この記事でわかること
今回はアタランタ所属ディフェンダーのホセ・ルイス・パロミーノを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/645889.html https://www.transfermarkt.com/jose-luis-palomino/profil/spieler/125020 )
J・L・パロミーノの経歴
ホセ・ルイス・パロミーノ(Jose Luis Palomino)は1990年の1月に、アルゼンチンのサン・ミゲル・デ・トゥクマンで生まれました。「パロミノ」という表記も見かけます。
パロミノはキャリア初期に、首都ブエノスアイレスのサン・ロレンソでプレーしていました。2008-09にはトップチームでベンチ入りしています。
2009-10にサン・ロレンソでトップデビュー。デビューから2年間は大した出番がありませんでしたが、2011-12はリーグ戦で25試合に出場と上々。
その後は2013-14のアルヘンティノス・ジュニアーズ移籍を経て、2014-15からフランスのFCメスへ加入します。この渡仏は成功だったようですね。
2014-15にリーグ1で24試合に出場すると、2015-16はリーグ2で27試合に出場。存在感を発揮します。2016-17のみブルガリアのルドゴレツでプレー。
2017-18からイタリアのアタランタに加入します。1年目はセリエAで26試合に出場しており、適応が早かったようですね。
さらに2018-19はチームの躍進にも貢献。セリエAで30試合に出場し、リーグ戦は3位フィニッシュ。コッパ・イタリアでは決勝にも進んでいます。
J・L・パロミーノのプレースタイル
対人の強さが売りのDF
そんなホセ・ルイス・パロミーノのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。現在はセンターバックが本職です。利き足は左のレフティー。
レフティーということもあってキャリア初期は左サイドバックを務めることもあった模様。センターバックだと左側に入ることが多いです。
パロミーノの身長は188センチです。サイズに関しては十分で、フィジカルコンタクトをモノともしないパワーもあります。N・オタメンディのようなファイター系でしょうか。
パロミーノの魅力といえば、フィジカルの強さを押し出した対人対処能力の高さです。特に前に出てのボールホルダー潰しが強力ですね。
最終ラインからも、わりと躊躇せずに前に飛び出す印象が強いです。そしてパワーを込めてフィジカルバトルを挑みます。相手のポストプレーヤーからは嫌な存在でしょうね。
加えて、ただパワフルに当たっていくだけでなく良い意味でマンマークがしつこいです。相手が後ろ向きになっても、プレスを続けることが多いですね。完全なる潰し屋です。
ボールを奪いきれれば多少ドリブルで持ち運ぶも良し、前線にボールを送り込みカウンター攻撃の起点になっても良しです。
ボールの奪取に失敗したとしても、ファウルしてでも止める泥臭さがあります。そのためファウルは多めですが、それが自身のタスクだと割り切っているでしょう。
なかなかのキック精度
対人の強さをセールスポイントにしているパロミーノの攻撃力はどうでしょうか。足下の技術に不安を感じるシーンは、さほど多くない印象です。
正確なロングフィードのイメージよりは最後尾からパスを展開する方が彼らしく、そつなく中盤にボールをまわせる選手かと思います。
前述のように彼自身がボールを奪いきってしまえば、ボールを持って前向きにプレーできます。そこから攻撃を展開できれば良いカウンターを発動できますね。
得点はけっこう少なめ
先に名前を挙げたN・オタメンディとは違って、パロミーノの得点数は結構少ないです。得点センスには個人差が出るものですからしょうがない。
とはいえ空中戦の競り合いは相当に強いものを持っているので、彼自身の得点にはならなくてもクロスボールを折り返す等は十分にできるはずです。
相手チームも警戒する選手でしょうから味方のマークが緩くなる可能性もありますし、どこかしらではセットプレーにも一役買っていることでしょう。
今回のまとめ
今回はアタランタ所属、ホセ・ルイス・パロミーノのプレースタイルなどを紹介しました。
歴史的にはプロビンチャ、いわゆる地方の中小クラブに分類されるであろうアタランタですが、近年は躍進を見せています。パロミーノの貢献も大きいはず。
このまま育成やコンペティションの賞金でクラブ規模を拡大していけば持続的にビッグクラブを脅かすことができるでしょう、パロミーノにも期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
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