本職です。利き足は左ですが、右足も器用です。
他には最前線のセンターフォワードや下がりめの攻撃的ミッドフィルダー、もちろん本職とは逆の左ウイングにも入ります。ただ、得意な仕掛けを生かせるのはやはり右でしょう。
グリーンウッドの身長は181センチです。サイズはなかなかありますが、たとえ最前線で起用されてもドシッと構える選手ではないので身長が役立つシーンは多くないかも。
彼のプレーで特徴に挙げられるのは、足下の器用さです。ボールが足下にある時は、対峙する相手も彼の動きが相当読みづらいでしょう。なにしろ両足を使って仕掛けられる選手なので。
利き足は左と見て間違いないでしょうけれども、右足でのボールコントロールとキックも上手です。なので右サイドにいても、カットインと縦突破の両方が選択肢として常にあるわけです。
加えて彼は敏捷性にも優れていて、左右の足を使いスピードのあるドリブルをチャレンジしてきます。グリーンウッドの間合いで仕掛けられて一度剥がされると、追いつくのは難しいでしょうね。
足下でボールを受けたがることが多めの選手のようで、相手の背後への意識はそこまで強くない印象です。ただ、速攻などでは持ち前のスプリント力で相手の優位に立てるウインガーです。
↓右足への鋭い切り返し。
🗣️ “We know how important he [Mason Greenwood] is going to be for Manchester United over the coming seasons.” – Ole Gunnar Solskjær
🔴 New @ManUtd contract for @masongreenwood ✍️#UEL pic.twitter.com/RbSoiT0kO1
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) February 17, 2021
↓観る者を魅了する足技も。
🔄 360 ✔️
😎 Nutmeg ✔️
🧙♂️ Skill of the Day ✔️Mason Greenwood 👏👏👏#UEL | @UKEnterprise pic.twitter.com/a19USQ90zS
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) November 7, 2019
卓越したシュート技術を持つ
前述のようにグリーンウッドは利き足である左だけでなく、右足も上手く使うことができる選手です。ドリブル時だけでなくシュートの際もこれは相手にとって厄介です。
左足で持っているからそのまま打ってくるのか、フェイクを入れて右足に持ち替えて打つのか。シュートブロックに入るディフェンダーも相手キーパーも、裏をかかれてしまいそうです。
そのうえ、シュートの正確性が高いことも目立つポイントです。コースが限定されている時やゴールまで距離がある時でも高精度のコントロールショットを放てる選手ですね。
2019/20のリーグ戦は31試合で10得点。出場時間は1,311分とされています。つまりフル出場に換算すると15試合足らずのプレータイムで10ゴールですから、得点能力には相当なものがあります。
↓距離があっても狙ってきます。
🔴 Mason Greenwood at the double ⚽️⚽️
🗓️ #OTD in 2019 #UEL pic.twitter.com/xFflSLViD0
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) December 12, 2020
↓後ろから来るボールを正確にミートする技術たるや。
🔴 1st Champions League goal for Mason Greenwood 👏#UCL | @ManUtd | @masongreenwood pic.twitter.com/tyzqEXIqkK
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) November 4, 2020
時には味方をお膳立て
足下のテクニックとシュートの上手さを持ち合わせているグリーンウッドですが、アシストの方はと言うと決して多い方ではありません。
まあ、これにはセットプレーでクロスを入れるのが誰なのか等といったチーム事情や役割が関係しますから、一概に彼の能力の問題にはできませんね。
空いた味方がいると持ち前のキックの質により、ちょうど良いボールを届けることもできます。ドリブルが得意だと視野の確保も上手なことが多いですから、伸びに期待したいところです。
↓遠いサイドも見えています。
Precision crossing by @MasonGreenwood 🎯
Lethal finishing by @ECavaniOfficial 💥#MUFC @RemingtonUK pic.twitter.com/D8CnmLA8oK— Manchester United (@ManUtd) April 12, 2021
今回のまとめ
今回はイングランド代表フォワード、マンチェスター・ユナイテッド所属で背番号11番のメイソン・グリーンウッドなどを紹介しました。
彼が利き足の左だけでなく右足も上手に使って仕掛けとフィニッシュを上手くこなし、得点能力に非凡なものを持つことがお分かりいただけたかと思います。
数年前に低調だったチーム状態を考えると、マンチェスター・Uは上り調子になってきました。グリーンウッドの活躍も外せないでしょう。このままタイトル奪還まで突き進んでほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!