この記事でわかること
今回はイタリア代表ミッドフィルダー、パリ・サン=ジェルマン所属で背番号6番のマルコ・ヴェラッティを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417804.html . https://www.transfermarkt.com/marco-verratti/profil/spieler/102558 )
M・ヴェラッティの経歴
マルコ・ヴェラッティ(Marco Verratti)は1992年の11月に、イタリアのペスカーラで生まれました。ペスカーラは「長靴」のふくらはぎあたりに位置している海沿いの街です。
ヴェラッティはユース時代から地元チームのペスカーラでプレーしていました。2008/09にペスカーラでトップデビューします。
デビューシーズンと2年目はリーグ戦で1ケタの試合出場しかありませんでした。その後3年目で28試合に出場すると、4年目の2011/12シーズンは31試合に出場します。
2012/13からフランスのパリ・サン=ジェルマンに加入します。移籍金は1200万ユーロ。1年目からリーグ1の27試合に出場し、2014/15には同32試合に出場しています。
以降も中盤のバランサーとしてパリで活躍し続けていますね。主力級の選手であり、他のクラブにも注視されていることは間違いないでしょう。
イタリア代表にはU-19から召集されています。A代表の主要大会には2014ワールドカップから出場しています。EURO2016は負傷で出場できず。
M・ヴェラッティのプレースタイル
パスの展開力が良いMF
そんなマルコ・ヴェラッティのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は中央のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右。
チームのフォーメーションによっては下がりめの守備的ミッドフィルダーや、前めの攻撃的ミッドフィルダーにも入りますね。
ヴェラッティの身長は165センチです。けっこうな小柄ですが、中盤の選手なのでさほど気にする必要もないかと思います。
彼の特徴に挙げられるのは、キックの技術が高いことです。小さな身体から良いボールを周囲に散らしていきます。さすが中盤センターのプレーヤーといったところ。
周囲を確認して繋ぐショートパスは見ていて安心感がありますし、サイドチェンジなど長めのパスも得意。遠くのサイドまでしっかり見えています。
時には相手選手と距離が近い味方へ正確に配球することもありますし、相手ディフェンスラインの背後を突く浮き球のパスを出すこともできます。
また、小柄ではありますが体幹がしっかりしているんだと思います。相手に囲まれた際のボールキープが上手です。簡単には潰されず、相手をいなすことができますね。
ポジション柄、ボールを預かることが多いのでこのキープ力は見逃せないポイントではないでしょうか。
↓奪ってそのまま繋げます。
⛔️ Pas ce soir ⛔️
Le tacle au rang d’art 😍#OMPSG | # pic.twitter.com/h0VMbbM0CE
— Paris Saint-Germain (@PSG_inside) February 8, 2021
機を見てエリア内へ進入
基本ポジションが中盤センターのヴェラッティは、ペナルティエリア内に進入する機会は際立って多くはありません。ゴール前で自分も得点を、という感じではないと思います。
自身の役割を考えて低めのポジションを取っていると思われますが、たまにゴール前へ入ってきます。そのためか2014/15にはリーグ戦で10アシストを記録。
ゴールの近くでも味方を使える選手で、中盤以外でも配球力を生かすことができます。シュートもたまに打ちますが、上手なものがありますね。
🤩 Quick feet + great finish =
🇮🇹 #HBD, Marco Verratti 🎈@azzurri | @MarcoVerratti1 pic.twitter.com/cS1esHdanp
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) November 5, 2020
小柄ながら守備で戦える
サイズには恵まれていないという言い方ができるかもしれませんが、ヴェラッティはそんなことおかまいなしに中盤でハードワークできる選手です。
守備力はけっこうなもので、チームの中盤に強さをプラスできる潰し屋のようなハードタックルが持ち味ですね。スライディングはかなり深いものを繰り出します。
守備範囲も広く、中盤から自陣のゴールライン近くまでカバーしてくれます。それだけ動き回る運動量も魅力的な選手でしょう。
ただ、貰うカードの数は多いので退場と出場停止が常に心配ではありますね。
↓攻守に働くヴェラッティ。
#UCL #LdC Retour sur le match 🤩 de Marco Verratti au Camp Nou
Donne une note sur 🔟 à sa prestation! pic.twitter.com/iO6vfb60l6
— L’UEFA 🇫🇷 (@UEFAcom_fr) February 27, 2021
📈 With 93% passing accuracy & 3 assists, Marco Verratti is @FedEx's #EURO2020 Top Performer 👏👏👏#EUROPZ pic.twitter.com/jL8DqEKlsa
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) July 13, 2021
今回のまとめ
今回はイタリア代表ミッドフィルダー、パリ・サン=ジェルマン所属で背番号6番のマルコ・ヴェラッティのプレースタイルなどを紹介しました。
ようやく中堅と呼ばれる年齢に入っていきたヴェラッティ。攻撃的なパリの中盤をハードなディフェンスで支えてほしいところ。
また、2018ワールドカップの本戦に出場できなかったイタリア代表の復活も期待したいですね。アッズーリの中での存在感にも注目しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!