この記事でわかること
今回はライプツィヒ所属で、スペイン代表ミッドフィルダーのダニ・オルモを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/1071859.html . https://www.transfermarkt.com/dani-olmo/profil/spieler/293385)
D・オルモの経歴
ダニ・オルモ(Dani Olmo)は1998年の5月に、スペインのテラサで生まれました。同国の北東部、バルセロナの郊外にある街です。
オルモはRCDエスパニョールのカンテラから、2007年にバルセロナへ加入しています。バルセロナのカンテラーノです。加入当初は10歳くらい。
バルサでは7年ほど育成年代でプレーしましたが、2014-15にクロアチアのディナモ・ザグレブへ移籍。16歳という年齢でもトップチームの練習に参加できる環境が魅力的だったと彼自身が話しています。
移籍当初はBチームへの加入でしたが、2014-15からトップチームにも召集されてリーグ戦で5試合プレーしています。2016-17にはBチームで10試合、トップで14試合リーグ戦に出場。
2017-18にトップチームに定着してリーグ戦の26試合に出場すると、2018-19は欧州の舞台でも活躍します。チャンピオンズリーグ予選とヨーロッパリーグで合計16試合に出場しました。
2019-20冬の移籍市場でドイツのライプツィヒへ移籍。残りのシーズンだけでブンデスリーガの12試合に出ていて、ドイツでも確かなインパクトを残しています。
スペイン代表にはU-16から出場しています。A代表では2019年のEURO2020予選でデビューを飾りました。EURO2012以来のタイトルを目指して頑張って欲しいものです。
D・オルモのプレースタイル
繊細なキックが持ち味のMF
そんなダニ・オルモのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。基本的には前めの攻撃的ミッドフィルダーに入ります。利き足は右。
ベースは中盤の選手ですが、より前めの位置で左右のウイングを担当することもあります。フォーメーションによってはワントップの斜め後ろ、シャドーの位置にも。
ダニ・オルモの身長は179センチです。なかなかサイズはありますが、役割柄ヘディングで競ることはちょっと少なそうですね。
彼はその身長などの体格面よりも、技術的な面に強みを持っている選手です。さすがバルサのカンテラーノと言ったところですが、特にキックの質が際立っています。
グラウンダーのショートパスで繋ぐ正確性はもちろん、ロングボールも精度が高いですね。なおかつ遠くへ飛ばす浮き球だけでなく、難しい局面でチップキックを蹴る余裕があるほどの選手です。
派手にあれこれやるプレーヤーというより、ひとつひとつの動作が堅実で正確、早いという表現ができます。好機を見逃さずボールを供給できるので、得点のアシストも期待できる部分も注目です。
2018-19のヨーロッパリーグでは10試合で4アシストを記録。欧州のコンペティションできっちり数字を残すあたり、状況判断の早さと精度が出ている気がしますね。
↓持ち込んで優しい浮き球。そして柔らかい落とし。
4/4! 🔥 #totw4 ist out and @daniolmo7 got his first inform card in #fifa21! 🎉 ¡felicidades! 🇪🇸
What’s your opinion on his new card? 💭#RBLZ #RBLZgaming #esports #easports pic.twitter.com/vFFva8KJwk
— RBLZ GAMING (@rblzgaming) October 22, 2020
ボールコントロールが得意
オルモは身体的なスピードで勝負を仕掛けるタイプではないと思います。速さで縦突破していくより、寄せてくる相手をいなして中低速でも進んでいくイメージです。
ディフェンダーを避けるためにダブルタッチなどの足技も使う選手で、コントロール能力がうかがいしれます。こういう選手はファールを貰うのも上手です。
またワンタッチでボールをさばくのも得意で、味方からのボールをダイレクトでクロスボールにしたり別の味方に落としたりを頻繁にします。簡単そうにやるところがすごい。
↓ファーストタッチで決まり。
🇪🇸 Dani Olmo's reputation keeps growing 😎
2019 #U21EURO 🏆
Score on Spain debut ✅
Score on European debut for Leipzig ✅@SeFutbol | @daniolmo7 pic.twitter.com/YLWvKLoJF0— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) August 14, 2020
高レベルのシュート技術
攻撃的ミッドフィルダーとしてフィニッシュの部分に絡む機会が多めのオルモは、アグレッシブとまではいきませんがチャンスがあればシュートを狙います。当然ですが。
ディナモ・ザグレブ時代には2シーズン連続でリーグ戦8ゴールをマークしているように、得点感覚も同ポジションの他選手に劣るものではないでしょう。
パワーショットよりもコースを狙うコントロールショットが得意な印象です。キーパーの手が届かない所に文字通りパスのようなシュートを披露してくれます。かなりの技巧派と言えるのでは。
↓後ろからの浮き球をジャストミート。
#OnThisDay in 2⃣0⃣1⃣9⃣
🔝💯 @daniolmo7 🆚 Manchester City ⚽️🎯💪#UCL | @gnkdinamo pic.twitter.com/O86UtipsEq
— UEFA.com DE (@UEFAcom_de) December 11, 2020
↓素晴らしいコントロールショット。
🇪🇸 Dani Olmo in #WCQ…
2: Winner vs Georgia
3: Stunning opener vs Kosovo (👇)@SeFutbol | @daniolmo7 pic.twitter.com/NwKrPrzKXr— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) April 4, 2021
今回のまとめ
今回はライプツィヒ所属でスペイン代表、ダニ・オルモのプレースタイルを紹介しました。
10代のうちにスペインからクロアチアへ移るという選択をしたオルモは、彼にしか経験ができないものを得て五大リーグに戻ってきました。欧州の舞台でも注目を浴びています。
新進気鋭のライプツィヒが躍進をどこまで続けられるのか、反対に昔より元気がないスペイン代表は復活できるのか、オルモの働きぶりに注目です。
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