この記事でわかること
今回は元ブラジル代表フォワード、ユヴェントス所属のドウグラス・コスタを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/416513.html . https://www.transfermarkt.com/douglas-costa/profil/spieler/75615 )
D・コスタの経歴
ドウグラス・コスタは1990年の9月に、ブラジルのサプカイア・ド・スーで生まれました。聞きなれない地名ですが、ブラジル南部にある街です。
コスタはキャリア初期にECアンブルゴやグレミオFBPAのユースに所属していて、2008年にグレミオでトップデビューします。2009/10冬の移籍市場でウクライナのシャフタール・ドネツクへ移籍。
2015/16からドイツのバイエルンへ加入します。移籍金は3000万ユーロ。1年目にブンデスリーガの27試合に出場し、チャンピオンズリーグでは11試合に出場しました。
2017/18にイタリアのユヴェントスへ移籍。移籍金は40000万ユーロ超え。ユーヴェでも1年目からセリエAで31試合に出場して、チャンピオンズリーグも10試合でプレーしました。
2020/21は古巣のバイエルンへ期限付きで移籍することが発表されています。かつての輝きを放つことができるでしょうか、必見です。
ブラジル代表にはU-20から招集されています。A代表の主要大会はコパ・アメリカ2015から出場。怪我の影響で2018W杯では満足にプレーできませんでした。
D・コスタのプレースタイル
速くて上手いウインガー
そんなドウグラス・コスタのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。主に務めるのは左右のウイングです。利き足は左のレフティー。
左右できるのも嬉しいですが、さらにコスタは攻撃的ミッドフィルダーでもプレー可能です。使い勝手が良いですね。
コスタの身長は172センチです。小柄な方の選手ですが、サイズがない分コスタは足下で勝負するのを得意としています。
彼の特徴として第一に挙げられるのがスプリント力です。かなり足が速い選手で、そこを生かしたドリブルが相手チームの脅威になります。
静止状態からの加速が速くて切れ味あるドリブルは、ほとんどのディフェンダーが嫌がるでしょう。相手が足を出してきたタイミングで逆をとることも多いです。
身長が低い分、コスタは走る時の脚の回転が速いんでしょうね。ドリブルのタッチも細かくて、機敏な方向転換を見せてくれます。
そのあたり足下の技術も高いレベルで備えており、ボールコントロールも抜群です。エラシコなどトリッキーな技も披露します。
また、左右のウイングでプレーするだけあり利き足とは逆の方向に行くのも上手です。右サイドから縦に蹴り出して突破し、中央にクロスを入れたりと。
小柄ではありますが、地上戦において個人でリズムを変えられるウインガーですね。
↓コスタのエラシコ。
🔥 Elástico, flip flap, snakebite … what do you call this move?#UCL pic.twitter.com/gA8bRJVyd4
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) January 17, 2020
チャンスメイクが得意
相手チームからすると恐ろしいドリブル能力を持っているコスタですが、キックも上手です。なおかつ、けっこう際どい所にボールを通してくることも少なくありません。
得点に直結するボールを出せるのもコスタの持ち味で、2015/16はリーグ戦で14アシスト、2017/18はリーグ戦で12アシストを記録しています。
縦に突破してから中央に折り返したり、逆サイドの対角に浮き球を通したり。後者はメッシがよく披露するやつです。
キックの技術だけでなく視野の広さを持ち合わせているからこそ、これらの良いクロスボールを供給できるんでしょうね。
↓このキレと精度。
#ドウグラス・コスタ のピンポイント・クロス!⚡️pic.twitter.com/l0gTROK16r
— JuventusFC (@juventusfcjp) March 15, 2020
得点数はまずまず
コスタは自分で得点を量産するタイプのウインガーではありません。ストライカー的なウインガーもいますが、そっちではなくエリア外での仕事が主だと思います。
得点数もリーグ戦で2ケタゴールを何シーズンにもわたって記録するような選手ではありません。その分アシストが多いので、得点への関与という点では見事です。
一方で、シュート技術自体は高くミドルシュートも強いです。スペースがあればエリアの深い位置まで入り込んでシュートに持ち込めますし。
↓ゴールショー。
Back at Bayern ✔️
Back in the Bundesliga ✔️
Back to scoring stunners?A quick reminder of what @douglascosta can do ⚽ pic.twitter.com/rOuM7nHx3P
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) October 15, 2020
今回のまとめ
今回は元ブラジル代表フォワード、ユヴェントス所属のドウグラス・コスタのプレースタイルなどを紹介しました。
2018/19から負傷離脱が多くなってきたコスタ。出場していれば大きな脅威になるだけに、もったいないところです。スピードがあるので筋肉に負担がかかるのでしょうか。
プレータイムを調整しつつ、キレッキレのドリブルをピッチ上で披露し続けてほしいですね。ローン先での活躍を期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!