この記事でわかること
今回はフローニンヘンで現役復帰した、元オランダ代表FWのアリエン・ロッベンを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/416531.htmlhttps://www.transfermarkt.com/arjen-robben/profil/spieler/4360 )
アリエン・ロッベンの経歴
アリエン・ロッベン(Arjen Robben)は1984年の1月に、オランダのベドゥムで生まれました。オランダ北部の街のようですね。
ロッベンのキャリアはWベドゥムから始まります。その後フローニンヘンに移籍しました。「フローニンゲン」という表記も見ますがここでは「フローニンヘン」で統一します。
2000-01にフローニンヘンでトップデビュー。2001-02はエールディヴィジで28試合に出場するなど存在感を見せます。
2002-03からPSVアイントホーフェンに加入します。「ペーエスフェー」という発音が現地語に近いみたいですね。1年目からエールディヴィジの33試合で12得点と躍動。
その後2004-05からイングランドのチェルシーへ加入、2007-08にスペインのレアル・マドリードへ移籍します。
ロッベンのキャリアが一番輝いたのは、2009-10にドイツのバイエルンに移籍してからでしょう。1年目からブンデスリーガ24試合に出場して16得点を挙げます。
2012-13には国内リーグ、国内カップ、そしてチャンピオンズリーグの3冠達成も経験します。チャンピオンズ決勝はドルトムントとの同国対決でした。
1-1の同点で迎えた89分、決勝ゴールを挙げたのがこのロッベンだったんですね。
その後は2018-19終了後に引退を発表。引退についてロッベンは「疑いなくキャリアで最も困難な決断だ」と語っています。やっぱり引退は勇気がいるんですね。
ところがロッベンは、2020年6月に現役復帰を発表しました。今後の活躍に期待しましょう。
オランダ代表にはU-17から召集されています。A代表の主要大会はEURO2004から出場。さらに2010W杯で準優勝、2014W杯で3位に入るなど輝かしい成績を残しました。
A・ロッベンのプレースタイル
カットインが得意なウインガー
そんなアリエン・ロッベンのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。基本的には右ウイングに入ります。利き足は左のレフティー。
ロッベンの身長は180センチです。なかなかの身長がありますが、彼はスピードと技術で勝負する選手です。
彼の特徴はスピードと、それを上手く使ったドリブルにあります。速さを殺さずにボールを運ぶのが上手な選手です。
まずスピードの緩急のつけ方が上手です。ボールを足先で突っつきながら晒し、ドリブルスピードを遅くしたり速くしたりします。
対峙するディフェンダーの様子をうかがい、機を見てスピードを上げカットインしていくのがロッベンがやるいつものプレーです。
一瞬の加速が早いのでディフェンダーが足を出すと遅れがちです。そのまま置いていかれるかファウルになるか、守りにくいものですね。
かといって抜かれないように間合いをあけてしまうと強烈なシュートが飛んできます。彼のインスイングのシュートは威力抜群。代名詞です。
ペナルティーエリアの向かって右角くらいからゴールの左隅に差してくる、それくらい強烈な回転をかけてきますから完璧にヒットすればキーパーもお手上げです。
Arjen Robben: Big. Game. Player. pic.twitter.com/0ENvleNJwa
— Goal (@goal) March 30, 2020
高速カウンターも脅威に
前項のロッベンのプレーの特徴は、チームがボールを保持しているときによく見られます。
ロッベンはスピードがありますから、相手チームからボールを奪ってカウンターを仕掛けるときにもキーマンになります。
ずっと覚えているロッベンのゴールがあります。2014ワールドカップのグループステージ初戦、オランダは前回大会優勝のスペインとの対戦でした。
試合はスペインが先制しますが、オランダはファン・ペルシの「フライング・ダッチマン・ゴール」で追いつきます。
#OnThisDay 5️⃣ years ago, @Persie_Official scored THAT #WorldCup goal for @OnsOranje 🇳🇱🛫 pic.twitter.com/2Bv62wCrfv
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) June 13, 2019
その後オランダがスペインを圧倒しスコアは1-4に。それだけでは終わらず、あるタイミングでオランダの選手が自陣でボールを奪うと、前方へ大きく蹴り出します。
ロッベンがボールを猛追し圧倒的なスピードでディフェンダーを引き離すとボールに追いつき、そのままドリブルしてスペインのゴールに迫ります。
↓スピードのあるセルヒオ・ラモスを引き離し、名手カシージャスを破る。
6️⃣ #WorldCup goals
🥈 South Africa 2010
🥉 Brazil 2014All the best in retirement, Arjen Robben! 🇳🇱🏃♂️💨✂️ pic.twitter.com/EBpB51yDak
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) July 4, 2019
数少ない弱点はケガ
驚異の攻撃力をもっているロッベンですが、怪我が多いことは数少ない弱点でした。
スピードのあるタイプの選手は、けっこう足に負担がくるのか怪我が多い選手がいますよね。ガレス・ベイルなんかまさにそうです。
スピードを上げる→急激に止まるの繰り返しはやっぱり負担が大きいんですかね。アスリートは身体が命ですから、若いプレーヤーにも気をつけてほしいですね。
今回のまとめ
今回はフローニンヘンで現役復帰した、元オランダ代表アリエン・ロッベンのプレースタイルなどを紹介しました。
以前からまだプレーしたそうなコメントを残していたロッベンですが、本当に復帰しました。自分が満足するまで思いっきりプレーして欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!