この記事でわかること
今回はフランス代表ディフェンダー、バイエルン所属で背番号5番のバンジャマン・パヴァールを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/651731.html . https://www.transfermarkt.com/benjamin-pavard/profil/spieler/353366)
B・パヴァールの経歴
バンジャマン・パヴァール(Benjamin Pavard)は1996年の3月に、フランスのモブージュで生まれました。同国北部でベルギーにかなり近い街です。
パヴァールは自身のサッカーキャリアを、故郷にほど近いところに本拠地があるUSジュモンで始めました。2005年にLOSCリールへ移籍。ちなみにリールもフランス北部にあります。
そのままユース年代をリールで過ごし、2014/15にリールでトップデビューしました。1年目はリーグ1で8試合、2年目の2015/16は同13試合に出場しています。
2016-17にドイツのシュツットガルトへ移籍。2017/18に彼は大きく存在感を増し、昇格したブンデスリーガ1部でリーグ戦の全試合(34試合)に出場しています。
2019/20にバイエルンへ移籍しました。移籍金は3500万ユーロ。同チームの右サイドで躍動していた、レジェンド選手フィリップ・ラームのような活躍に期待がかかります。
フランス代表にはU-19から招集されています。最初のメジャー大会となった2018ワールドカップではレギュラー格としてプレー。母国の優勝に大きく貢献しました。
B・パヴァールのプレースタイル
体格と守備意識を備えたSB
そんなバンジャマン・パヴァールのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。基本的には右サイドバックを務めます。利き足は右。
また、右サイドに加えて中央のセンターバックも十分なレベルでこなします。緊急時には左サイドも埋めてくれるので、広いポジション適性を有していると言えますね。
パヴァールの身長は186センチです。センターバックにも対応するだけあって高さがあります。サイドの選手として見ると、なおさら存在感が際立ちます。
彼の特徴として挙げられるのが、サイドが本職でありながらフィジカルコンタクトに強い部分です。サイズだけでなく胸板の厚さも目に付きますね。
接触プレーに強いので相手のサイドアタッカーをパワーで制圧することができます。まずまずのスピードがあり、対人の守備力が優秀なサイドバックです。
当然エアバトルにも耐性があるので、相手の大型フォワードがサイドに流れてきて空中戦で狙い撃ちにされる心配もありません。
また、攻撃に偏重しすぎることがあまりないのも重要なポイント。自ら頻繁にドリブルで仕掛けて裏を取られる、という選手ではないかと。攻撃時も守備への志向がしっかりあるサイドバックでしょう。
守備への意識が低い人は低いし軽率なプレーも目立ちます。彼は程良い慎重さを持ち合わせた、計算が立つサイドバックです。
なかなかのクロス精度
守備能力の良さが光るパヴァールですが、攻撃への関与が足りないかというとそうでもありません。右足キックの精度は必要十分なものがあります。
キャリア初期に中盤でプレーしていたことも関係があるかもしれませんが、オーバーラップした際は良質なクロスをゴール前に届けることができます。
攻撃的な選手ではないので、わりと低めの位置からクロスボールを蹴ってくるイメージがあります。カウンター以外では引き気味の場所で援護射撃をしてくれますね。
↓2018W杯で有名なこのゴール。彼の右足精度がうかがえます。
🚀🇫🇷@FCBayernEN fans, here’s what you can expect from your new signing. pic.twitter.com/8bvVi4UhEh
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) July 12, 2019
↓どうやら得意なパターンの模様。
🇫🇷 Benjamin Pavard magic 🤩#TBT | @FrenchTeam pic.twitter.com/Dfr1Zmp5mR
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) January 7, 2021
得点力はまずまず
サイドバックというポジションは、あまりゴール数が増えるポジションではないでしょう。パヴァールもキャリアの中でそれほど多く得点を挙げているわけではありません。
ただ、彼はサイズがあるサイドバックなので味方のセットプレーではゴール前に入ります。ヘディングでの得点はポテンシャルがあるでしょう。
特にバイエルンに加入してからは、チーム自体の攻撃力もあるでしょうけどパヴァールの得点も増加しています。大きなポテンシャルを感じますね。
今回のまとめ
今回はフランス代表ディフェンダー、バイエルン所属で背番号5番のバンジャマン・パヴァールのプレースタイルなどを紹介しました。
バイエルンというビッグクラブに加入したパヴァールは、どのようなタイトルも狙える位置にいます。再度の国内リーグ&カップ、欧州タイトルの3冠も夢ではありません。
さらに彼は早い段階でW杯の制覇を経験しています。これからもどんどんトロフィーを掲げて、レジェンド選手の仲間入りをして欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!