この記事でわかること
今回はアルゼンチン代表ミッドフィルダー、パリ・サン=ジェルマン所属で背番号8番のレアンドロ・パレデスを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/419075.html . https://www.transfermarkt.com/leandro-paredes/profil/spieler/166237)
L・パレデスの経歴
レアンドロ・パレデス(Leandro Paredes)は1994年の6月に、アルゼンチンのサン・フストで生まれました。同じ名前の地名が国内に複数あるようですね。
パレデスは複数のチームを渡り歩いた後に、CAボカ・ジュニオルスのユースに加入します。2010/11にボカでトップデビュー。2012/13にはリーグ戦20試合に出場しました。
2013/14冬の移籍市場でイタリアのキエーヴォ・ヴェローナへ移籍。大したプレータイムはなかったものの、シーズン終了後の2014/15からローマへ期限付きで加入します。
ボカから完全移籍でローマに移った2015/16はエンポリへローンで赴き、セリエAの33試合に出場しました。ローマへ戻った2016/17には同27試合でプレーしていますね。
その後はロシアのゼニトを経て、2018/19冬の移籍市場でフランスのパリ・サン=ジェルマンに加入。移籍金は4000万ユーロ。チームの中で独特の存在感を放っています。
アルゼンチン代表にはU-17から出場しています。A代表の主要大会はコパ・アメリカ2019から出場。これからの代表定着が期待されますね。
L・パレデスのプレースタイル
パスの展開力に優れたMF
そんなレアンドロ・パレデスのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は下がりめの守備的ミッドフィルダーです。利き足は右。
フォーメーションによっては中盤のセントラルに入ることになります。いずれにしろ、中盤の中でも低めの位置でプレーすることが多い選手です。
パレデスの身長は180センチです。中盤の選手としてはなかなかのサイズがあり、ディフェンスの際にもこの身長は生きるでしょう。セットプレーの守りでも有効です。
彼の特徴に挙げられるのは、キックの精度を生かした配球力です。ミッドフィルダーとして重要な、離れた味方にボールを届ける能力を十分に持っています。
球足の長いボールで良さが目立ち、綺麗なサイドチェンジもよく繰り出します。受け手の足下にピタッとおさまると、次のプレーにも継ぎ目なく繋がりますね。
また、前線への縦パスの上手さも際立っている選手です。中盤の後方から、味方を1列とばしてフォワードまでボールを届けることができます。精度の高さ故でしょう。
縦パスが1本入るだけで相手のブロックを部分的に無効化できるので、攻撃にスイッチが入ります。この攻撃のスイッチを入れられる選手が中盤にいるかどうか、重要ですね。
縦パスがスルーパスになってかセットプレーを蹴ってか、2017/18はリーグ戦で8アシストを記録しています。基本ポジションからすると立派な数字ではないでしょうか。
↓なんとラボーナのミドルパス。
🎨 Un artista con una clase única 🤩#DíaMundialDelArte ❤️💙 pic.twitter.com/oeYHMSfYUy
— Paris Saint-Germain (@PSG_espanol) April 15, 2021
↓持ち上がりは頻繁ではありませんが、足下が巧みです。
Il y a 2⃣ ans, le milieu 🇦🇷 Leandro #Paredes rejoignait le Paris-Saint-Germain 🔴🔵#TonAvis Alors, bonne ou mauvaise recrue pour le @PSG_inside : _____ ✍️#UEL #EuropaLeague pic.twitter.com/nQlFjxSSxk
— L’UEFA 🇫🇷 (@UEFAcom_fr) January 29, 2021
パンチ力あるミドルシュート
ポジション柄パレデスは、ゴールに近付くことが少ない選手です。ただ、正確性をともなったロングボールを得意とする彼はそれでもゴールを脅かすことができます。
ペナルティーエリアの外30mくらいの距離であれば射程距離内で、強烈なミドルシュートを打ち込んできます。回転よりも純粋なパワー重視という感じでしょうか。
そのため彼の得点はほとんどエリア外からのものです。キーパーに弾かれたりディフェンダーに当たっても味方が押し込む可能性がありますから、相手からすると嫌なものです。
↓思いっきり振り抜きます。
Good luck, @LParedss! 👏#ASRoma #Paredes pic.twitter.com/OwbCfd4FsB
— AS Roma English (@ASRomaEN) July 1, 2017
出場すると相手にカードが増える
キックの技術力が魅力のパレデスですが、南米人らしい少々特殊な能力を持っています。能力と言うと語弊があるかもしれませんが、ファンにはお馴染みの特性ですね。
パレデスがピッチに入ると相手選手にイエローカード、場合によっては退場者がよく出るというものです。おそらく削らせるのが上手いか、挑発が上手いかといったところかと。
彼自身も血の気が多い方ではありますが、駆け引きという面ではなかなか面白いものがあります。ただ彼も味方も削られて怪我をしないように気を付けては欲しいものです。
今回のまとめ
今回はアルゼンチン代表ミッドフィルダー、パリ・サン=ジェルマン所属で背番号8番のレアンドロ・パレデスのプレースタイルなどを紹介しました。
彼はボールの展開が上手で特に縦パスが秀逸、さらに相手のプレーを荒くさせる煽りも上手な選手だとおわかり頂けたかと思います。
クラブでは全体的な地位までは築けていないものの、その能力は確かなものがあります。代表も世代交代が急務ですから、ひとつ頑張って欲しいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!