この記事でわかること
今回はミラン所属で、コートジボワール代表ミッドフィルダーのフランク・ケシエを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/541517.html https://www.transfermarkt.com/franck-kessie/profil/spieler/294808)
F・ケシエの経歴
フランク・ケシエ(Franck Kessie)は1996年の12月に、コートジボワールのウラガイオで生まれました。同国の内陸部で、南寄りにある街のようです。
ケシエはキャリアの初期を母国のStella Club d’Adjaméでプレーしていました。カタカナをふるなら「ステラ・クラブ・ダジャメ」 ってところでしょう。
2014-15冬の移籍市場でイタリアのアタランタへローン移籍。するとプリマヴェーラ(ユースリーグ)で7試合に出場し、セリエAにてトップチームの試合でベンチ入りもしています。
2015-16に完全移籍でアタランタへ加入し、同シーズンはチェゼーナFCへ期限付き移籍しました。チェゼーナではセリエBの37試合に出場し、ポテンシャルの高さを披露。
2016-17にアタランタへ戻ると、さっそくセリエAで30試合に出場して主力に定着。トップリーグにも通用することを証明します。
2017-18にミランへローン移籍しました。1年目にセリエAで37試合に出場、2018-19に34試合に出場と難なくチームに溶け込みます。2019-20からミランに完全移籍しました。
コートジボワール代表にはU-17から出場しています。A代表の主要大会はアフリカネーションズ2017からプレー。タレントが多い国なので、これから伸びてきそうです。
F・ケシエのプレースタイル
ぶ厚い体格を誇るMF
そんなフランク・ケシエのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。基本的には中央のセントラルミッドフィルダーに入ります。利き足は右。
フォーメーションによっては守備的ミッドフィルダー扱いにもなりますね。また、チェゼーナ時代に少しですがセンターバックで起用された経験もあるようです。
ケシエの身長は183センチです。中盤の選手としてはなかなかのサイズがありますし、彼の場合はとても厚みのある体格をしています。
彼の特徴に挙げられるのは、このフィジカルを生かした中盤でのディフェンス能力の高さです。同僚曰く、「筋トレをしないがフィジカル最強」とのこと。A・トラオレ系ですね。
やはり接触プレーへの強さを発揮した肩でのタックルが際立っていて、自陣に引いた守備でも相手のカウンター阻止でもかなり効いています。肩で当たられると、相手はまともにプレーできません。
ディフェンダーの前に彼のような強力な潰し役がいると最終ラインは助かります。ポジションを離れたセンターバックのカバーに入って最終ラインに混ざっても穴になりづらいのは大きい。
またケシエは運動量が多いタイプの選手で、自陣の低い位置まで下がることもあればポジションを上げて守備しに出掛けることもあります。カバーエリアの広さは魅力のひとつですね。
時にゴール前へ進出する
前述のようにケシエは運動量が多い、よく走ってくれる選手です。それは攻撃においても変わらず、色々な場所に顔を出してくれますね。
最終ラインからボールを引き出したかと思えば、ペナルティエリア内に出没することもあります。特に味方が深くえぐって、相手の守備ラインを下げてくれているときなど。
そういった流れでシュートまでケシエが持ち込むことも少なからずあり、2017-18はリーグ戦で7得点をマークしています。もちろんヘディングでの競り合いでも怖い選手です。
パスの展開力はまずまず
基本のポジション自体は低めのケシエですから、ビルドアップの際に味方センターバックやキーパーからボールをもらって他にパスをさばくことはよくあります。
ショートパスを使って足下で繋ぐ、球足の長いボールを蹴る。ボール回しは比較的シンプルにこなしている印象です。クリエイティブな選手ではないでしょう。
後ろから展開するより、自分も前めのポジションに動いて攻撃に厚みをもたらす方が彼らしい気がします。汗かき役をいとわない選手ですから。
今回のまとめ
今回はミラン所属でコートジボワール代表、フランク・ケシエのプレースタイルなどを紹介しました。
ミランに来て数年が経ち、ケシエよりさらに若い選手も増えてきました。そんな後輩たちにハードワークの神髄を教えるのも彼の役割になっているかもしれません。
2010年代は低調なミランが上向きかけている昨今ですから、一番大事な走る精神をケシエには背中で周囲に見せていって欲しいところですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
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