この記事でわかること
今回はチェルシー所属で、イングランド代表フォワードのタミー・エイブラハムを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/632845.htmlhttps://www.transfermarkt.com/tammy-abraham/profil/spieler/331726 )
T・エイブラハムの経歴
タミー・エイブラハム(Tammy Abraham)は1997年の10月に、イギリス(イングランド)のロンドンで生まれました。フットボールには事欠かない街。
エイブラハムは2004年からチェルシーのアカデミーに在籍しています。2014-15はプレミアリーグ2(ユースリーグ)で11試合に出場し、2015-16には18試合で9得点を記録しています。
なお2014-15と2015-16にわたって、ユースカテゴリーのUEFAコンペティションとFAカップを2冠×2連覇しています。後者のシーズンはトップチームでも出場歴あり。
2016-17はブリストル・シティへローン移籍します。そのシーズン、2部リーグのチャンピオンシップでは41試合に出場して23得点を記録。
2017-18はスウォンジー、2018-19はアストン・ビラへとシーズンごとに期限付き移籍で武者修行を繰り返します。2018-19はチャンピオンシップで37試合に出場して25得点。
2019-20から保有元のチェルシーに復帰しています。ようやくトップチームで活躍する機会が巡ってきましたね。
イングランド代表にはU-18から招集されています。A代表ではEURO2020の予選から出場機会をゲット。期待のヤングスターです。
T・エイブラハムのプレースタイル
大型ながらよく動けるFW
そんなタミー・エイブラハムのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職は中央のセンターフォワードです。利き足は右。
他にも左右に開いた位置のウイングでプレー可能です。サイズを考えて真ん中がメインなのでしょうけど、この適正は魅力ですね。
エイブラハムの身長は191センチです。ゴール前に陣取って高さ勝負するにしても、サイズは文句なしのものを持っています。細身にも見えますが、なかなかのパワーもあります。
彼の特徴に挙げられるのが、190オーバーの身長に加えてスプリント力にも優れていることです。大柄でも俊敏に動き回ることができます。
エイブラハムは守備側の背後を狙う動きが得意な選手で、スペースがあると持ち前の素早い動き出しでボールを引き出すことができます。
サイズがある選手なので、ハイボールでもそのままヘディングシュートに持っていけます。前線のターゲットという意味でもこの機敏な動きは良い味があります。
また、左右のウイングでプレーできることも影響しているのでしょう、サイドに流れてボールを受け攻撃の起点になることもあります。前線で幅広く動けるのは面白いですね。
相手ディフェンス陣で誰がマークに付くか一瞬迷ったり、センターバックを釣り出したりすることも期待できます。
↓素早く動いてゴールカバー。
Match-winning goal ✅
Match-winning save ✅Incredible defending from @ChelseaFC's @TammyAbraham 👏 pic.twitter.com/8Vg7cRoNil
— Emirates FA Cup (@EmiratesFACup) February 12, 2021
時にはポストプレーも
エイブラハムはサイズと力強さを持っているので、カウンター攻撃など周囲に味方がいない時にボールの預けどころになることもあります。
彼のボールキープは強さもありますし、サイズがあるのでヘディングで味方にボールを落とすこともできます。彼でワンクッション置くぶん、味方が動く時間を作り出せます。
パワー重視のフォワードではないのでポストプレーの潰されにくさは際立って高くはないでしょうけども、サイズとスピードと一定のパワーがあるのは大きいですね。
頭でも足でも得点を
サイズがありつつ動きも良いエイブラハムは、その得点方法も色々ありますね。ヘディングはもちろんのこと、足先ワンタッチでゴールに流し込むのも上手。
ロングレンジのシュートこそ少なめでしょうけども、得点パターンの豊富さは魅力のひとつでしょう。キックの技術自体がしっかりしています。
長めの距離を走るロングカウンターでもフィニッシュまで持ち込めるのは、相手からするとけっこうな脅威になってくるでしょうね。
↓足下でおさめて、冷静にシュート。
Nothing sweeter than a late winner in a London derby! 🤩 @TammyAbraham#ARSCHE pic.twitter.com/vDqrH6bk8B
— Chelsea FC (@ChelseaFC) December 29, 2019
↓速さがあるので横からのボールに強いです。
Tammy Abraham can't stop scoring in the #EmiratesFACup for @ChelseaFC 🔥 pic.twitter.com/NN6iApzSLv
— Emirates FA Cup (@EmiratesFACup) February 11, 2021
今回のまとめ
今回はチェルシー所属でイングランド代表、タミー・エイブラハムのプレースタイルなどを紹介しました。
チャンピオンシップでの武者修行を終えてチェルシーに復帰したエイブラハムには、2019-20開幕前の補強を禁止されたクラブから大きな期待がかかっています。
F・ランパード新監督のもと、困難な状況下にあるチームを得点という目に見える結果で救い出すことができるか注目です。期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
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