この記事でわかること
今回はライプツィヒ所属で、フランス代表ディフェンダーのダヨ・ウパメカノを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/640489.html https://www.transfermarkt.com/dayot-upamecano/profil/spieler/344695)
D・ウパメカノの経歴
ダヨ・ウパメカノ(Dayot Upamecano)は1998年の10月に、フランスのエヴルーで生まれました。首都パリとイギリス海峡の間くらいにある街です。
ウパメカノは複数のユースチームを渡り歩いてきた経験を持っていて、エヴルーFCやFCヴァランシエンヌなどがそれらのチームです。
2015-16にオーストリアのレッドブル・ザルツブルクへ移籍。このシーズンは序盤をリザーブチームにあたるFCリーフェリングでプレーし、ザルツブルクでは終盤のリーグ戦2試合だけに出場します。
2016-17からザルツブルクで本格的にプレーすると、リーグ前半戦だけで15試合に出場する活躍を披露。すると、2016-17冬の移籍市場でライプツィヒへ加入しました。
フルシーズンをライプツィヒで戦った2017-18はブンデスリーガの28試合に出場し、早くもチームの中で存在感を出していきます。
翌年は怪我であまりプレーができませんでしたが、2019-20の序盤から先は調子を整えて奮闘。ブンデスリーガ28試合の出場に加えて、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ準決勝進出に貢献しました。
2021-22シーズンより、バイエルンへ移籍することが発表されています。
フランス代表にはU-16からコンスタントに招集されています。A代表デビューは2020年のネーションズリーグ。次世代の選手として期待がかかりますね。
D・ウパメカノのプレースタイル
動けて強さもあるDF
そんなダヨ・ウパメカノのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。本職は中央のセンターバックです。利き足は右。
なお、キャリアの中で守備的ミッドフィルダーに入っていた経験もあります。今となっては見られないかもしれないですね。
ウパメカノの身長は186センチです。際立って大きいセンターバックではありませんが、ポジショニングや体の当て方次第で、エアバトルに問題はあまりないでしょう。
彼の特徴に挙げられるのが、その高い身体能力です。身長などいくらでもカバーできると言わんばかりのスプリント力やタフネスがあります。普通に考えれば186センチは十分に大きいですが。
広いスペースのカバーを求められる場合が多い中盤でプレーしていただけあり、動きは機敏。相手のボールホルダーに食らいつき、肩をぶつけて追い払う対人の強さは相当なものがあります。
速さがあるドリブラーになかなか振り切られないですし、パワーがあるフィジカルモンスター系なので前に飛び出して相手のポストプレーヤーを潰すのも得意です。
もちろん自陣深くへ放り込まれるロングボールの処理も問題にしません。カバーエリアが広いセンターバックですね。積極的に持ち場から飛び出す印象があります。
↓どこからともなく現れる。
🔴⚪️ Dayot Upamecano 🚫@DieRotenBullen | #UCL pic.twitter.com/lFGpYtbwFz
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 26, 2020
↓まるで高速で動く戦車のよう。
🔴⚪️ Dayot Upamecano’s all-action display v Tottenham 👏
Who’s the CB with the biggest future?#UCL | @DieRotenBullen pic.twitter.com/soaowaOMaQ
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) August 13, 2020
キックの精度が良い
ウパメカノは高い身体能力を持っていますが、それに頼りすぎることなく足下の技巧も磨いてきたのでしょう。配球面でもチームに貢献する力があります。
ショートパスでの繋ぎはもちろん中長距離の正確な浮き球を蹴ることができ、ビルドアップをひとつ飛ばしで行うことができます。攻撃にも幅が出ますね。
彼が中盤でプレーした試合数は多くありませんが、こういった球出しの部分も含みでミッドフィルダー起用をされたと推測することができます。
得点力はそこそこ
ウパメカノはセンターバックとしてはそれほど長身ではありませんが、フィールドプレーヤーとしては十分に大きいです。味方のセットプレーでターゲットになることも多いはず。
2017-18にリーグ戦で3ゴールをマークしていて、これは良い数字ですが他のシーズンは無得点が多いです。そのあたりは発展途上と言えそうですね。得点の期待感はある選手です。
K・クリバリあたりはアフリカ系フランス人で背丈も同じくらいですから、ヘディングでの得点も含めてなんだか指針になりそう。跳躍力は測れませんが、クリバリは相当跳びます。
今回のまとめ
今回はライプツィヒ所属でフランス代表、ダヨ・ウパメカノのプレースタイルなどを紹介しました。
彼は身体的に恵まれていて強さがあってスピードでも相手ストライカーに負けないものがあり、配球や持ち上がりも得意にしていることがお分かりいただけたかと思います。
2021-22からバイエルンの一員としてプレーするウパメカノは、じきに世界を代表するセンターバックになっていくでしょう。代表でのポジション争いにも注目です。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
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