ミラン所属イスマエル・ベナセルのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はミラン所属で、アルジェリア代表ミッドフィルダーのイスマエル・ベナセルを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/838541.html https://www.transfermarkt.com/ismael-bennacer/profil/spieler/351816)

I・ベナセルの経歴

イスマエル・ベナセル(Ismael Bennacer)は1997年の12月に、フランスのアルルで生まれました。彼はフランスとアルジェリアの二重国籍です。

ベナセルは2004年からACアルル・アヴィニョンに所属していました。2014-15にACアルルでトップデビューし、そのシーズンにリーグ2で6試合に出場しています。

2015-16にイングランドのアーセナルへ移籍。プレミアリーグ2(ユースリーグ)で12試合に出場したほか、カラバオカップではトップチームでも1試合プレーしました。

2016-17はプレミアリーグ2で12試合に出たのち、冬の移籍市場でフランスのトゥールFCに期限付き移籍します。トゥールでは半年でリーグ2の16試合に出場となかなか。

2017-18にイタリアのエンポリへ加入します。1年目からセリエBの39試合に出場してチームの1部昇格に貢献すると、2018-19もセリエAで37試合プレーする活躍ぶりを披露。

2019-20からミランへ移籍しています。このシーズンはセリエAの31試合とコッパ・イタリアの4試合に出場。名門復活への欠かせない戦力となるでしょう。

ナショナルチームはU-18フランス代表から出場歴があります。A代表ではアルジェリア代表を選択。アフリカネーションズカップ2019では優勝も経験しました。

I・ベナセルのプレースタイル

パスの展開力が良い

そんなイスマエル・ベナセルのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は下がりめの守備的ミッドフィルダーです。利き足は左のレフティー。

フォーメーションによってはセントラルミッドフィルダーでのプレーになりますが、いずれにしろ低めの位置で活躍する選手となります。

ベナセルの身長は175センチです。わりと小柄な選手でして、ピッチ上で探してもその意味では見つけやすいと思います。ただ、存在感は大きいです。

彼の特徴として挙げられるのは、攻撃時にボールを配球する能力です。キックの精度が良く、球足の長いパスもすんなりと通すことができます。

セットプレーのキッカーを務めることもありますね。特にサイドチェンジで上手さが際立つのではないでしょうか。中盤の底からピッチが良く見えている選手ですね。

また、配球で相手の急所を突くことも珍しくありません。相手のディフェンスと中盤のライン間に差し込む縦パスや、守備陣の裏を狙う浮き球も得意にしています。

ポジション柄、アシストの数は多くありませんが、彼がいるのといないのでは攻撃でのボール循環がかなり変わってくることでしょう。

ボールキープが巧み

配球能力で違いを出せるベナセルは、足下でボールを処理するのも上手です。もちろん、ドリブラーという類の選手ではありませんが。

少数派である左利きの司令塔ということで、相手もボール奪取しにくいのかもしれませんね。スルスルボールを動かして相手を避けて、空いている味方にボールをさばくことができます。

また小柄なこともあって寄せてくる相手が自分より大きいと、覆いかぶさられて潰されることでファールに見られやすいという裏技もあります。

球際でファイトできる

中盤でせっせとボールをさばくベナセルには、ディフェンス面でのタスクも大きいものが科せられます。引いて守る時はセンターバックの眼前を固めなければいけません。

彼は小柄なわりに、なかなか激しい守備を見舞う選手です。相手の足下へ深いスライディングを繰り出す、戦える司令塔と言えます。対戦相手は彼が大柄だったらと考えるとゾッとするでしょう。

加えて運動量も豊富で、試合を通してファイトする守備や攻撃での細かなポジションチェンジを続けることができますね。

↓某試合の「マエストロ」、背番号4のベナセル。

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今回のまとめ

今回はミラン所属でアルジェリア代表、イスマエル・ベナセルのプレースタイルを紹介しました。

2019-20からミランに加わって、さっそく欠かせない戦力になっているベナセル。代表でもタイトルを獲得しており、ノリにノッていると言えそうです。

近年はタイトルに見放されていたミランですが、ズラタン降臨を機に風向きが変わりつつあります。名門復活へのベナセルの貢献から目が離せませんね。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!