この記事でわかること
今回は元アルゼンチン代表フォワード、パリ・サン=ジェルマン所属で背番号11番のアンヘル・ディ・マリアを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/416637.html . https://www.transfermarkt.com/angel-di-maria/profil/spieler/45320 )
A・ディ・マリアの経歴
アンヘル・ディ・マリア(Angel Di Maria)は1988年の2月に、アルゼンチンのロサリオで生まれました。メッシも同世代でロサリオ生まれですよね。
ディ・マリアはCAロサリオのユースに所属していて、2005/06にロサリオでトップデビューします。2年目にはリーグ戦で24試合に出場するなど活躍し、2007/08からベンフィカに加入。
2010/11にスペインのレアル・マドリードへ移籍します。1年目からラ・リーガで35試合に出場し6得点を記録。2014/15にマンチェスター・Uへ移籍しますが、強盗の影響など心身ともに上手くいかず。
2015/16からフランスのパリ・サン=ジェルマンに加入。移籍金は6300万ユーロ。ユナイテッドでは思うような活躍ができませんでしたが、ここで輝きを取り戻します。
1年目からリーグ1で29試合に出場して10得点を記録。2017/18には同30試合で11ゴールと躍動し、フランスサッカーを大いに盛り上げてくれていますね。
アルゼンチン代表ではU-20から選出されています。A代表の主要大会は2010ワールドカップから出場しています。結果はベスト8でドイツに敗戦。2014年と2018W杯にも参加しています。
A・ディ・マリアのプレースタイル
ロングボールの精度が秀逸
そんなアンヘル・ディ・マリアのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職はサイドに張った位置の右ウイングです。利き足は左のレフティー。
加えて、利き足サイドの左ウイングや攻撃的ミッドフィルダーに入ることもできます。最前線の選手をサポートする立場ということがわかりますね。
ディ・マリアの身長は180センチです。サイズはなかなかのものがありますが、なにぶん細身で体格的な強みを前に出すタイプの選手ではありません。
彼の持ち味に挙げられるのは、凡庸なフィジカル面を補って余りあるほどの足下の技術です。ボールテクニックに優れていて、いわゆる違いを生み出せるウインガーです。
スピードスターの類ではないと思いますがボールのおさまりも良く、パスを受けたままキープしてタメを作るのが上手いですね。
なおかつディ・マリアは視野が広く、遠いサイドの味方のこともよく見えています。マーカーのプレッシャーをいなしつつ、突然反対サイドに長いパスをさばけるのも彼の良さです。
彼は非常に正確なロングボールを蹴ることができる選手で、オーバーラップした逆側のサイドバックやゴール前に飛び出したフォワードにも時にはパスを通してきます。
蹴る球の球種も使い分けているようで、高いボールや低いボールに加えてアウトサイドキックを蹴ることも。セットプレーのキッカーも頻繁に担当しますね。
チャンスメイクが得意
ディ・マリアはただ単に長いボールを出すのが得意なだけではありません。重要なのは、それをチームの得点にしっかり結び付けているという点です。
針の穴を通すように正確なクロスはもちろん、サイドを深くえぐってゴール前に折り返す速いパス。2015/16にはリーグ戦で18回のアシストを記録するほどで、彼はアシスト数も多いウインガーですね。
特に右サイドから入れる低弾道のクロスボールは守備側が触ってもオウンゴールしやすく、誰も触らなければそのままゴールインなんてこともあります。いやはや守りづらい。
↓長いので飽きたら飛ばしてネ。
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— Goal Japan (@GoalJP_Official) March 18, 2020
優れたシュート技術を持つ
ディ・マリアはパスの出し手として非常に優秀ですが、得点源としても十分に計算できる選手です。この部分も忘れてはいけません。
2018/19はリーグ戦で12ゴールをマークしています。特にミドルシュートは縦回転や無回転で蹴るように、かなり得意としています。30メートルくらいであれば狙えるでしょう。
また、彼は局面に応じてペナルティエリア内にも飛び込んでくるので、長距離砲だけを警戒すれば良いというわけでもありません。色々なことができる左足を持っていますね。
↓精度も威力も文句なし。
Magical stuff 👏
This was 1 year ago #Classique 🏡 pic.twitter.com/rDPzzNERxj
— Paris Saint-Germain (@PSG_English) March 17, 2020
今回のまとめ
今回は元アルゼンチン代表フォワード、パリ・サン=ジェルマン所属で背番号11番のアンヘル・ディ・マリアのプレースタイルなどを紹介しました。
2019-20にチャンピオンズリーグで決勝まで進んだパリですが、優勝にはわずかに及びませんでした。ディ・マリアも相当悔しかったことでしょう。
彼はベテランですが、身体能力に依存するタイプではない分まだまだ一線級の活躍ができるのではないでしょうか。期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!