この記事でわかること
今回はコロンビア代表ミッドフィルダー、エヴァートン所属で背番号19番のハメス・ロドリゲスを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417167.html . https://www.transfermarkt.com/james-rodriguez/profil/spieler/88103 )
J・ロドリゲスの経歴
ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)は1991年の7月に、コロンビアのククタで生まれました。同国の北部、ベネズエラとの国境沿いにある街です。
ハメスは育成年代にエンビガドFCやアルゼンチンのCAバンフィエルドでプレーしました。2010/11からポルトガルのポルトへ加入し、2年目の2011/12には26試合13得点という活躍を見せます。
2013/14にフランスのモナコへ移籍、1シーズンの在籍でしたが主力としてプレーします。
2014/15にスペインのレアル・マドリードに移籍。移籍金は7500万ユーロ。1年目からラ・リーガで29試合に出場して13得点を記録します。2017/18からはドイツのバイエルンに2年間の期限付き移籍。
2020/21からイングランドのエバートンへ加入します。移籍金は発生せず。恩師アンチェロッティ監督のもとで再び輝きを見せられるか大いに期待したいところです。
コロンビア代表にはU-17から招集されています。A代表の主要大会は2014ワールドカップから出場。ベスト16の日本戦でも大活躍し、大会6得点で得点王に選出されています。
J・ロドリゲスのプレースタイル
ボール扱いが上手い天才肌
そんなハメス・ロドリゲスのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。メインは前めの攻撃的ミッドフィルダーです。利き足は左のレフティー。
さらに、左右のウイングでもプレー可能です。ハメスのボール展開能力を考えると攻撃的ミッドフィルダーのほうがハマるんですかね。
ハメスの身長は180センチです。アタッカーとしてサイズがある方ではありますが、ゴール前で競り合うより外からクロスを上げる選手なのであまり身長について気にする機会はありません。
ハメスの特徴は優れたボールコントロール能力にあります。ボールを足下に置いているときに一番怖さを出せる選手ですしょう。プレーメイクできるプレーヤーです。
彼はボールキープ能力に優れていて、相手に寄せられても簡単には奪われません。そうして自分で時間を作り味方の動き出しを促すことができます。
タメを作れる選手というわけです。際立った足の速さがなくても低速や中速でボールを守りながらパスの出し所を探せるので、ハメスだけに気を取られていると鋭いパスを刺してきます。
攻撃のリズムを変えられる選手、という表現が良いと思います。視野も広いので味方のフリーランニングを見つけてそこにパスを通すのが上手。
↓素晴らしいコントロールからのシュート。
🇨🇴 James Rodríguez con el @FCPorto 🤩#UEL | @jamesdrodriguez pic.twitter.com/PVMBBBRo2k
— UEFA.com en español (@UEFAcom_es) April 20, 2021
チャンスメイクが得意
キックの精度もとても高いです。低い位置から前線の味方に送るロングボールなんかもミス少なく処理できます。セットプレーのキッカーを務めることも少なくありません。
ハメスのパスセンスがより輝くのはペナルティエリア付近でしょう。創造性あふれたパスセンスを披露してくれます。狭いスペースでディフェンダーの頭の上を越すパスを繰り出したりもできます。
こういったアイデアに満ちたプレーは南米の匂いを感じますね。2014/15にはリーグ戦で13回のアシストを記録しています。
↓球足の長さとタイミング、バッチリです。
Strike first. Strike hard. No Mersey. 🥋👊
Hey @WilliamZabka, got any room in the dojo for @richarlison97? #CobraKai pic.twitter.com/E0p35C2Mne
— Everton (@Everton) February 20, 2021
優れた得点力を備える
味方の動きを見逃さず、そこを使うのが上手なハメス。ただ、2014W杯で得点王になっていることからわかるように得点感覚にも良さがあります。
動ける選手なのでペナルティエリア内に自ら持ち込んでシュートも狙えますし、エリア内で味方のパスを受けてシュートというパターンも。ゴール前でも冷静でコースを狙う余裕があります。
点を取ることに関してはストライカー的な一面ものぞかせる選手ですね。加えて、ゴールまで距離があっても強烈なミドルシュートでキーパーを脅かします。
↓シュート上手すぎ。
Feliz cumpleaños @jamesdrodriguez! 🎉
The 2014 #WorldCup @adidas Golden Boot winner turns 2⃣8⃣ today 🎂 pic.twitter.com/O5mD4wGC6m
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) July 12, 2019
今回のまとめ
今回はコロンビア代表ミッドフィルダー、エヴァートン所属で背番号19番のハメス・ロドリゲスのプレースタイルなどを紹介しました。
マドリーでは才能を完全に発揮し続けることができなかったハメスですが、彼のポテンシャルは誰もが知るところですね。2014W杯などは圧巻でした。
怪我やコンディション不良のせいで、実力のわりに出場試合数が伸びないのがもったいないプレーヤーだと思います。あるいは調子のムラの影響か。
エバートンで心機一転、活躍を見せられるか。あるいはコンタクトの激しい英国サッカーに苦戦するか。注目して見ていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!