この記事でわかること
今回はレヴァークーゼン所属で、フランスU-21代表フォワードのムサ・ディアビを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/834059.html https://www.transfermarkt.com/moussa-diaby/profil/spieler/395516)
M・ディアビの経歴
ムサ・ディアビ(Moussa Diaby)は1999年の7月に、フランスのパリで生まれました。みんなが知ってるフランスの首都です。
ディアビは2009年からエスペランス・パリに所属していて、2013年にパリ・サン=ジェルマンへ移籍しました。ちなみに、お兄さんがエスペランスへ彼を入れてくれたそう。
その後2016-17にはパリSGのU-19カテゴリーの一員として、UEFAユースリーグの7試合に出場しています。パリSGが戦ったのが7試合なので全試合プレーしたことになります。
2017-18も同じくUEFAユースリーグに出場したほか、冬の移籍市場でイタリアのクロトーネに期限付き移籍しました。18~19歳でセリエAの2試合に出ていますから、大したものです。
2018-19にパリ・サン=ジェルマンでトップデビュー。このシーズンはリーグ1の25試合に出場しており、デビューシーズンとしては上出来でしょう。
2019-20からドイツのレヴァークーゼンに加入します。ドイツ1年目からブンデスリーガ28試合に出場して5得点と、確かなインパクトを残しました。
フランス代表にはU-18から継続的に招集されていて、U-21でもすでにプレーしています。次世代のフランス産ウインガーとして期待がかかりますね。
M・ディアビのプレースタイル
スピード自慢のウインガー
そんなムサ・ディアビのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。入ることが多いのは左ウイングです。利き足は左のレフティー。
それに加えて逆サイドの右ウイングに入ることも少なくありません。相手チームのラインナップによって変えることもできそうですね。
ディアビの身長は170センチです。サッカー選手の中ではけっこう小柄な方ですが、彼の身体能力を目の当たりにすればそんなこと気にならなくなります。
彼の特徴に挙げられるのは、その際立ったスピードです。スプリント力に長けており、そこを生かしたドリブルでの仕掛けが魅力のウインガーですね。
初速がかなり速いので、静止状態から一瞬で相手を剥がすことができます。その際に股抜きで相手を置き去りにすることも珍しくありません。
トリッキーさよりも、大きい蹴り出しで加速するときと中速度で選手間を縫って突破していくときの緩急の付け方が目立ちます。加速時に加えて、中低速時でのボールコントロールも見事。
また、同胞のK・コマンもそうですが両サイドでそつなくプレーできるのも大きいです。利き足側の左サイドで大きい蹴り出しの縦突破したり、右サイドでカットインしたり。
加えて彼は利き足と逆の方向に持っていくのも巧みです。右サイドにて縦に突破し右足でクロスを上げるなど。カットイン一辺倒にならなければ、相手にも動きを読まれづらいですね。
↓裏街道。
Catch him if you can 🔥 pic.twitter.com/2dVmKH6rLP
— Bayer 04 Leverkusen (@bayer04_en) December 21, 2020
↓テクニックがあります。
— Bayer 04 Leverkusen (@bayer04_en) August 25, 2020
クロスの精度が良い
ディアビはサイドにいることが多いウインガーなので、中央に入れるクロスボールの質は重要になってきます。サイドチェンジもそうですね。
彼はキックも良いものを持っていて、左足に加えて右足も器用に使ってきます。だからこそ、左右両方のウイングで使いたくなるのでしょう。
あまりにスプリントが速いとクロスを入れるのが難しくなるものですが、そのあたりスピードの調整もしているものと思われます。
得点力はまずまず
クロスボールを上げる機会が多いディアビですが、シュート技術自体は決して低くない印象です。決定機はモノにしていることが多いと思います。
2019-20はリーグ戦で5得点。前年と比較しても大きく数字を伸ばしています。けっこうな伸びしろがあると考えても良いかもしれません。
カットイン主体のウインガーでないのでハードルは高いですが、シーズン2ケタゴールを目指していって欲しいと個人的には思います。
↓パスも良いがシュートも良い。
🔥 Kerem Demirbay’s assist
🤤 Moussa Diaby’s volley🔴⚫️ @bayer04_en #UEL pic.twitter.com/qTAnC4P61g
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) December 8, 2020
The touch 💯
The finish 👌Clinical and composed from Moussa Diaby 👏 pic.twitter.com/5LzVK51xqX
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) January 21, 2021
今回のまとめ
今回はレヴァークーゼン所属でフランスU-21代表、ムサ・ディアビのプレースタイルなどを紹介しました。
ドイツ移籍1年目からしっかりしたパフォーマンスを残したディアビですから、以降の成長がとても楽しみになります。
フランスには若手もベテランも優秀な選手が多いですが、ディアビにもその中に割って入っていくようなブレイクを期待したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!