この記事でわかること
今回はスペイン代表ミッドフィルダー、アトレティコ・マドリード所属で背番号14番のマルコス・ジョレンテを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/518500.html . https://www.transfermarkt.com/marcos-llorente/profil/spieler/282411)
M・ジョレンテの経歴
マルコス・ジョレンテ(Marcos Llorente)は1995年の1月に、スペインのマドリードで生まれました。元々マドリードっ子だったわけです。
ジョレンテは育成年代にラージョ・マハダオンダなどのクラブでプレーしていました。2008年にレアル・マドリードのカンテラに加入。彼はレアル・マドリードのカンテラーノです。
2013-14にU-19としてUEFAユースリーグに出場し、2014-15にはカスティージャ(Bチーム)で3部リーグの25試合に出場しました。同シーズンにはラ・リーガでトップチームのベンチ入りも経験しています。
2015-16にレアル・マドリードでトップデビュー。ただラ・リーガでは2試合の出場で、ほとんどはカスティージャでプレーしました。2016-17はアラベスにローン移籍し、リーガで32試合に出場。
2019-20にアトレティコ・マドリードへ移籍。移籍金は3000万ユーロ。1年目からラ・リーガで29試合に出場し、チャンピオンズリーグのリヴァプール戦では2得点1アシストの活躍を見せました。
スペイン代表にはU-19から出場しています。A代表では2020年の国際親善試合でデビューを飾っていて、これからの代表定着が楽しみな選手ですね。
M・ジョレンテのプレースタイル
体格と身体能力に優れたMF
そんなマルコス・ジョレンテのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は真ん中のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右。
マドリー時代は守備的ミッドフィルダーに加えてセンターバックの経験も少しあります。加えて右サイドハーフや、2トップの一角にも入ってしまう大変に器用な選手ですね。
ジョレンテの身長は184センチです。センターバックの経験があるというのも、うなづけてしまうサイズがあるので中盤あるいは前線に高さをもたらすことができます。
彼の特徴に挙げられるのは、身長に加えたフィジカル的な強さ、そしてスプリント力を兼ね備えている点です。これならどのポジションでも身体能力的に問題なさそう。
本職が中盤なので守備における貢献は必須ですが、ジョレンテは競り合いに強くてボール奪取能力も高いです。ボールホルダーに身体を寄せれば、押し負けずにファイトできます。
なおかつスピードもなかなかのモノを持っているので、中盤の広いスペースをカバーしてくれます。軽い守備対応のイメージもあまりないので、安心してフィールドを任せられますね。
↓実は相当に足が速いです。
🧐 DID YOU KNOW…
🌬️ @marcosllorente hit a top speed of 35.4km/h in #AthleticAtleti! ⚡️#Mediacoach pic.twitter.com/TT8PBZqUmA
— LaLiga English (@LaLigaEN) April 30, 2021
ボールテクニックが巧み
フィジカル的な強みを持っているジョレンテですが、スペイン人らしく技術的な部分もしっかりしています。ボールを持たせても良い仕事をするプレーヤーです。
ボールのタッチは軽やかで、寄せてくる相手選手をいなす余裕があります。スプリント力を生かしたドリブルの推進力もあり、身体は強くて足下は上手いという、良い意味で厄介な選手でしょう。
加えてその試合のポジションによっては、守備側の背後を狙うオフザボールの動きもつけてきます。足下ばかりにならないので、これまた相手は守りづらいですね。
もちろんパスの展開力も良く、遠いサイドにもしっかりボールを届けられます。ラストパスも上手で、2019/20ラ・リーガでは終盤10試合で4つのアシストを記録しています。
↓タメてパス交換からチャンスメイク。
🔴⚪️ Your favourites for the title? Atlético beat the holders to reach the last 8…#UCLdraw pic.twitter.com/zCfx2yBXC7
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) July 10, 2020
↓ゴールもアシストもお手の物。元々中盤後ろの選手だったとは思えませんね。
😎 ¡El todoterreno @marcosllorente! 😎
🧐📋 ¿En qué posición crees que juega mejor? #LaLigaSantander pic.twitter.com/QmWI5Slkiv
— LaLiga (@LaLiga) July 19, 2021
シュートレンジが広い
中盤でも前線でもプレーすることがあるジョレンテは、様々なシュートパターンを持ち合わせています。高さと強さがあるのでヘディングもアリでしょう。
2019-20チャンピオンズリーグのリヴァプール戦では、ミドルシュートで2ゴールを挙げて世界中に衝撃を与えましたね。このように彼は、どの位置からでもゴールを脅かす選手です。
前めのポジションで起用された際も、冷静なフィニッシュを披露してくれます。前述のようにアシストも期待できるので、その場に合った最善のプレーを選択してくれそうですね。
↓世界中を騒然とさせたゴラッソ。
🔜 Ready to go again?
🔴⚪️ Marcos Llorente ⚽️⚽️ #UCL | @atletienglish pic.twitter.com/pl7Ml8fDOX
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) June 18, 2020
↓利き足でない左足で、狭いところを通す技術たるや。
Just how good was this @marcosllorente goal? 🌪️
🌟 @livescore 🌟#360replay pic.twitter.com/Jd8cmES7kC
— LaLiga English (@LaLigaEN) October 27, 2020
今回のまとめ
今回はスペイン代表ミッドフィルダー、アトレティコ・マドリード所属で背番号14番のマルコス・ジョレンテのプレースタイルなどを紹介しました。
マドリーでは出番を得られませんでしたが、アトレティコに来てから輝きを放っているジョレンテからは勢いを感じます。このまま代表でも定位置を築いてしまいそうなくらいです。
特にスペイン代表はEURO2012以降元気がないですから、新しい風も必要になってくるでしょう。ジョレンテ本人もそうですが、彼が代表に何をもたらしてくれるか注目してみましょう。
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