この記事でわかること
今回はリヴァプール所属でブラジル代表フォワードの、ロベルト・フィルミーノを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/419552.html . https://www.transfermarkt.com/roberto-firmino/profil/spieler/131789 )
R・フィルミーノの経歴
ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)は1991年の10月に、ブラジルのマセイオで生まれました。ブラジル東部の海沿いの街ですね。
フィルミーノはキャリア初期、クルーベ・ジ・レガタス・ブラジルに所属していました。2008年にフィゲイレンセFCへ移籍した後、トンベンセFCへのローン移籍も経験します。
2010/11冬の移籍市場でドイツのホッフェンハイムに移籍。加入から半年ほどですっかりチームにフィットし、2013/14にはブンデスリーガの33試合で16得点と素晴らしい活躍を披露。
2015/16にイングランドのリヴァプールへ移籍します。1年目からプレミアリーグの31試合で10得点とドイツ時代と変わらない能力を発揮しました。
2017/18はプレミアリーグの37試合に出場して15得点を記録。チャンピオンズリーグでも決勝に進み、2年連続で決勝まで進んだ2018/19は優勝も達成しています。
ブラジル代表においては、主要大会への参加はコパ・アメリカ2015からです。同2019年大会では全試合に出場。2得点3アシストと文句なしの活躍を見せました。
R・フィルミーノのプレースタイル
中盤と前線を繋ぐリンクマン系FW
そんなロベルト・フィルミーノのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。中央のセンターフォワードを主に務めます。利き足は右。
フィルミーノの身長は181センチです。なかなかのサイズを有していますが、彼は身体的な部分よりも技術的なところに良さがあります。
彼の特徴として、いろいろな場所に顔を出す点が挙げられます。サイドに流れたり、低い位置に下がって攻撃の組み立てに参加したりと。
攻撃の停滞感や相手の立ち位置を見て入り込む場所を判断する、サッカー頭脳に優れた選手だと言えるでしょう。
特に中盤まで下りてきて、ディフェンダーからパスを受けてワンタッチでボールをさばくのが上手です。おのずと攻撃のテンポが上がります。
逆にボールを受けてから間を空け、ワンクッション置いてからさばくこともあります。その方が、受け手がパスを受けやすいこともありますよね。
このようにフィルミーノは攻撃のテンポを変えるのが得意な選手です。独特のリズムでボールを操る様は、マネしようとしてできるものではないでしょう。
視野も広くて意外な場所にパスを通してくることも多いです。アシストも期待でき2013/14はリーグ戦で12アシスト、2016/17は10アシストをマークしています。
また彼が前線の中央を空けてあげて、そこにサイドの選手が入るスペースを作ってあげるのも良い味を出しています。よく囮になる選手ですね。
↓下りてきて受けてさばいて、これを延々と繰り返します。
🇧🇷 Roberto Firmino ballin' against Genk #OTD in 2019 🔝@LFC | #UCL pic.twitter.com/Mq3Hub4OPW
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 23, 2020
ボールコントロールが秀逸
前述のようにフィルミーノはワンタッチでボールをさばくのが上手です。彼がボールを操るスキルはパスだけにとどまらず、ドリブルやトラップにもあらわれています。
ドリブルに関しては個人で仕掛けて局面を打開するタイプではありませんが、相手にボールを奪われずタメを作ることができます。
そうして自分に守備側の注意を引きつけておいて、空いた味方にパスを通すのがお家芸でしょう。随所に忍ばせるトリッキーな技にはブラジルの息吹を感じます。
↓このボールタッチ。
🇧🇷 Happy birthday, Roberto Firmino! 🔥#UEL | #HBD pic.twitter.com/q0HDLGXOZd
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) October 2, 2020
シュートタッチが柔らかい
攻撃における潤滑剤のように味方を生かす動きが上手なフィルミーノですが、自分でもゴールを狙いにいけるフォワードです。コースを狙ったシュートも良し。
特に上手さを感じるのは、グラウンダーのパスをダイレクトでループシュートにするシーンです。よほど足下が上手くなければフカしてしまうでしょう。
そんな感じで、得点を量産するタイプのセンターフォワードではありませんが絶対的なシュートセンスを持つのがフィルミーノです。
↓ラボーナにアウトサイドキックに、実に器用で華麗。
🎶 Give the ball to Bobby…
🇧🇷 Happy birthday, 2019 winner Roberto Firmino!#HBD | #UCL pic.twitter.com/uUknsGMg3l
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 2, 2020
今回のまとめ
今回はリヴァプール所属でブラジル代表、ロベルト・フィルミーノのプレースタイルなどを紹介しました。
今やリヴァプールの柱になっているフィルミーノ。国内外のタイトルレースでトップを狙うチームの核になっています。
チャンピオンズリーグの連覇こそなりませんでしたが、2019/20はプレミアリーグ優勝を果たしました。今後もどのように攻撃を彩っていくのか楽しみですね。
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