この記事でわかること
今回はトッテナム所属で、フランス代表ミッドフィルダーのタンギ・エンドンベレを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/833330.htmlhttps://www.transfermarkt.com/tanguy-ndombele/profil/spieler/450936 )
T・エンドンベレの経歴
タンギ・エンドンベレ(Tanguy Ndombele)は1996年の12月に、フランスのロンジュモーで生まれました。パリから南、わりと近い街です。
エンドンベレは複数のユースチームを渡り歩いてきて、2011年からEAギャンガンのユースに加入します。そして2014年7月にSCアミアンへ移籍。
当初はアミアンのBチームへ加入しましたが、2016-17にアミアンでトップ登録。すると、そのシーズンから存在感を発揮していきます。
2016-17はリーグ2で30試合に出場。トップチームに昇格したシーズンにこれだけ出場機会を得るのは大したものですよね。
2017年8月にリヨンへ移籍します。前年の活躍が評判になったのでしょう、ステップアップを果たしましたね。なおかつ、すぐに主力として活躍します。
2017-18はリーグ1で32試合に出場。翌2018-19は34試合に出場しました。すると国外のビッグクラブからも熱視線を送られる選手になります。
2019-20からイングランドのトッテナムに加入。2019年夏の移籍市場終了時点で、トッテナム史上最高額の移籍金での加入でした。
移籍金は実に6000万ユーロ。1ユーロはざっくり125円くらい。ということは、すごい。(小並感)
フランス代表にはU-21から招集されています。A代表の主要大会は2018-2019のネーションズリーグから出場していますね。
T・エンドンベレのプレースタイル
ボールを運べてさばける選手
そんなタンギ・エンドンベレのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。メインは中央のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右。
利き足サイドである右サイドハーフや、下がりめの守備的ミッドフィルダーにも入ります。中盤での使い勝手がけっこう良い選手なんですね。
エンドンベレの身長は181センチです。なかなかのサイズと身体の強さも持ち合わせていて、このフィジカル能力の高さはエンドンベレのプレーを攻守にわたって支えています。
さらにスピードもあって走れる選手です。これらのことからドリブルで相手に脅威を与えられるプレーヤーであることは間違いないでしょう。
中盤でボールを受けて、目の前にスペースがあると積極的に持ち上がることができます。フィジカルの強さもあるので相手に身体をぶつけられてもブレずにプレー、いわゆるゴリ押しもできるんですね。
なおかつ、速さと強さだけでなく上手さも持ち合わせています。ドリブルのタッチは細かく、コースを変えながら進むことができます。相手に寄せられても強さで抑え、器用にボールを動かして逆を突く。
さらに良いのが、チャンスメイクも上手なことです。エンドンベレはセントラルミッドフィルダーの選手でもわりと攻撃的な方で、高めのポジションもよくとります。
エリア近くまで進出し、連動して動く味方選手にスルーパスを出して決定機を演出することができます。パスセンスも持ち合わせているんですね。
ですのでボールを持ってドリブルで運びながら時間を作り、空いている味方に上手い具合にパスを通すなんていう器用なプレーが可能です。
コントロールショットが上手
エンドンベレはシュートも上手な選手です。多少の距離があっても正確にコースを突いたシュートを放つことができますね。
セントラルミッドフィルダーながら前めの位置に出掛けることも多いエンドンベレですから、このシュート力はチームにとっても価値が高いと言えるでしょう。
2019-20にトッテナムへ加入するまでは得点数自体は少なめでした。キャリアを重ねるごとに得点力も増していく可能性は大いにありますね。
🚀 Tanguy strikes against The Saints! 🔥#THFC ⚪️ #COYS pic.twitter.com/4LJgIl1uYk
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) January 24, 2020
身体能力を生かした守備
セントラルミッドフィルダーは攻守に顔を出すポジションですから、守備力も重要な評価ポイントであることは言うまでもありません。
エンドンベレは守備でもスプリント力やフィジカルを生かして貢献できる選手です。こういう時に181センチという体格も役に立ちますね。
ただ、時折ディフェンスで軽いプレーもあるような印象です。守備では身体能力に頼っているのかもしれません。アンカーにエンドンベレ1枚起用は怖いかも。
今回のまとめ
今回はトッテナム所属でフランス代表、タンギ・エンドンベレのプレースタイルなどを紹介しました。
2018-19チャンピオンズリーグで準優勝だったスパーズは、2019年夏になかなかの補強をしました。目玉のひとりがエンドンベレです。
エンドンベレがスパーズにタイトルをもたらすような活躍ができるか、注目してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!
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