この記事でわかること
今回はバレンシア所属で、元フランス代表フォワードのケヴィン・ガメイロを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/419791.htmlhttps://www.transfermarkt.com/kevin-gameiro/profil/spieler/27389 )
K・ガメイロの経歴
ケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)は1987年の5月、フランスのサンリスで生まれました。パリから少し北にある街のようですね。
ガメイロのプロキャリアはRCストラスブールから始まります。2005-06にトップデビューして経験を積んでいき、3年目の2007-08にはリーグ1で34試合に出場するなど定位置を築きます。
2008-09からFCロリアンに加入。1年目からリーグ1で37試合11得点を記録すると、年々パフォーマンスを上げていきます。2010-11はリーグ1で36試合に出場して22得点の大活躍。
2011-12にパリ・サン=ジェルマンへ移籍します。1年目こそリーグ1で2ケタ得点を記録していますが、ロリアンでの成績よりはちょっと劣るかなという印象。
2013-14からスペインのセビージャに加入します。1年目からラ・リーガの35試合で15得点を記録する活躍を見せ、2015-16も同31試合で16得点と上出来。ヨーロッパリーグの3連覇も経験します。
2016-17にアトレティコ・マドリードへ移籍。出場機会もしっかり与えられておりで、なおかつアトレティコでもヨーロッパリーグを1度制覇しています。
2018-19からバレンシアに加入します。1年目からラ・リーガで33試合に出場し、コパ・デル・レイの決勝では先制ゴールを挙げて優勝に貢献していますね。
フランス代表にはU-18から召集されており、A代表では各主要大会の欧州予選で出場歴があります。
K・ガメイロのプレースタイル
速さで相手を翻弄するFW
そんなケヴィン・ガメイロのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。ほぼ専門的に中央のセンターフォワードを務めます。利き足は右。
ガメイロの身長は172センチです。サイズの面では小柄と言えますが、ゴール前にドシッと構えているタイプではないのでさほど気にならないでしょう。
ガメイロの特徴に挙げられるのは、その優れたスプリント力です。一瞬の加速に強みがある選手で、そのスピードを生かしたプレーを披露してくれます。
特に、相手ディフェンダーの背後に抜ける動きが得意です。サイドや中盤で味方がボールを持っていると、「(ボールを)くれ!」と言わんばかりにフリーランニングします。
ディフェンダーからすると同時に走り出してもガメイロにはなかなかスピードで勝てませんから、対応するのは簡単ではありません。
また、スピードを生かしてカウンター攻撃でも相手の脅威になります。ランニングのコース取りが上手いので、ボールの出し手が出しやすいように走り、ボールを受けてチャンスを広げてくれます。
ワンタッチゴールが得意
ストライカーなだけあり、相手ディフェンダーの背後でボールを受けた後のシュート力も魅力的です。パンチのある強いシュートを見せてくれますね。
また、味方がサイドの深い位置から出すグラウンダークロスに走り込み足先でゴールへ流し込むシュートはガメイロの得意技です。
ディフェンダーがサイドにあるボールに気を取られている隙に中央で走り出し、マークを振り切り一瞬でゴールを決めてしまうこのパターン。まさに仕事人。
ガメイロはボールを持った時より、ボールを持っていない時にそのスピードをフル活用する選手なのではないでしょうか。
↓PKのパワーショットも上手。
#UEL Champion 2014+2015+2016+2018 🏆🏆🏆🏆
🎂 Happy Birthday, @kevingameiro9 🎈🎁⚽️🇫🇷@SevillaFC | @SevillaFC_ENG pic.twitter.com/jDa1WtuTt9
— UEFA.com DE (@UEFAcom_de) May 9, 2020
少なくないアシスト数
スピードに乗った裏抜けが得意なガメイロは、どちらかというと味方に使われるのが得意な選手です。パスの受け手になることが多いでしょう。
ガメイロ自らドリブルで違いを生んだり、繊細なパステクニックを見せたりという感じではありません。ただ、少しサイドに流れてからボールを受けて中央に折り返すクロスは上手。
そういったシンプルな折り返しでのアシストは、数は多くないでしょうけど彼の中でパターン化していることと思います。
↓ガメイロの2018-19プレー集。
.@valenciacf_en‘s ‘Frenchman Up Front!’ 🦇🥅🇫🇷
👏@kevingameiro9👏#LaLigaSantander pic.twitter.com/5TCaHlobeV
— LaLiga (@LaLigaEN) August 5, 2019
今回のまとめ
今回はバレンシア所属で元フランス代表、ケヴィン・ガメイロのプレースタイルなどを紹介しました。
2018-19からバレンシアに加入し、目に見える結果を残してくれたガメイロ。コパ・デル・レイ優勝、ラ・リーガは4位フィニッシュでヨーロッパリーグはベスト4でした。
今後のシーズンさらにチームとして向上するためには、このベテランストライカーのさらなる活躍が求められてきます。ガメイロに期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!