この記事でわかること
今回は日本代表ミッドフィルダー、フランクフルト所属で背番号15番の鎌田大地を記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では生まれた年や出身地、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや利き足、身長のほかに得意なプレーや管理人の評価をコメント。
最後のまとめでは、プレースタイルのおさらいや今後への期待をひとことで書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/419208.html . https://www.transfermarkt.com/daichi-kamada/profil/spieler/356141)
鎌田大地の経歴
鎌田大地(Kamada Daichi)は1996年の8月に愛媛県で生まれました。地元のキッズFCで技を磨き、大阪のおばあさんの家から通えるガンバ大阪のジュニアユースに進んでいます。
高校は京都の東山高校。そこでのプレーがサガン鳥栖のスカウトの目に留まり、加入が内定。2015年にサガン鳥栖でトップデビューしました。高卒にしてJ1の22試合でプレーしています。
2016年にはJ1の28試合に出場。怪我がなければもっと多くの試合に出れていたことでしょう。翌年は夏までの半シーズンで同16試合に出場し、相変わらずの存在感を発揮。
2017/18にドイツのフランクフルトへ移籍。加入当初はフィットできず2018/19にベルギーのシント=トロイデンに期限付き移籍しますが、ここでリーグ戦24試合12ゴールの活躍を見せました。
フランクフルトに復帰した2019/20から序列を一気に上げて出場機会を掴むと、2020/21はブンデスリーガの32試合に出場するなどチームの欠かせないアタッカーに成長しています。
日本代表にはU-21から出場しています。A代表の公式戦は2019年のW杯予選が初出場。そこから出番を増やし、代表でもキーとなる選手になりつつありますね。
鎌田大地のプレースタイル
ボールタッチが良い攻撃的MF
そんな鎌田大地のプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は前めの攻撃的ミッドフィルダーです。利き足は右。
他にはセンターフォワードや、その衛星的な立ち回りをするセカンドストライカーに入ることもあります。中盤だけでなく前線にも絡んでいける選手ですね。
鎌田の身長は180センチです。わりと細く見える体型だからなのか、意外と身長があるんだなという印象を受けます。前線に出ていけば、競り合いでこれが生きるでしょう。
彼の特徴に挙げられるのは、巧みなボールコントロール能力です。ドリブルで自ら推進するよりも、その技術をパスさばきに使うのが上手です。
際立っているのがワンタッチで味方に落とすプレーの正確性ですね。相手ディフェンダーに寄せられていても、足を上手くボールに当ててダイレクトパスにできます。
故に守備側を背中に背負うポストプレーのような形も得意です。パワーで抑えるよりも、相手の力を受け流してボールを逃がすようなイメージ。
また背中に迫る相手の勢いを逆に利用し、ターンで前を向くのも上手です。足先でボールの軌道を少し変えたりスルーしたりして、守備側を置き去りにできます。
そういった技巧かあるので、鎌田がひとり中盤にいると攻撃にひとクセ加えることができますね。ワンタッチやターンで攻撃のテンポを変えられる選手です。
↓軽いタッチで味方を使う。
🎩 Hat-trick hero
🏅 Skill of the Day winnerWhat a night for @Eintracht Frankfurt’s Daichi Kamada! 👏#UEL | @UKEnterprise pic.twitter.com/10uS29pTSx
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) February 20, 2020
↓ワンタッチでのさばきが得意です。
9️⃣ assists
4️⃣ goalsDaichi Kamada is enjoying his most productive season ever for Frankfurt 🦅🇯🇵 pic.twitter.com/YrZwybLDTD
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) March 26, 2021
シュート技術に優れる
鎌田は本職が中盤の選手であるため、攻撃の作りに参加することが多いです。ただ、決定機における得点能力は見逃せません。
ボール扱いの上手さからも想像できるように、ワンタッチのシュートが得意です。簡単そうに見えて難しいワンタッチも、鎌田は力まず正確に叩くことができます。
ビッグマッチにも強く、強豪相手であっても飄々とゴールを決める姿をよく見ることができます。そのあたりフィニッシュワークの冷静さも強みですね。
↓ヨーロッパリーグでハットトリック。
🦅 Daichi Kamada = hat-trick hero 🎩@Eintracht | #OTD | #UEL pic.twitter.com/5M4K3MUAgl
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) February 20, 2021
↓アーセナル相手にドッペルパック。(2得点)
🦅 Daichi Kamada at the double for Frankfurt ⚽️⚽️#UEL | @Eintracht pic.twitter.com/p7TCb29bph
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) December 4, 2019
チャンス創出が上手い
シュートの上手さは前項のとおりですが、鎌田は2列目か1.5列目でプレーすることが多いのでバカスカと点を取るタイプではないでしょう。
その分チャンスメイクで目に見える結果を出していて、2020/21はリーグ戦で15アシストという素晴らしい数字をマークしています。良い位置の味方は確実に見ている選手です。
得意のワンタッチで味方とワンツーパスを仕掛けることも多く、動き出した味方を使うアイデアを持っているのが強みでしょう。
↓丁度良い球足の長さです。
2️⃣3️⃣ #Bundesliga goals this season for @Eintracht_ENG‘s @AndreVSilva19!
🦅 Tremendous work from the 🇵🇹 striker. 🛠️ pic.twitter.com/RcDEifMtAh
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) April 13, 2021
↓ゴールでもアシストでも計算できます。
10+7 – 鎌田大地は昨季の公式戦で48試合に出場し、チーム3位の直接得点関与数を記録(10得点、7アシスト)。また、枠内シュート率はチームベスト(32/53)。55回以上のドリブルを記録した選手の中では同成功率もチームベストだった(65/102)。着実。
※数値はoptaが独自に集計したもの pic.twitter.com/n8XoPxiLLI
— OptaJiro (@OptaJiro) September 16, 2020
今回のまとめ
今回は日本代表ミッドフィルダー、フランクフルト所属で背番号15番の鎌田大地のプレースタイルなどを紹介しました。
彼はボールさばきに上手さを見せるアタッカーで特にワンタッチプレーが巧み、シュートとアシストの両方でゴールに関与していける選手とお分かりいただけたかと思います。
鎌田はドイツでしっかりとした存在感を放っている選手です。世界で戦っていける選手であることは間違いないでしょう。代表でも違いを生み出す選手として、一層輝いてほしいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!