この記事でわかること
今回はバイエルン・ミュンヘン所属で、ポーランド代表フォワードのロベルト・レヴァンドフスキを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/418966.htmlhttps://www.transfermarkt.com/robert-lewandowski/profil/spieler/38253 )
R・レヴァンドフスキの経歴
ロベルト・レヴァンドフスキ(Robert Lewandowski)は1988年の8月に、ポーランドのワルシャワで生まれました。ポーランドの首都ですね。
レヴァンドフスキは複数のユースチームを渡り歩いたのち、2005-06にレギア・ワルシャワへ、2006-07にズニチュ・プルシュクフへ加入します。
2008-09からレフ・ポズナンに移籍。1年目からリーグ戦30試合14得点を記録し、2009-10には28試合に出場して18得点という素晴らしい得点力を発揮します。
2010-11にドイツのドルトムントへ加入します。エースストライカーとして君臨し、2011-12から2013-14までの3シーズンはブンデスリーガにおいて3年連続で30試合以上に出場20ゴール以上を記録しています。
2014-15からバイエルン・ミュンヘンに移籍します。ドルトムント→バイエルンへの移籍コースはおなじみになってますね。ドルトムントファンは嫌でしょうけど。
移籍後すぐに主砲として君臨。2015-16と2016-17は2年連続でブンデスリーガ30得点を記録。怪物級の得点力を現在に至るまで発揮し続けています。
ポーランド代表にはU-21から召集されています。A代表のメジャー大会ではEURO2012が初参戦です。2018ワールドカップはグループステージで日本とも当たりましたね。
R・レヴァンドフスキのプレースタイル
驚異の身体能力を持つFW
そんなロベルト・レヴァンドフスキのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。ほぼ専門的に中央のセンターフォワードを務めます。利き足は右。
過去に少しだけ下がり目のセカンドストライカーを務めたことがあるようですが、今ではもう見られない可能性が高いでしょうね。
レヴァンドフスキの身長は184センチです。最前線で張るのに必要十分なサイズがあり、なおかつ俊敏に動ける程度に大きすぎない丁度良さでは。
彼の特徴に挙げられるのは、身体能力の高さです。俊敏性に跳躍力、身体の強さのすべてを兼ね備えていると言っても過言ではありません。
まずスプリント力が十分にあり、相手選手との走り合いにもなかなか負けません。一瞬の隙をつき守備側の背後に抜け出すのも得意です。
狭いスペースでもそれが可能ですし、ロングカウンターのように長めの距離も走り切ってゴールまで持ち込むことができます。スペースでボールを受けるのが好きなタイプです。
また、跳躍力も特筆できるレベルです。競り合いにとても強く、空中戦では184センチという身長以上の存在感を発揮しています。その部分はセルヒオ・ラモス的なイメージです。
ジャンプするタイミングの取り方も上手で、ボールが落ちてくる一番良いところで頭に当ててきます。そのため、相手ディフェンダーの背中に乗っかることも。
加えて、鍛え上げられた肉体は接触プレーも問題にしません。スプリントしている最中に身体を寄せられても軸がブレない強さがありますね。
そこに関連してボディバランスにも優れており、崩れた体勢からでもシュートを正確に狙える驚異的な身体の軸を有しています。
↓難しい体勢からシュート。無理がききます。
🔴 When Coutinho & Lewandowski combine 🤩#UCL | @FCBayernEN pic.twitter.com/NjjxAM4Ca8
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 9, 2019
得点パターンが非常に豊富
跳躍力を生かしたヘディングの強さもありますが、レヴァンドフスキはどんな形からでも得点を取ること可能です。そして常にゴールを意識しています。
ゴール前での冷静さは傑出していて、キーパーとの一対一は滅多に外しません。ループシュートや反転してからの振り向きざまシュート、ヒールで流し込むシュートなどアイデアも多彩。
そしてそれらのアイデアをプレーへと反映させるテクニックも持ち合わせています。見落とされがちですがキックの正確性も高いレベルで持っている選手で、直接フリーキックも狙えます。
↓異次元の9分間5ゴール。
What you can do in nine minutes:
Make a cup of tea. Send an email.
What Robert Lewandowski can do in nine minutes:
⚽️⚽️⚽️⚽️⚽️pic.twitter.com/Hk41YW85fe
— Goal (@goal) April 26, 2020
強さを生かしたポストプレー
スペースでボールを受けるのが上手なレヴァンドフスキは前線で駆け引きをしていることが多めです。ただ、時には低い位置に下りてボールを受けます。
戦況によって変えるものかと思いますが、ゲームメイクに積極的に関与していくリンクマンタイプのセンターフォワードと比べると低頻度ですね。ボールタッチは多い方ではないでしょう。
とはいえ身体の強さを生かしたポストプレーはキープ力がある選手です。押されても簡単には潰されませんし、ジャンプ力を発揮してハイボールを味方に落とすのも良し。
2018-19はリーグ戦で10アシストをマークしています。二桁アシストはこのシーズンに限りません。味方を使う余裕がある点取り屋ですね。もちろん本来は自分で点を取りたいでしょうが。
↓ワオ…
He isn't human 👽
Call him Rabona Lewandowski 🎩#MiaSanMia @lewy_official pic.twitter.com/2tgpcOj53B
— FC Bayern English (@FCBayernEN) September 22, 2020
今回のまとめ
今回はバイエルン・ミュンヘン所属で、ポーランド代表ロベルト・レヴァンドフスキのプレースタイルなどを紹介しました。
レヴァンドフスキ加入後はチャンピオンズリーグ決勝に進めない期間が続きましたが、2019-20はそれに終止符を打ち、優勝をやってのけました。国内リーグと国内カップの三冠です。
ベテランと呼ばれる年齢になったレヴァンドフスキですが、得点感覚と意欲はまだまだ衰え知らず。走れるとこまで走って、歴史に残るストライカーになって欲しいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
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