この記事でわかること
今回はデンマーク代表ミッドフィルダー、バレンシア所属で背番号18番のダニエル・ヴァスを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/497789.html . https://www.transfermarkt.com/daniel-wass/profil/spieler/63463 )
D・ヴァスの経歴
ダニエル・ヴァス(Daniel Wass)は1989年の5月に、デンマークのグラズサックセで生まれました。首都コペンハーゲンの中の街のようですね。
ヴァスのキャリアはコペンハーゲンのブレンビーから始まりました。2007/08にブレンビーでトップデビュー。その後は他チームへのローン移籍も経験しつつ経験を積みます。
2011/12にフランスのエビアンへ移籍。1年目からリーグ1で29試合に出場しました。2013/14には同38試合に出場して9得点という活躍ぶりを披露します。
2015/16からスペインのセルタへ加入します。ここでもすぐに主力級の活躍を見せました。1年目からラ・リーガで36試合に出場。見事スペインに適応しましたね。
2018/19にバレンシアへ移籍します。移籍金は600万ユーロ。ここでも1年目から出場機会を得てラ・リーガ32試合に出場。どうもヴァスは行くところ先々ですぐ順応します。
デンマーク代表ではU-16から継続的に招集されています。A代表の主要大会はEURO2012からベンチ入り。EURO2020の予選にも召集されています。
D・ヴァスのプレースタイル
ポジション適性が幅広いMF
そんなダニエル・ヴァスのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は真ん中のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右。
中盤扱いしていますが、バレンシアにて右サイドバックとして定着してからディフェンダー扱いされることもあります。それくらい高レベルでこなしていますね。
さらに彼は中盤の右サイドに入ることもでき、ピンチヒッターとしての左サイドバックに入るところも少しだけ見たことがあります。
ヴァスは最終ラインでも中盤でも堅実に働く貴重なマルチロールプレーヤーです。攻守においてミスが少なく、安定感はかなりのもの。
彼のように多くのポジションを担当できるプレーヤーは多くありません。試合中にポジションを変えることもありますし、戦術理解度が高いのは間違いないでしょう。
頻繁に違うポジションを担当するので、スタメンにヴァスの名前があってもポジションが予測できないほど。今日はサイドバックかな?くらいの感じです。
特に怪我人が多い時は、ヴァスのようなマルチロール系の選手がいると大助かりですよね。
↓サイドバック起用のヴァス。謎にゴールを奪う。
Great game ✅ Memorable goal ✅
🦇 Daniel Wass 😮#UCL | @valenciacf pic.twitter.com/siZdX8SiJ8
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) December 3, 2019
なかなかのクロス精度
本職の中盤では安定感のあるパスを前線に供給してくれます。近場への繋ぎや距離のある浮き球も、そつなくこなしてくれています。
サイドの深い位置まで進入してから中央に放り込むクロスボールも質が良いので、何度も決定機を演出しています。サイドバックの時によく見せてくれますね。
また、頻度は高くありませんが正確で強烈なシュートを放つこともあります。記憶に新しいのは2018/19ヨーロッパリーグのラウンド16。
↓ビジャレアルとのアウェーでの対戦では、1-1で迎えた試合終盤に美しいボレーシュートをゴールに突き刺して勝ち越しゴールを奪っていました。
Daniel Wass finishes off a fantastic team move for @valenciacf! 🤩#UEL pic.twitter.com/UO9eZBj6dm
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) April 22, 2020
堅実なディフェンス力
ヴァスの身長は181センチです。なかなかのサイズがありますね。この体格を生かした守備も安定感があって彼の評価を高める要因です。
中盤でも最終ラインでもディフェンス力を発揮してくれるから嬉しいもんです。堅実という表現がしっくりくると思います。
積極的に飛び込むよりは相手の選択肢を限定していくような守備で、一発を狙ってかわされたりとかは少ない印象です。
サイドにいて180以上の身長があるとサイズのミスマッチも起きづらいですし、チーム全体としても穴になりませんね。
今回のまとめ
今回はデンマーク代表ミッドフィルダー、バレンシア所属で背番号18番のダニエル・ヴァスのプレースタイルなどを紹介しました。
ヴァスはバレンシアに加入した2018/19から、さっそくチームへ大きく貢献してくれました。以降も大きなプラス要素をもたらしてくれるでしょう。
デンマーク代表にも良い選手がいますしチーム力があります。ヴァスはベテランではありますがここからのナショナルチームでの活躍も注目してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!