バレンシア所属ウロシュ・ラチッチのプレースタイル!

ESP

スポンサーリンク

この記事でわかること

今回はセルビア代表ミッドフィルダー、バレンシア所属で背番号8番のウロシュ・ラチッチを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、プレースタイルのおさらいや今後への期待をひとことで書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/821786.html . https://www.transfermarkt.com/uros-racic/profil/spieler/417575)

U・ラチッチの経歴

ウロシュ・ラチッチ(Uros Racic)は1998年の3月に、旧ユーゴスラビアのクラリェヴォで生まれました。今はセルビアの中央南寄りにあたります。

ラチッチは育成年代にOFKベオグラードやレッドスター・ベオグラードでプレーしていました。レッドスターはツルヴェナ・ズヴェズダという名前でも知られていますね。

2016年からレッドスターに加入し、2015-16のリーグ戦でトップデビューも果たしています。2017-18にはリーグ戦22試合に出場し、ヨーロッパリーグでも計10試合プレーしました。

2018-19にスペインのバレンシアへ移籍。Bチームのメスタージャで当初プレーしつつ、コパ・デル・レイではトップデビューも飾っています。シーズン後半はCDテネリフェへ期限付き移籍。

2019-20はポルトガルのFCファマリカンへローン移籍し、プリメイラ・リーガで33試合に出場しました。2020-21にバレンシアへ復帰し、低迷するチームの復調を目指しています。

セルビア代表にはU-18から出場しています。A代表では2021年のワールドカップ予選からプレーしています。これから代表でも活躍していくことが期待されますね。

U・ラチッチのプレースタイル

屈強な身体をした大型MF

そんなウロシュ・ラチッチのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。基本的には中央のセントラルミッドフィルダーに入ります。足は両利き扱いとするメディアが多い模様。

確かに片方の足に偏らずボールを操っているように見えなくもないです。立ち位置ではより低めの守備的ミッドフィルダーを務めることもあります。

ラチッチの身長は193センチです。遠めに見ても大きいことがわかるくらいのサイズを有しており、中盤の選手でここまで長身なプレーヤーはそう多くありませんね。

彼の特徴に挙げられるのは、その恵まれた体格を生かしたディフェンス能力です。身長があるだけでなく厚みもある身体つきで、接触プレーをものともしません。

中盤の特に低めのポジションにおいて必要なボール奪取能力を備えていて、フィジカルを生かした肩でのタックルは相手のバランスを崩させるのに十分な迫力があります。

また、これだけ大柄なのでスピードを求めるのは酷ですが脚が長いので、相手に避けられかけても長い脚を伸ばしたスライディングでボールを刈り取ってしまうことも少なくありません。

その特性から中盤では低めの位置でバランスを取ることが多く、ポジションを上げるのは相手を押し込んでいる時などでしょうか。後ろに控えていると安心感がある選手です。

なかなかのパス展開力

中盤のフィールドを強靭な身体で守ってくれるラチッチですが、当然のごとくミッドフィルダーには一定レベルの配球能力も求められてきます。

上記の通り彼は両足を使い、けっこう質の良いボールを蹴ってくれます。中央からサイド深くへの展開も期待できる選手と言えるのではないでしょうか。

相手守備陣の背後を狙ったパスなど得点に直結するプレーは多くないですが、長短のパスを堅実に繋ぐという面では評価されているミッドフィルダーです。

たまに得点へ関与する

ラチッチは中盤の底でプレーすることが多いため、自ら得点を取る、あるいは味方のゴールをアシストするといった機会が多い選手ではありません。

ただ、特に得点に関しては彼のキックの質が良いので期待感があります。ペナルティーエリア内からのこぼれ球をダイレクトで蹴るシーンなどは見どころのひとつでしょう。

基本のタスクを考えると無理に前がかりになってカウンター対策を疎かにするより、遠めからのミドルシュートを狙っていって欲しいですね。

↓良いキックを持っています。

スポンサーリンク

今回のまとめ

今回はセルビア代表ミッドフィルダー、バレンシア所属で背番号8番のウロシュ・ラチッチのプレースタイルなどを紹介しました。

彼は193センチに加えてぶ厚い身体つきをしており恵まれた体格で守備に貢献、さらにパス出しも一定の質があり時にはゴールを脅かす選手とお分かりいただけたかと思います。

彼は若くしてセルビアのA代表としてデビューしました。2018W杯の本戦にも出場した国ですから立派なものです。所属クラブのバレンシアでもさらなる活躍を期待しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!