この記事でわかること
今回はラツィオ所属で、スペイン代表ミッドフィルダーのルイス・アルベルトを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/539941.htmlhttps://www.transfermarkt.com/luis-alberto/profil/spieler/128220 )
L・アルベルトの経歴
ルイス・アルベルト(Luis Alberto)は1992年の9月に、スペインのサン・ホセ・デル・バジェで生まれました。同国でもかなり南の方にあります。
キャリア初期のルイス・アルベルトはヘレスCFやセビージャ・アトレティコでプレーしていました。その後、セビージャFCに加入して2010-11にはラ・リーガ1部で2試合に出場しています。
2012-13からバルセロナへローン移籍。Bチームでのプレーとなりましたが、2012-13はラ・リーガ2部で38試合に出場し11得点を記録しています。
かなりの活躍でしたがバルサに残ることはなく、2013-14に完全移籍でイングランドのリヴァプールへ加入します。ただ、1年目はプレミアリーグだと9試合の出場のみに終わりました。
2014-15からローン移籍でマラガに加入しました。2015-16もローンで今度はデポルティーボに加入。こちらではラ・リーガで29試合に出場して6得点を挙げました。
2016-17にイタリアのラツィオへ移籍。1年目はセリエAで9試合、コッパ・イタリアで1試合の出場にとどまります。ただ、インテルやユヴェントスとのビッグマッチには起用されていた模様。
2017-18からチームにフィットして主軸に成長しました。セリエAでは34試合に出場して11得点という素晴らしい活躍。2018-19のコッパ・イタリア制覇にも貢献しました。
スペイン代表にはU-19から招集されています。A代表の主要大会にはまだ出場がありませんが、EURO2020の予選ではベンチ入りしていますね。
L・アルベルトのプレースタイル
ボールコントロールに優れる
そんなルイス・アルベルトのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は前めの攻撃的ミッドフィルダーです。利き足は右。
他にもセントラルミッドフィルダーを務めることがあります。ちなみに、右利きが中央でプレーしやすい左サイドに顔を出すことが多いです。
L・アルベルトの身長は182センチです。なかなかのサイズがありますが、彼はヘディングを狙うよりもクロスを入れる方の選手なので生きる機会はそう多くないのかも。
彼はそういった身体的な部分よりも、ある意味スペイン人らしいテクニカルな部分に強みを持っています。お国柄って面白いですね。
L・アルベルトはボールを足下で受けてキープするのが特に上手です。細かいタッチでボールを持ち運び、切り返しやターンも随所に入れてきます。ボールを晒して逆をとったり。
フェイントを駆使して対峙する相手ディフェンダーを抜き去るというよりは、相手を引き付けて空いた味方にボールをさばくイメージが強いですね。
そのため足下でボールを受けたがり、時折けっこう低い位置までボールをもらいに下りてきます。スペースへのランニングを見せる機会は限定的でしょうか。
また、爆発的なスピードを有しているわけではないのでドリブルを仕掛けまくる選手ではありませんが、前にスペースがある時は大胆に持ち運ぶこともあります。
なにぶん細かいドリブルができる選手なので寄せるとかわされる、食い付くとボールをさばかれるといった具合。ボールを持ったL・アルベルトに前は向かせたくないですね。
チャンスメイクが得意
技巧派のL・アルベルトはボールを足下で転がすだけでなく、しっかりと味方の得点に繋げることができます。そこが一番大事ですね。
ゴールに直結するパスを多く出せる選手なんですね。スルーパスの精度や強さ、タイミングの取り方も上手です。リーグ戦だけ見ても2012-13は18アシスト、2017-18は13アシストを記録。
前述したように、自分に相手選手を引き付けておいて空いている味方にボールを出すのが得意です。ボールを見つつ間接視野で味方をとらえているのか、その逆か。
もちろんサイドからのクロスボールも正確です。彼のアシストにはいろいろなパターンが含まれていそうで興味深いですね。
↓長いので飽きたら飛ばしてネ。
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— Goal Japan (@GoalJP_Official) March 31, 2020
シュート技術が巧み
基本的には味方をお膳立てすることが多いL・アルベルトは、当然ですが自分でシュートを狙うこともあります。キックの精度が高いのでシュートも上手です。
ゴール前に張る選手ではないのでエリア内からのこぼれ球をプッシュする得点パターンが多めですね。キレイに合わせるのが難しいボレーシュートもきっちりミートできます。
加えて、ゴールまで距離がある位置から直接フリーキックを狙うこともあります。それだけキックの精度が信頼されているということでしょう。
2017-18はセリエAで11ゴールを記録していますから、ミッドフィルダーとしてはなかなかの得点力です。
今回のまとめ
今回はラツィオ所属でスペイン代表、ルイス・アルベルトのプレースタイルなどを紹介しました。
2018-19はシモーネ・インザーギ監督のもと、コッパ・イタリアを制覇したラツィオ。そのため、2冠以上が欲しくなってくるところです。
L・アルベルトはインザーギ監督とほど同じタイミングでラツィオのトップチームに来ましたから、相互理解も進んでいるでしょう。セリエAでもより高い順位を狙ってほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!