この記事でわかること
今回はレヴァークーゼン所属で、ブルキナファソ代表ディフェンダーのエドモン・タプソバを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/1071969.html https://www.transfermarkt.com/edmond-tapsoba/profil/spieler/564545)
E・タプソバの経歴
エドモン・タプソバ(Edmond Tapsoba)は1999年の2月に、ブルキナファソのワガドゥグーで生まれました。国はアフリカ西部にあり、ワガドゥグーは同国中央部の首都です。
タプソバは母国のサリタス(サリタ)FCからキャリアを始めていて、2017年にポルトガルのレイションイスSCに加入しました。
その後すぐ、2017-18冬の移籍市場でヴィトーリア・ギマランイスSCに移籍。当初はBチームに所属していて、リーグ戦のベンチに入っていた記録があります。
2018-19はBチームで存在感を出し、リーグ戦の30試合に出場しました。加えてトップチームに招集され、1部リーグのベンチにも2試合入っています。片方は強豪のFCポルトですから驚き。
2019-20にV・ギマランイスでトップデビューし、前半戦でリーグ戦16試合に出場。活躍が注目を集め、2019-20冬の移籍市場でドイツのレヴァークーゼンへ移籍しています。
ブルキナファソ代表のアンダー世代では出場がないようです。A代表の公式戦は2019年のアフリカネーションズ予選がデビュー。群雄割拠のアフリカ大陸でも活躍して欲しいですね。
E・タプソバのプレースタイル
大きくも果敢に動くDF
そんなエドモン・タプソバのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。専門的に中央のセンターバックを務めます。利き足は右。
ちなみに2センターでも3センターバックでも、左側を担当することができます。視野の確保や左足でのボールクリアを考えても、そつなくプレーする右利きセンターバックはそう多くないはず。
タプソバの身長は192センチです。サイズに関しては不足がなく、ゴール前で堂々と張っていることができます。体格もガッシリしていて頑丈そう。
やはりフィジカル面でも空中戦には相当強く、シンプルなクロスボールは難なく跳ね返すことができます。助走をつけてクロスに入ってくるなどしなければ競り合いで勝つのは難しい相手でしょう。
それほど大きくて強いタプソバですが、彼の特徴はしっかり動けるところにあります。外見よりずっと走れる選手で、本人も自信をもってプレーしている様子。
相手の起点を潰しにかなり前へ飛び出してくることもあり、カバーエリアの広さはけっこうなものがあります。大きくパワフルな選手が潰しにやってきますから、相手は嫌なものです。
また、シンプルに前に出るだけでなくボールホルダーとの一対一でも離されず付いていく敏捷性と走力があり、対人の強さは相当なものがあります。フィジカルモンスター系ですね。
↓足が伸びてきます。
* Edmond Tapsoba appreciation tweet * pic.twitter.com/jXO4bMis9K
— Bayer 04 Leverkusen (@bayer04_en) January 18, 2021
なかなかのキック精度
迫力満点のディフェンスに目が行きがちなタプソバですが、足下の技術がお粗末かというとそんなことはありません。大柄ながら柔らかい足下をしています。
自陣でショートパスを繋ぐのはもちろん、前線へ縦パスを出したりミドルレンジのパスを出すことも珍しくありません。ビルドアップでも貢献できるキックを持っています。
なおかつ自らボールを持ちあがることもあり、相手が寄せて来ないと自分で出て行き、相手が敵陣に引いてるとズバッとパスを入れてくる良い意味で嫌なセンターバックです。
期待できる得点力
大きくて足下も良いものを持っているタプソバですが、セットプレーはさすがに自分で蹴らずにゴール前に上がります。サイズがありますので恰好のターゲットです。
キャリアの中で成長していくでしょうが、V・ギマランイス時代にディフェンダーとは思えない得点数を記録しています。2019-20は冬の移籍市場までにリーグ戦で5ゴールをマーク。半年で、です。
五大リーグ外とはいえポルトガルも強豪チームがいますので、彼の得点感覚には良いものがあるとみて良いのでは。ちなみに2018-19は下部カテゴリーですがリーグ戦で7得点を記録しています。
今回のまとめ
今回はレヴァークーゼン所属でブルキナファソ代表、エドモン・タプソバのプレースタイルなどを紹介しました。
2019-20の冬にドイツへやってきてから瞬時にピッチで躍動しているタプソバです。ビッグクラブからの関心も噂されているとか、いないとか。
彼のような選手は試合に出続けることで成長していくので、まずは継続的にプレーできる環境に身を置いて経験を積んでいって欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!