この記事でわかること
今回はライプツィヒ所属で、ドイツ代表ディフェンダーのマルセル・ハルステンベルクを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/546168.html https://www.transfermarkt.com/marcel-halstenberg/profil/spieler/70243)
M・ハルステンベルクの経歴
マルセル・ハルステンベルク(Marcel Halstenberg)は1991年の9月に、ドイツのラッツェンで生まれました。ハノーファーから少し南へ行くとある街です。
ハルステンベルクは少年期、SVゲルマニア・グラースドルフやハノーファー96のユースでプレーしていました。いずれも故郷近くのチームです。
2007-08は2つの年代別リーグ戦で、合わせて28試合に出場しており活躍を披露。2009-10もU-19カテゴリーにて、ユースリーグの25試合に出場していますね。
2011-12にドルトムントへ移籍します。彼が所属していたのはBチームで、2012-13に3部リーグで36試合プレーしました。加えてトップチームでベンチ入りする機会もあった模様。
2013-14からFCザンクトパウリへ加入。1年目から2部リーグで31試合に出場しますが、翌年は怪我があり思うようにプレーができませんでした。
2015-16にライプツィヒへ移籍しました。2部リーグで24試合出場というまずまずの活躍でチームの1部昇格に貢献すると、2016-17には1部で30試合に出場してチームの中心選手となっています。
ドイツ代表ではアンダー世代での出場がないようです。A代表の公式戦はEURO2020予選から出場しており、定着が期待されるところです。
M・ハルステンベルクのプレースタイル
SBとCBを高次元でこなす
そんなマルセル・ハルステンベルクのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。本職は左サイドバックです。利き足は左のレフティー。
加えて彼は中央のセンターバックにも問題なく入ることができます。3バック時はセンターバックも中盤ウイングバックも担当できるなど、ポジション選択のユーティリティー性が光る選手ですね。
ハルステンベルクの身長は188センチです。サイドバックの選手としては相当大きくて、センターバックができるのも納得といったところ。
長身選手にはスラっとした人もガッチリした人もいます。彼は後者と言えるでしょう。サイズがあって、なおかつ胸板や肩幅もしっかりしているのが彼の特徴ですね。
そのため小柄なサイドバックが苦手とするサイドでの空中戦にとても強いですし、対面するウインガーとのフィジカル勝負にも耐性があります。
ハルステンベルクは俊敏なタイプではありませんが、身体をぶつけて相手を上手く加速させないことはできます。肩で相手を制圧できるパワーのある、体格のアドバンテージを持った選手でしょう。
また自身が少々重たいことからか、ボールホルダーに簡単には飛び込まない印象があります。避けられると置いていかれてしまいますので。
クロスの精度が良い
ハルステンベルクはサイドバックやウイングバックでプレーする際、良質なクロスボールを蹴ることができます。これは確かにサイドで使いたくもなる。
時にはセットプレーを蹴ることもある選手です。サイドバックというと後ろに残ってカウンター対策していることも多いですが、それだけ彼の左足が良いということでしょう。
加えて、センターバック起用の際も前線に球足の長いフィードを入れることができます。ロングボールを蹴れるか否かで攻め方も変わりますから、重要ですね。
ミドルシュートが強烈
昨今のサイドバックには、ゴール近くまで入り込んでいく積極性を持った選手も少なくありません。ハルステンベルクは俊敏性の点を考えてか、高い位置をとる頻度が少なめの印象です。
ただ良質なクロスボールを供給できるハルステンベルクは、離れた位置からでも精度の高いミドルシュートを蹴り込むことができます。
コーナーキックで攻め上がったあとのこぼれ球などは格好のターゲットでしょう。ヘディングからだけでなく有効な得点源があるのは良いですね。
That finish was… 🤯
🇩🇪 Marcel Halstenberg with great control ⚽️
⏪ @DFB_Team pic.twitter.com/rSendzfgqg
— UEFA Nations League (@EURO2020) September 28, 2020
今回のまとめ
今回はライプツィヒ所属でドイツ代表、マルセル・ハルシュテンベルクのプレースタイルなどを紹介しました。
ライプツィヒでの活躍によりハルステンベルクは、世界的に認知されるサイドバックとなりドイツ代表でも地位を築いています。立派なことです。
ドイツ代表は2014ワールドカップ以降、大きなタイトルを取ることができていません。彼には代表の方でもさらに輝いてほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!