この記事でわかること
今回はオランダ代表フォワード、バルセロナ所属のメンフィス・デパイを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/417551.html . https://www.transfermarkt.com/memphis-depay/profil/spieler/167850)
M・デパイの経歴
メンフィス・デパイ(Memphis Depay)は1996年の2月に、オランダのモールドレヒトで生まれました。比較的海が近い街で、ロッテルダムのそばにあります。
デパイはVVモールドレヒトやスパルタ・ロッテルダムのユースチームを経て、2006年からPSVに所属しています。2010/11にはU-19のリーグ戦に出場。
2011/12にPSVでトップデビューしました。2013/14からの主力に定着し、エールディヴィジでは34試合に出場。2014/15は同30試合に出場して22得点と活躍し、リーグ優勝にも貢献します。
2015/16にイングランドのマンチェスター・Uへ移籍。期待を背負っての加入でしたがプレミアリーグに馴染めず、さらに監督とも馬が合わなかったという話もあるとかないとか。
2016/17冬の移籍市場でフランスのリヨンに加入します。移籍金は1600万ユーロ。英国を1年半で後にしたわけですがリヨンで輝きを取り戻し、2017/18はリーグ1の36試合で19ゴールと躍動。
2021/22にスペインのバルセロナへ移籍します。移籍金は発生せず。同胞クーマン監督の元で、名実ともにワールドクラスの選手になろうという挑戦に向かうわけです。
オランダ代表ではU-15からコンスタントに出場しています。A代表の主要大会には2014ワールドカップから出番を得ており、これからにも期待がかかります。
M・デパイのプレースタイル
軽快なボールタッチを持つFW
そんなメンフィス・デパイのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職はサイドの左ウイングです。利き足は右。
他にも中央のセンターフォワードや、2列目の攻撃的ミッドフィルダーに入ることもできます。融通が利くポジション適性を持っていると言えるでしょうね。
デパイの身長は176センチです。そんなに大きくない選手ですが、最前線でプレーするにしろ定点で張っているわけではないので気にならない方では。
彼の特徴に挙げられるのは、ボールを足下で受けてから個人で仕掛けられる点です。スピードとテクニックを持ち合わせたウインガーですね。右利きなのでカットインが得意です。
際立っているのは技術力の方で、シザースやターンあるいは切り返しをひっきりなしに織り交ぜてきます。突破だけでなくタメを作るのも上手いです。
そうして個人で打開する、あるいは時間を作って味方にさばくことが多いですが、相手を背負うポストプレーもすることがあります。小柄ですが彼には馬力もありますね。
ただ、そこはテクニックのあるデパイですから単純なポストには落ち着きません。ボールを受けてターンし前を向いたりフリックして味方に渡す小技も常に狙っています。
基本的にはボールを足下で受けたがる選手とは思いますが、守備ラインの背後で受ける動きも見せますから、デパイはなかなか何でもできる技巧派ウインガー系ストライカーと思えます。
↓このボールタッチ。
On. Repeat.
— Goal (@goal) October 6, 2020
🤹 Surrounded by 2 men, Depay juggles his way out 🔥#EQSkills | @hisensesports | #WCQ pic.twitter.com/M6Fh9ak1O4
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) March 29, 2021
時にはチャンスメイクも
デパイはボールを持ちたがる傾向が強いかと思います。それだけあってキックの正確性も良いものがあり、セットプレーのキッカーもよく務めます。
ボールを持っている時の視野も広く、遠いサイドへ得点に繋がるようなボールを出すこともできます。2017/18はリーグ戦で13アシストを記録していて、ゴール付近で味方を使うことができる選手ですね。
流れの中でサイドから中央に折り返すボールや、セットプレーのクロスもそうですし、技巧派でアイデアがあるデパイはバックヒールでのアシストも狙っています。
↓何ともエレガントなスルーパス。
The pass from @Memphis 😍
The assist from Tino 🤝
The finish from KTE ⚽️❤️💙#OGCNOL pic.twitter.com/ccII6WimGr
— Olympique Lyonnais 🇬🇧🇺🇸 (@OL_English) December 21, 2020
シュートレンジが広い
リーグ戦でシーズンに2ケタ得点をしっかり記録しているように、デパイは得点力にも優れています。その得点パターンも豊富なものがあります。ヘディングこそ少ないかもしれませんが。
自分で仕掛けてシュートまで持ち込んだり、サイドからの味方の折り返しにゴール前で合わせたり。その類のストライカー的な点の取り方も、プレーエリアが広いデパイならでは。
なおかつミドルシュートも強烈で、エリア外からもパワフルなボールを蹴り込んできます。ですので直接フリーキックも得意にしている選手ですね。
↓ビッグマッチでもお構いなし。
Can’t wait to see this guy back ❤️💙 @Memphis
🎥 @Dugout pic.twitter.com/coILwi4KL6
— OL English 🇬🇧 (@OL_English) February 9, 2020
↓PKではパネンカも披露。
🎯 Who is the best penalty-taker of all-time?
⏪🇳🇱 Throwback with Memphis Depay during 2018/19 #NationsLeague! pic.twitter.com/jG4JoJEAWf
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) September 2, 2020
今回のまとめ
今回はオランダ代表フォワード、バルセロナ所属番のメンフィス・デパイのプレースタイルなどを紹介しました。
オランダ代表はEURO2016と2018ワールドカップの本大会に出場できず、難しい時期がありました。ですが、若いタレントも上がってきて面白くなってきそうな気配があります。
そんな中ではありますがデパイはバルサへの移籍を実現させました。この移籍の出来がオランダ代表自体にも影響を及ぼすと管理人は睨んでいます。注目しましょう。
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