ナポリ所属ピオトル・ジエリンスキのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はナポリ所属で、ポーランド代表ミッドフィルダーのピオトル・ジエリンスキを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/492573.html https://www.transfermarkt.com/piotr-zielinski/profil/spieler/181136)

P・ジエリンスキの経歴

ピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)は1994年の5月に、ポーランドのゾンプコヴィツェ・シロンスキエで生まれました。難しい名前の土地ですが、チェコとの国境が近い街です。

ジエリンスキは少年期こそポーランドでプレーをしていましたが、早い段階から拠点を海外に移しています。2011年にイタリアのウディネーゼへ加入しました。

2011-12からプリマヴェーラ(ユースリーグ)でプレーし始めると、2012-13にはプリマヴェーラに所属しながらトップチームにも召集されてセリエAの9試合に出場しています。

2014-15にエンポリへローン移籍しました。前年にウディネーゼで大した出番がなかったからかも。ローン先では活躍し、2015-16はセリエAで35試合に出場して5得点を記録しています。

2016-17に完全移籍でナポリへ加入。すると加入当初から出番を得てセリエAで36試合、チャンピオンズリーグで7試合、コッパ・イタリアで4試合に出場しました。

その後も主力に定着して継続的にプレータイムを確保。2019-20はセリエAの37試合に出場し、コッパ・イタリア制覇にも貢献しました。

ポーランド代表ではU-15からコンスタントに出場。A代表の主要大会はEURO2016が初出場で、2018ワールドカップの日本戦にも出ていましたね。

P・ジエリンスキのプレースタイル

ドリブルの推進力があるMF

そんなピオトル・ジエリンスキのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は中央のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右

より前めの攻撃的ミッドフィルダーに入ることもありますし、左サイドに張った位置を担当することも多いです。ウイングでプレーした経験も少しある模様。

ジエリンスキの身長は180センチです。なかなか中盤のプレーヤーとしてはサイズに恵まれていますが、彼はどちらかというと技巧派の選手です。

彼の特徴に挙げられるのは、優れたボールコントロール能力です。足下でボールを受けると、ボールロストを極力せずに前に運ぶことができます。

身体的なスプリント力で突破していくよりも、巧みなボールタッチで相手を剥がすのが上手です。鼻先で相手をかわしたり、低速で相手を来させて逆を取ったり。

また相手をかわしていくだけでなくタメを作ってくれるのが良いところで、ボールを持ってフラフラ動きながら味方の動き出しを待ってそこにパスをさばくことができます。

そういった意味でもボールの預けどころとしても有効でしょう。後ろ向きの状態でボールを受ける際に相手が迫っていても、ターンして入れ替わる余裕がある選手です。

味方からしてもパスを出しやすい選手かもしれませんね。独特のリズムでボールを触って運んでいくミッドフィルダーです。

↓エレガントなナツメグ(股抜き)。

クロスの精度が良い

左サイドハーフでプレーすることもあるジエリンスキですから、クロスボールを入れる機会もなかなかに多くなります。もちろんピッチ中央からさばくこともありますが。

彼は球足の長いボールも正確に蹴る力があり、なおかつ遠いところもしっかり見えています。視野の広さはボールテクニックに余裕があるから生まれてくるのかもしれませんね。

特に左サイドから右足でクロスを入れると、ゴール方向に曲がっていくイングイング回転になりますから守備側もオウンゴールしやすいです。味方は少しでも触ればゴールにしやすい。

↓良いところを見てます。

まずまず得点に絡める

基本ポジションがセントラルミッドフィルダーのジエリンスキは、たびたびゴール前に出没するタイプではないでしょう。ペナルティアークあたりにはよく来ます。

そのため際立ってゴールに直結するプレーが多いわけではありませんが、2016-17リーグ戦で5ゴール6アシストという得点関与を記録しています。

距離があるコントロールショットも上手いですし、逆サイドから流れてきたクロスボールを大外から押し込むこともあります。チームの調子次第では得点関与も増えそうですね。

↓正確なシュートでドッピエッタ。最後だけメルテンス。

↓ミドルレンジが得意そう。

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今回のまとめ

今回はナポリ所属でポーランド代表、ピオトル・ジエリンスキのプレースタイルなどを紹介しました。

ナポリは2019-20にアンチェロッティ監督解任からガットゥーゾ監督就任、コッパ・イタリア制覇という慌ただしくも収穫があるシーズンを過ごしました。

モチベーターとしても、そして守備組織の構築も良さげなガットゥーゾ監督のもと、これからどんなプレーをイタリア内外で披露してくれるのでしょうか。ジエリンスキに期待しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!