この記事でわかること
今回はローマ所属で、イタリア代表ミッドフィルダーのロレンツォ・ペッレグリーニを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/524127.htmlhttps://www.transfermarkt.com/lorenzo-pellegrini/profil/spieler/286297 )
L・ペッレグリーニの経歴
ロレンツォ・ペッレグリーニ(Lorenzo Pellegrini)は1996年の6月に、イタリアのローマで生まれました。いつかは旅行してみたいですね、ローマ。
ローマ育ちのペッレグリーニは、10歳になるくらいの頃にASローマのユースへ入団しました。根っからのローマっ子なわけですね。そのままローマユースで成長。
彼は2013-14に、U-17からU-19カテゴリーへ昇格しました。2013-14はU-19のユースリーグで22試合に出場して6得点を記録しています。これは見事。
それだけでなくU-19に身を置きながら、セリエAの1試合でトップチームのベンチに入る経験もしていました。翌2014-15にはセリエAでの初出場も飾っています。
2015-16にサッスオーロへ移籍。そのシーズンが本格的なトップカテゴリー&セリエA参戦になったわけですね。移籍先がセリエBなどの下部リーグじゃないところがすごい。
2015-16はセリエAで19試合に出場するなど、ルーキーとしてはなかなか。2016-17はプレータイムを伸ばし、28試合に出場して6得点という成績を残します。
2017-18にローマへ完全移籍し、古巣に復帰しました。サッスオーロでの経験を生かしてか、復帰1年目からセリエAで28試合に出場するなど存在感を発揮しています。
2018-19は怪我の影響もあってセリエAでは25試合の出場でした。もっともっと見たい選手なので、今後の活躍にも大いに期待がかかります。
イタリア代表にはU-19から招集されています。A代表では2018-2019のネーションズリーグから出場しています。アッズーリの復活をペッレグリーニに託しましょう。
L・ペッレグリーニのプレースタイル
配球で違いを作り出せる
そんなロレンツォ・ペッレグリーニのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。中央のセントラルミッドフィルダーを主に務めます。利き足は右ですが両足とも器用。
フォーメーションによっては下がりめの守備的ミッドフィルダーも担当しますし、ボールテクニックがあることから攻撃的な位置にも入ります。
ペッレグリーニの身長は186センチです。サイズに恵まれた選手ですが、大きさや強さよりも上手さが際立つプレーを彼は披露してくれます。
中盤に位置取るペッレグリーニはパスさばきが非常に上手です。広い視野とキックの技術に特別なものを持っていますね。
距離を出すロングボールは精度が高く、サイドチェンジなどで攻撃の局面を簡単に変えることができます。
また、低めの位置から前線の味方へ正確な縦パスをズバッと通すのにも余裕を感じます。パスコースを見つけるのが上手なんですね。
加えて、ペッレグリーニは決定機に繋がるチャンスメイクも得意としています。攻撃的な位置でもゴールに結び付く仕事ができる選手です。
ペナルティエリアの少し外側あたりに位置取り、ゴール付近の味方へチャンスボールを届けるあたりにペッレグリーニのプレービジョンがうかがえますね。
ボールを自分で保持してタメを作り、味方の動きに合わせてピッタリのアシストパスを通すことができます。遠いサイドの味方も良く見えている選手です。
時にはチップキックのように軽く浮かせた難しい球も出しますし、セットプレーのキッカーも担当します。周囲からもキックの評判が良いのでしょう。
↓こんな際どいアシストができます。
Pellegrini’s pass 🤤
Džeko’s finish 😎🎈 Happy birthday @EdDzeko! 🎈#UEL | @ASRomaEN | #HBD pic.twitter.com/catJdlV0Ck
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) March 17, 2020
ボールコントロールが達者
ペッレグリーニの技術力は味方への配球にとどまりません。足下にボールがある時のキープ力も見事なものを持っていますね。
サイズがある選手なので、コンタクトを受けながらキープできるのが大きいです。それに加えて繊細なボールタッチも見せてくれます。
細かくボールを突っつきながらドリブルで進み、相手ディフェンダーを鼻先で避けるシーンも少なくありません。
サイドアタッカーではないのでゴリゴリにドリブルで仕掛けるわけではないと思いますが、時折ドリブルでアクセントを付けられるのは魅力のひとつです。
シュート精度が高い
ポジションが中盤の真ん中あるいは後ろめのことが多いペッレグリーニは、そこまでシュートを打つ機会に恵まれていないと思います。
ただ、ペナルティエリアからのこぼれ球をシュートに繋げることもありますし、クロス精度からも予想できるようにシュートも正確で上手です。
特にゴールの隅を狙うコントロールショットが上手な印象。キーパーからしてもノーチャンスなボールを蹴り込んでくるのは間違いなく脅威でしょうね。
今回のまとめ
今回はローマ所属でイタリア代表、ロレンツォ・ペッレグリーニのプレースタイルなどを紹介しました。
2019-20はローマに復帰して3シーズン目になります。2018-19にローマは不振による監督交代などもあり思うような結果を残すことができませんでした。
ペッレグリーニは中盤で大きな存在感を発揮できる選手なので、彼の活躍でチームの状態も変わってきます。より一層のブレイクを期待したいところですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
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