フェネルバフチェ所属メスト・エジルのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はアーセナルぁらフェネルバフチェへ移籍した、元ドイツ代表MFのメスト・エジルを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/418340.html  https://www.transfermarkt.com/mesut-ozil/profil/spieler/35664 )

M・エジルの経歴

メスト・エジル(Mesut Ozil)は1988年の10月に、ドイツのゲルゼンキルヘンで生まれました。ベルギーに近い町で、ドルトムントの西にあります。

エジルはヴェストファリア・ゲルゼンキルヘンからキャリアを始め。その後も数チームを渡り歩きます。2005-06からシャルケ04に加入し2006-07にシャルケでトップデビュー

2007-08冬の移籍市場でブレーメンに移籍します。2008-09はブンデスリーガ28試合に出場。DFBポカール決勝では決勝ゴールを挙げて優勝に貢献。2009-10はリーグ戦31試合に出場し9得点の活躍します。

2010-11からスペインのレアル・マドリードに加入。1年目からラ・リーガで36試合に出場するなどさっそく適応し、2012-13は同32試合に出場して9得点を記録しました。

2013-14にアーセナルへ移籍。2015-16にはプレミアリーグで35試合に出場します。2016-17はプレミアリーグ33試合に出場して8得点と活躍し、FAカップでは優勝にも貢献しました。

2020-21冬の移籍市場でトルコのフェネルバフチェへ移籍。自身のルーツがトルコにあるというのも関係したでしょうかね。

ドイツ代表ではU-19から招集されています。A代表の主要大会は2010ワールドカップから出場。2014ワールドカップでも全試合に出場してドイツを引っ張ります。見事に優勝を果たしましたね。

M・エジルのプレースタイル

チャンスメイクが得意なMF

そんなメスト・エジルのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。基本的には前めの攻撃的ミッドフィルダーに入ります。利き足は左のレフティー。

左右に張ったウイングなどの位置も務められますが、エジルのボール展開力を考えると監督は中央で使いたいのではないでしょうか。

エジルの身長は180センチです。高さはあるものの体型は細身で、フィジカルコンタクトに強さを発揮するタイプではないでしょう。

エジルの特徴として挙げられるのが、一瞬で攻撃のスイッチを入れて決定的なチャンスを創出するプレーメイク能力です。視野の広さとキックの精度、そしてアイデアに優れた選手ですね。

走り出した味方に通すスルーパスの精度や強さ、タイミングともに素晴らしいものがあります。得点に直結するパスセンスが秀逸ですね。

足が速い選手ではないのでボールを持つとゆったりと持ち運び、相手チームの急所を見つけるとそこに決定的なパスを供給します。攻撃のリズムを変えられる選手でしょう。

ある意味でドイツ人らしくない、ヒールでのパスなどトリッキーさを垣間見せることも。

2010-112011-12はラ・リーガ、2015-16にはプレミアリーグでそれぞれ19アシストを記録しています。リーグ戦だけですからね、すごい数です。

おそらく感覚的な部分が大きいのでしょう。ピッチの中にいてもテレビ中継を見てるかのように俯瞰で味方の位置をとらえているのではないでしょうか。そのくらい上手にパスを通します。

また、足下の技術はさすがです。ボールコントロールが巧みで、なかなかボールを相手に奪われません。寄せてくる相手をいなす余裕があります。

視野も広いため、ディフェンダーにプレッシャーを受けていても空いている味方選手を見つけてパスを通すことができますね。

↓ロングボールをワンタッチで前線へ。

オフザボールの動きができる

基本的にはボール触っていたいタイプのエジルですが、ボールを持っていない時にも良い動き出しを見せることがあります。

味方がサイドでボールを持っている時に、エリア内に進入してボールを受けてシュートを放つようなシーンも多いです。時折シャープなオフザボールの動きを見せるんですね。

エジルのような2列目の選手が飛び出してくるとディフェンダーは捕まえづらいですから有効なアクションです。自分でもフィニッシュに行ける選手だと言えるでしょう。

特にペナルティエリア付近でのワンツーパスからエリア内に進入し、ボールを再び受けて自らシュートを放つのはエジルも得意なパターンではないでしょうか。

↓まさにこれ。

なかなかの得点力

もともと持っているキックの能力が高いため、エジルはシュートの精度も高いです。距離があるところから、あるいはエリア内に進入しても上手いシュートを放ちます。

リーグ戦で2ケタゴールを記録したことはないようですが、ミッドフィルダーとしての得点力は上々だと思います。もちろん出場できれば、ですが。

8得点や9得点はリーグ戦で挙げたことが何度かあります。チャンスクリエイトやアシストが多い選手なので、これだけ取っていれば十分ではないでしょうか。

「走らない」と言われることが

攻撃的センスは文句なしのエジルですが、ディフェンスで持ち味を発揮するタイプではありません。スプリント回数もそこまで多い方ではありませんね。

気持ちを前面に出してハードに戦うのではなく、どちらかというとクールな選手なので監督によって好みがハッキリわかれそう。

反対に、エジルの表情や守備意識を見ればその試合にかける意気込みが伝わってきます。すごくわかりやすいです。

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今回のまとめ

今回はフェネルバフチェ所属で、元ドイツ代表メスト・エジルのプレースタイルなどを紹介しました。

彼は天才肌でゲームメイクをする力があり味方を使う能力に優れていて、自身の得点力にも優れる一方で監督によって好みがわかれるタイプとお分かりいただけたかと思います。

自身がトルコ系だけあって新天地を選んだのかもしれません。アーセナルでの後半は批判されることが多かった気がしますから、のびのびプレーできることを願っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!