インテル所属アルトゥーロ・ビダルのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はバルセロナからインテルへ移籍した、チリ代表ミッドフィルダーのアルトゥーロ・ビダルを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417580.htmlhttps://www.transfermarkt.com/arturo-vidal/profil/spieler/37666 )

A・ビダルの経歴

アルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)は1987年の5月に、チリのサン・ホアキンで生まれました。チリの首都、サンティアゴにある街です。

ビダルはユース時代にチリのメリピージャやCSDコロコロに所属していました。2005年1月にコロコロU-19からトップチームへ昇格しています。2006年はリーグ戦19試合に出場。

2007-08にドイツのレヴァバークーゼンへ移籍します。初年度からブンデスリーガで24試合に出場するなど定位置を確保していきます。

レヴァークーゼンでは年々出場を増やしていき、4年目の2010-11にはブンデスリーガ33試合で10得点を記録しています。中盤の選手としては優れた数字ですね。

2011-12からイタリアのユヴェントスに加入します。ここでも加入した年からしっかり活躍し、セリエAで33試合に出場。2013-14には32試合11ゴールとまたも2ケタゴール。

2015-16にはドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍。ドイツ王者にあっても存在感を発揮しますが、コンディション不良で出場を減らした時期もありました。最終的に3シーズン在籍。

2018-19にスペインのバルセロナへ移籍します。テクニカルな面が目立つチームですが、激しく戦えるビダルのキャラクターが印象的に映りました。

2020-21にイタリアのインテルへ加入。ユヴェントスに所属していた時代以来のイタリア復帰となりました。戦う男ぶりをまだまだ見せて欲しいところ。

チリ代表にはU-20から招集され、ほぼ同時期からA代表にも呼ばれているようです。A代表の主要大会は2010ワールドカップから出場。コパ・アメリカ2015と2016ではチリの連覇に大きく貢献しています。

A・ビダルのプレースタイル

南米らしいファイター系のMF

そんなアルトゥーロ・ビダルですが、ポジションはミッドフィルダー。真ん中が主戦場のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右

中盤であれば様々な位置に対応し、下がりめのアンカー以外に攻撃的ミッドフィルダーも務められます。試合状況やスコアに応じて使い分けができますね。

ビダルの身長は180センチです。まずまずのサイズがあり、さらに横幅と厚みも備えたガッチリした体格をしていて身長以上に大きく見える気がします。

ビダルの特徴は、その体格を武器にした接触をいとわない激しいディフェンスです。いかにも南米で鍛えられた戦う男というイメージですね。

まずスライディングが深いです。相手の保持しているボールを狙いつつ脚ごと払いにいくタックルをよく繰り出しますので、中途半端なボールの持ち方をすると強奪されてしまいます。

もちろんレフェリーから「ボールに対してプレーしていない」と判断されると警告を受ける可能性も高いハードタックルですが、身を挺してチームのピンチを救ってくれます。

加えて、上記のようなゴツい身体をしているので接触に強くショルダータックルも強烈です。試合開始時、あいさつ替わりによくガツッと当たりにいきますね。

なにぶんパワフルな選手なので、ボールホルダーもビダルに接近される前にボールをさばかないと力でねじ伏せられてしまいます。そういったゴリ押しができる選手です。

水準以上の得点能力

ハードなディフェンスの印象が強いビダルですが、得点感覚にも優れている選手です。でないとミッドフィルダーでリーグ戦2ケタゴールはなかなか記録できません。

ビダルは見た目どおりにパワーのあるシュートを多少ゴールから離れた位置からでも放つことができます。

加えて、時には生粋のストライカーのような美しいループシュートを打つこともあります。ビダルの備えている高い技術がうかがえますね。

また、身長と接触への強さからヘディングも得意でセットプレーでも脅威になります。勢いを持ってクロスボールに飛び込まれると止めるのは難儀するでしょう。

ゴール前に進出する積極性

ディフェンシブな面に加え、得点能力も備えているビダル。中盤の選手にもかかわらず多くの得点を取れるのは、果敢にエリア内へ飛び込んでいくからです。

セントラルミッドフィルダーの選手には守備対策でそこまで積極的に攻撃参加しない選手も多いですが、ビダルはかなり思い切って深い位置までポジションを取りに行きます。

スペースがあれば2列目からフリーランニングをしてボールを受けようとしますから、チームの攻撃に彩(いろどり)を添える選手とも言えるのではないでしょうか。

↓2列目からの飛び出しは捕まえづらい。

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今回のまとめ

今回はインテル所属で、チリ代表アルトゥーロ・ビダルのプレースタイルなどを紹介しました。

途中出場で流れを変える選手としても重宝されるビダルですが、タフなディフェンスや果敢な攻撃は年齢を重ねた今でもスタメンを張れるほどの圧力があります。

イタリアで再びスクデットを掲げるビダルを見ることはできるのでしょうか。全くもって目が離せませんね。期待しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!