インテル所属アレクサンダー・コラロフのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はローマからインテルへ移籍した、セルビア代表ディフェンダーのアレクサンダー・コラロフを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417473.htmlhttps://www.transfermarkt.com/aleksandar-kolarov/profil/spieler/46156 )

アレクサンダー・コラロフの経歴

アレクサンダー・コラロフ(Aleksandar Kolarov)は1985年の11月に、セルビアのベオグラードで生まれました。内陸にある同国の首都ですね。

コラロフは少年期、セルビアの名門レッド・スター・ベオグラードのユースに所属していました。現地語ではFKツルヴェナ・ズヴェズダと呼ばれるチームです。DAZNの実況はこっち。

1999年からレッド・スターに在籍し、2004年1月にFKチュカリツキへ移籍。2004-05からトップデビューしています。その後はOFKベオグラードでもプレー。

2007-08にイタリアのラツィオへ加入しました。1年目からセリエAで24試合に出場と、なかなかのプレータイムです。2008-09はコッパ・イタリアの優勝に貢献し、2009-10にはセリエAで33試合に出場する活躍を披露。

2010-11にイングランドのマンチェスター・シティへ移籍します。シーズン中盤から調子を上げて、プレミアリーグ24試合出場とFAカップ優勝という成績でしたので上出来。

↓シティでも一緒だった2人

2013-14はプレミアリーグで30試合に出場します。リーグ優勝を達成したうえに、カラバオカップでも決勝はフル出場して制覇。見事に二冠です。

2017-18にローマへ移籍します。まさかラツィオのライバルへ行くとは。1年目からセリエAで35試合に出場し、チャンピオンズリーグでもオリンピコの奇跡を成し遂げてベスト4入り。

2020-21からインテルへ加入。コンテ監督は3バックに両ウイングバックを置くので、そこでの起用になるのでしょうか。注目ですな。

セルビア代表ではU-21から招集されています。A代表の主要大会では2010ワールドカップから出場。2018W杯でも、名手K・ナバスから直接フリーキックでゴールを奪っていますね。

A・コラロフのプレースタイル

左足の精度を生かした攻撃力

そんなアレクサンダー・コラロフのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。本職は左サイドバックです。利き足は左

他にも中盤の左サイドでプレーできるほか、最終ラインの真ん中センターバックにも対応します。現在は、後者に関してはピンチヒッター的な感じでしょうが。

コラロフの身長は187センチです。センターバックの経験もあるだけに、けっこう大きい選手です。サイドでこのサイズは存在感がありますね。

もちろんそのサイズも魅力的ですが、コラロフは左足のキック精度が非常に際立っている選手です。そのため、攻撃でより持ち味を発揮できます。

攻め上がってからゴール前に供給するクロスボールの質がとても良いのがコラロフで、左サイドの張った位置でボールを受けることが多いです。

キックのバリエーションも持ち合わせているようで、左足のアウトサイドキックやワンタッチでのクロスボールでも良いものを見せてくれます。

加えて、ピンポイントではない低めの位置からのアーリークロスもよく見せる選手です。味方に「飛び込んで来い」というような速くて鋭く曲がるボールが良いですね。

年齢的な身体能力の衰えで深い位置まで入り込めなくてもコラロフにはこの飛び道具がありますから、浅い位置でも要警戒です。

ちなみにドリブルの技巧もあるようで、ダブルタッチなどのテクニカルな足さばきを時折披露しています。

直接FKも恐ろしい正確性

クロスの精度が高いコラロフは、当然セットプレーのキッカーを務めることが多いです。コーナーキックや間接フリーキックもチームの武器になりますね。

さらに、彼は直接フリーキックでのシュートも大得意です。曲がって落ちるボールを毎回のようにゴール隅に蹴り込んできますので、守る方も大変。

守備側の壁を越してもその後にボールが変化して落ちてきますので、壁に入る選手たちの意思疎通が乱れただけでも命取りになりますね。

PKのキッカーを務めることもありますし、キックはコラロフに任せておけば…くらいの雰囲気があるのかも。

個人的な要望として、メッシとフリーキックチャレンジみたいなもので対決してほしいものです。

↓恐怖のコラロフ劇場。

守備力の安定感はまずまず

最終ラインからの攻撃参加でチームに大きく貢献するコラロフですが、長身を生かした守備も評価されているものと思います。

187センチのサイドバックはあまりいませんから、サイドでハイボールの競り合いに持ち込まれてもほとんど苦にしないのが良いですね。

ただ、レイトチャージを犯したりという場面もところどころに散見されます。警告の対象になりやすいので注意してほしいものです。中央で使うのは怖いかも。

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今回のまとめ

今回はインテル所属でセルビア代表、アレクサンダー・コラロフのプレースタイルなどを紹介しました。

かなりのベテランであるコラロフですが、自慢の左足キックは全く衰えを感じさせません。依然として猛威を振るっています。

インテルの上位キープやカップ戦のタイトル獲得のためにも、ぜひとも左足から相手チームを恐怖に陥れるようなボールをガンガン蹴り込んでいってほしいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!