この記事でわかること
今回はインテル所属で、チリ代表フォワードのアレクシス・サンチェスを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/416610.html https://www.transfermarkt.com/alexis-sanchez/profil/spieler/40433)
A・サンチェスの経歴
アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)は1988年の12月に、チリのトコピヤで生まれました。同国北部にある海沿いの街です。
サンチェスはキャリア初期にデポルテス・コブレロアでプレーしていましたが、まだまだ若かった2006-07にイタリアのウディネーゼへ移籍していきます。
才能を買っての早期獲得だったようで、その2006-07はチリ国内のコロコロへローン移籍。2007-08はアルゼンチンのリーベル・プレートにて同じくローンでプレーしました。
2008-09にウディネーゼでプレーし始めます。1年目からセリエAで32試合に出場すると、2010-11には同31試合に出場して12得点と大きなインパクトを残しました。
2011-12にスペインのバルセロナへ移籍。適応が難しいメガクラブにも年々適応していき、3年目の2013-14はラ・リーガの34試合で19ゴールを挙げています。
2014-15からイングランドのアーセナルに加入します。1年目からプレミアリーグで35試合に出場し、2016-17はリーグ戦全試合の38試合に出場して24得点を記録する大活躍でした。
2017-18冬の移籍市場でマンチェスター・Uへ移籍。その後はあまり結果が出ず、2019-20はイタリアのインテルに期限付き移籍しています。
チリ代表にはU-20から招集されていて、A代表の主要大会には2010ワールドカップから出場。コパ・アメリカ2015と2016の優勝にも貢献しています。
A・サンチェスのプレースタイル
ボールコントロールが得意
そんなアレクシス・サンチェスのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職はサイドの左ウイングです。利き足は右。
また、逆サイドの右ウイングや中央のセンターフォワードに入ることもあります。そのあたりは融通が利いていますね。
サンチェスの身長は168センチです。一般人としても小柄な方ですが、一方でトレーニングの成果なのか筋肉がついていてガッシリした体格をしています。
彼の特徴に挙げられるのは、ボールを足下におさめるのが上手なところです。なかなか相手にボールを奪われない上手さがあります。
持ち前のフィジカルによるボディバランスの良さもあるでしょうけど、寄せてくるディフェンダーをいなしてタメを作ることができる選手です。
スピードをもって突破するというよりはボールを細やかに動かし相手と入れ替わったりと、低速でも小気味よいタッチで逆を取っていくドリブルの印象です。
また、相手ディフェンスラインと中盤のライン間でボールを受けターンして前を向くのも得意にしています。狭い場所でも前を向き、決定的な仕事ができますね。
オフザボールの動きが良い
ボールキープや相手のかわし方に持ち味があるサンチェスですが、足下でボールを受けるだけの選手ではありません。スペースでボールを受けることも少なくありません。
空きスペースへの飛び出しをすることによって相手のディフェンスラインを下げることができますし、足下だけの選手より守備側は対応しづらくなりますね。
サンチェスがディフェンスラインの背後をとってボールを受けられれば、お得意のボールコントロールでさらなる味方の動き出しも促すことができます。
↓飛び出して受けて、このシュートは上手い。
G⚽️L OF THE DAY
🇨🇱 @Alexis_Sanchez pic.twitter.com/PmwSUQcCkw— FC Barcelona (@FCBarcelona_es) November 28, 2020
チャンスメイクが上手
サンチェスはもちろんキックも上手で、今まで多くの得点を記録してきました。加えて彼は味方へのラストパスも出すことができるウインガーです。
2013-14はリーグ戦で12アシスト、2016-17は11アシストを記録しています。得点力がありお膳立てもできるんですね。味方の動き出しに合わせて丁度良いパスを出してきます。
彼自身がボールを足下でもスペースでも受けるのが大きいのかもしれません。受け手が欲しがるところと出し手が見てくれるところの見極めがあってこそ、得点とアシストが多いんですかね。
今回のまとめ
今回はインテル所属でチリ代表、アレクシス・サンチェスのプレースタイルなどを紹介しました。
マンチェスター・ユナイテッドでは輝けなかったサンチェスですが、彼本来の実力は数字が物語っています。また復活してくれるはず。
活躍の場がどこであれ、彼らしいテクニカルなプレーを披露して欲しいものです。期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!