この記事でわかること
今回はイタリア代表ディフェンダー、ラツィオ所属で背番号33番のフランチェスコ・アチェルビを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/524100.html . https://www.transfermarkt.com/francesco-acerbi/profil/spieler/131075)
F・アチェルビの経歴
フランチェスコ・アチェルビ(Francesco Acerbi)は1988年の2月に、イタリアのヴィッツォーロ・プレダビッシで生まれました。北部ミラノ郊外にある街です。
アチェルビはFCパヴィーアのユースで育ち、2005/06にパヴィーアでトップデビューしています。このシーズンはセリエCの1試合に出場しました。
2010/11にレッジーナへ移籍すると、1年目からセリエBの40試合に出場に出場する活躍を見せます。2011/12からキエーヴォ・ヴェローナに加入、2012/13にミランへ移籍しました。
2013/14にサッスオーロへ加入します。2年目あたりからポジションを掴むと、2016/17と2017/18はセリエAの38試合に出場。おそらく2年連続でチームの公式戦全部に出ています。
2018/19からラツィオへ加入。移籍金は1050万ユーロ。このシーズンからチームの主軸としてプレーし、セリエAは37試合に出場。コッパ・イタリアでは優勝にも大きく貢献しています。
イタリア代表にはアンダー世代の出場がないようです。A代表の公式戦は2019年のEURO予選がデビューとなっていますね。
F・アチェルビのプレースタイル
長身で安定感のあるDF
そんなフランチェスコ・アチェルビのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。専門的に中央のセンターバックを務めます。利き足は左のレフティー。
アチェルビの身長は192センチです。ゴール前を守るのに文句のない長身であり、身体の強さもしっかり持ち合わせていますね。屈強と表現することができます。
やはりエアバトルには相当強く、簡単なクロスは難なく跳ね返すことができるセンターバックです。セットプレーでも相手の最も危険な選手をマークするでしょう。
彼の特徴に挙げられるのは、味方の出た穴を埋めるカバーリング能力です。隣のセンターバックやサイドバックがボールに行ったところを上手くカバーしてくれます。
自陣に穴を作らず後ろから入ってくる相手を捕まえられますし、出た味方が相手のクロスをブロックできずに上げられてしまっても危険な場所をアチェルビが押さえられるのが大きいです。
また、相手のボールホルダーと対峙した際に落ち着いた対応を見せてくれるのも魅力です。下手にボールを突っつきにいって剥がされるシーンは目立ちません。
大柄なだけあって彼はスピードに持ち味があるタイプではないと思います。積極的にチャレンジへ行くよりも、コースの限定や相手を遅らせることを重視している印象ですね。
↓ある一定期間、一切ドリブルで抜かれなかったというデータ。
18 – No opposition player has completed a dribble past Francesco #Acerbi in the 2019/20 campaign: he is the only top-5 European leagues outfield player with 18 or more apps to have this record. Prohibition. #LazioCluj
— OptaPaolo (@OptaPaolo) November 28, 2019
キックの精度が良い
大きい身体と堅いディフェンスでチームを最後尾から締めてくれるアチェルビですが、攻撃での貢献も見逃せない選手です。器用さもあるプレーヤーですね。
キックの正確性を持ち合わせていて、中盤を省略した縦パスや浮き球のフィードも得意にしています。自陣でのパス交換に終始せず、野心的なパスも狙えます。
綺麗にパスが通れば決定機に繋がりますし、その一歩手前へのパスでも攻撃のアクセントになりますから重要な能力でしょう。
なかなかの得点力
配球面で攻撃に彩りを加えるアチェルビは、長身ですので自らセットプレー経由でゴールを狙えます。確実にクロスボールのターゲットになりますね。
彼はリーグ戦で4ゴールを複数のシーズンで記録したことがあり、ディフェンダーとして必要十分な得点力を有していると言うことができます。
彼が頭で決めても良いですし、ニアでフリックしたりファーで折り返したりで味方が得点する機会も持てます。セットプレーのパターンに幅が出るのは大きいです。
今回のまとめ
今回はイタリア代表ディフェンダー、ラツィオ所属で背番号33番のフランチェスコ・アチェルビのプレースタイルなどを紹介しました。
彼が長身屈強なディフェンダーでカバーリングを得意とし、配球面や自ら取る得点で攻撃でもチームに貢献できるとおわかり頂けたかと思います。
ベテラン選手のアチェルビですが、もともとスピードなど衰えやすい面を武器にしている選手ではありません。体格と経験を武器に、引き続き安定したプレーを見せて欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!