この記事でわかること
今回はナポリ所属で、イタリア代表ディフェンダーのジョヴァンニ・ディ・ロレンツォを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/838534.html . https://www.transfermarkt.com/giovanni-di-lorenzo/profil/spieler/169880)
G・ディ・ロレンツォの経歴
ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ(Giovannni di lorenzo)は1993年の8月に、イタリアのカステルヌオーヴォ・ディ・ガルファニャーナで生まれました。中部のトスカーナにあります。
ディ・ロレンツォは主にレッジーナのユースチームで育成年代を過ごしました。2009-10にはプリマヴェーラ(ユースリーグ)の3試合に出場しています。
2010-11にレッジーナでトップデビュー。2010-11と2011-12はともにセリエBで1試合の出場。メインはプリマヴェーラでのプレーでした。2012-13はACクーネオにローン移籍。
2013-14にレッジーナへ復帰するとトップチームで活躍し、2015-16にSSマテータヘ移籍します。2017-18にはFCエンポリへ加入。2018-19は初挑戦のセリエAで37試合5得点と躍動しました。
2019-20にナポリへ移籍します。すると1年目からセリエAの33試合に出場する活躍を披露。チームの主力として躍り出ました。今後にも期待できます。
イタリア代表にはU-20から出場しています。A代表では2019年のEURO予選がデビューで、2020年のネーションズリーグでも出番を得ていますね。
G・ディ・ロレンツォのプレースタイル
中央でもプレー可能なSB
そんなジョヴァンニ・ディ・ロレンツォのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。本職は右サイドバックです。利き足は右。
ポイントは真ん中のセンターバックでもプレー可能だということで、加えてサイドの1列前でウイングバックにも対応します。身長は差がありますが、L・クロスターマンみたいですね。
ディ・ロレンツォの身長は183センチです。サイドバックとしては必要十分なサイズがあるのは心強く、センターバックに入れるのもうなずけます。
彼の特徴に挙げられるのは、その身長とフィジカルを生かしたバランスの良い守備対応です。言ってしまうと、右サイドにもう1人センターバックがいる感じ。
サイズだけでなく身体の強さも持ち合わせていて、相手のサイドアタッカーとの接触プレーにも耐性があるのが良いところ。スピードもまずまずあります。
空中戦でも勝負できるので、相手のフォワードにも簡単には競り負けないところも大事ですね。ハイボールで狙い打ちにされる心配はあまりないでしょう。
また中央でプレーするだけあって軽率なチャレンジも目立たず、ディフェンスに安定感がある選手です。よっぽど強烈なウインガーとでも対峙しなければ、心配せず見ていられますね。
なかなかのクロス精度
一定水準の守備能力でチームに堅さをもたらしてくれるディ・ロレンツォですが、本職がサイドバックだけあって攻撃でもしっかり貢献してくれます。
攻め上がったときにはチャンスを作るクロスボールを蹴ることもあり、2017-18はリーグ戦で7アシストというサイドバックとしては立派な数字を残しています。
もちろん起用がウイングバックかサイドバックかにもよりますが、期待感はあります。球足が長いアーリークロスも良いものを蹴りますから、頼もしいものですね。
Il cross dalla destra di Di Lorenzo, il colpo di testa di Farias che batte Lafont: è il gol partita, è il gol che decide il derby, è il gol che dà agli azzurri il successo sulla Fiorentina! 📺 pic.twitter.com/IdXnPCMWFk
— Empoli Fc Official (@EmpoliCalcio) May 5, 2019
足でよく点を取る
ディ・ロレンツォはポジション柄、大外からオーバーラップすることが多めです。ただ、中寄りに上がることも少なくないところが持ち味になっています。
セットプレーの流れもあるでしょうけど、中央からそのままゴール前に顔を出すこともあり2018-19はリーグ戦で5得点。侮れない得点力を持つディフェンダーです。
得点パターンに関してですが、ヘディングが多いのかと思いきや足でのゴールが多い模様。本職ディフェンダーらしからぬ特性で、ゴール嗅覚に優れているのかもしれないですね。
今回のまとめ
今回はナポリ所属でイタリア代表、ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォのプレースタイルなどを紹介しました。
彼はサイドバックが本職でありつつ1つ前やセンターバックをこなし、クロスボールや足でのゴールでチームに貢献できる選手とおわかり頂けたかと思います。
ナポリではレギュラークラスの選手として君臨していますので、代表の方でも台頭できると選手としてまた一皮剥けそうな気がしますね。期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!