レアル・マドリード所属ダニエル・カルバハルのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はスペイン代表ディフェンダー、レアル・マドリード所属で背番号2番のダニエル・カルバハルを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/416624.html . https://www.transfermarkt.com/daniel-carvajal/profil/spieler/138927 )

D・カルバハルの経歴

ダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)は1992年の1月に、スペインのレガネスで生まれました。首都マドリードの中にある街です。

カルバハルは育成年代からレアル・マドリードの下部組織に所属している、マドリーのカンテラーノです。2011/12にはカスティージャ(Bチーム)でリーグ戦34試合に出場しています。

2012/13の1年間はドイツのレヴァークーゼンにローン移籍していました。そのシーズンはブンデスリーガで32試合に出場。ドイツ1部で貴重な経験を得られましたね。

2013/14にレアル・マドリードでトップデビューを果たしました。ドイツでの経験も生きたか、1年目からラ・リーガで31試合に出場するなど存在感を発揮。

翌年の2014/15もラ・リーガ30試合に出場して定位置をしっかりとつかみます。以降もコンディションさえ整えばマドリーの右サイドバックでファーストチョイスになっています。

スペイン代表にはU-18から召集されています。A代表の主要大会は2018ワールドカップから出場していて、2018年のネーションズリーグでも出番を得ています。

D・カルバハルのプレースタイル

積極的に攻撃へ絡めるSB

そんなダニエル・カルバハルのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。基本的には右サイドバックを務めます。利き足は右

フォーメーションとの兼ね合いによっては中盤のウイングバックにも入ります。彼の守備力を前めや3センターバックの横で使えるのは魅力的です。

カルバハルの身長は173センチです。小柄ではありますがサイドの選手なので、極端なマイナスポイントにはなっていないとは思います。その分を走って稼ぐ選手です。

彼の特徴はオーバーラップした際に見せる攻撃力にあります。サイドバックでありながら攻撃への影響力は非常に大きいものがあります。

そういった前へのベクトルの強さが魅力の選手です。かなり積極的に高い位置を取り、時には右サイドを経由してゴール付近まで到達するほどです。

スプリント力と運動量の両方に優れているカルバハルは、試合終盤になっても一切遠慮せずにオーバーラップを仕掛ける恐ろしい選手です。

味方とのパス交換からマークを外して深い位置まで進入していくことが多いですが、スピードと足下の技術も高水準なのでドリブルの推進力も備えています。

相手のマークが近くで見ていれば味方と連携して崩しにいくでしょうけども、寄せが甘いとどんどんドリブルで進んでいきます。もちろんバランスを見ながらです。

↓単騎でも相当な推進力を発揮。

クロスの精度が良い

攻撃参加で良さを発揮するカルバハルはキックの正確性も見事なものがあります。彼にスペースを与えると決定的なクロスをゴール前に入れてきますね。

特にゴール前にヘディングが得意なフォワードがいると、その頭を目がけてピンポイントのクロスを供給することができます。危険な男です。

なお、正確さも際立っていますがカルバハルはキックの種類も上手く使い分けていて、右足のアウトサイドキックも器用に繰り出します。早めのクロス、滞空時間の長いクロスなども。

相手のディフェンダーとキーパーはこういったキックの使い分けをされると、ボールの軌道が予測できないので対処が難しくなりますね。

↓深くまで進入して中央へ折り返し。

↓さらには左足でもこんなにキレイなボールを蹴ります。

確かな守備の安定感

攻撃参加時の貢献が大きいカルバハルですが、ディフェンダーなので当然守備にも奔走しなければなりません。ここが欠けているサイドバックも少なくないです。

守備の安定感もサイドバックとしてシッカリしており、なおかつ運動量もかなり豊富な選手なので試合を通して相手に寄せ続けることができます。

ドリブルしている相手のボールホルダーへの対応などは、スピードを生かして離されず食い付くことができる選手ですね。

身体能力に頼って判断を誤るシーンも目立たず、スライディングでボールを掻き出す時と相手のスピードを吸収する時を使い分けられている印象。優秀です。

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今回のまとめ

今回はスペイン代表ディフェンダー、レアル・マドリード所属で背番号2番のダニエル・カルバハルのプレースタイルなどを紹介しました。

少々怪我による離脱があったりはしますが、彼はレアル・マドリードにおいて、攻守に奔走し続けています。サイドバックとしての評価は世界的にもかなり高いでしょう。

サイドバック起用でもウイングバックでもその能力は間違いないので、マドリーはもちろんスペイン代表の方でもチームをタイトル争いに押し上げていって欲しいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!