この記事でわかること
今回はローマ所属で、元イングランド代表ディフェンダーのクリス・スモーリングを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417736.html . https://www.transfermarkt.com/chris-smalling/profil/spieler/103427 )
C・スモーリングの経歴
クリス・スモーリング(Chris Smalling)は1989年の11月に、イギリス(イングランド)のロンドンで生まれました。UKロック好きにはたまらん場所でしょうな。
スモーリングはキャリア初期、ローズウッドFCやミルウォールFCのアカデミーに所属していました。U-18まではミルウォールでプレーし、2006-07にメイドストーン・ユナイテッドへ移籍。
2008-09にフルハムへ加入します。加入したシーズンはプレミアリーグで1試合のみに出場。2年目の2009-10は同12試合に出場したほか、ヨーロッパリーグでも4試合出場しています。
2010-11からマンチェスター・ユナイテッドへ加入しました。キャリアを重ねるうち出場を増やし、2015-16はプレミアリーグの35試合に出場しています。優勝したFAカップには全試合にフル出場。
2019-20にイタリアのローマへローン移籍し、翌年に完全移籍で加入しました。H・マグワイアの加入などが影響したでしょう、いずれジャロロッシの頼もしいベテラン助っ人です。
イングランド代表にはU-20から招集されています。A代表の主要大会は2014ワールドカップから出場。EURO2016でも主力としてプレーしました。
C・スモーリングのプレースタイル
サイズと強さが際立ったCB
そんなクリス・スモーリングのプレースタイルですが、ポジションはディフェンダー。本職は中央のセンターバックです。利き足は右。
プラスして右サイドバックでのプレー経験もあります。センターバックが板についた今ではほとんど見られないとは思いますが。
スモーリングの身長は194センチです。サイズは世界規格で見ても大きく、ゴール前での存在感はかなりのものがありますね。
大きいだけでなくてパワーにも彼は優れていて、身体的なフィジカル能力は部分は彼の一番のセールスポイントでしょう。
当然のように空中戦の競り合いはとても強いです。ゴール前に蹴り込まれる単純なクロスボールであれば、競り合いさえも意に介さない高さと強さを誇る選手です。
またスモーリングは大柄なわりに、まずまず動ける選手です。長い脚を巧みにに使ったスライディングは、ボールホルダーが想像している以上に遠くからでも伸びて届いてくるでしょう。
軽快とまでは言えませんが、一度加速すればボールを追った走り合いでも対人の強さを発揮しますし、相手のフォワードが縦パスを受けようとするところは彼がガツッと当たりにいきます。
足を使って妨害したり、高い球なら相手の上に乗っかって跳ね返したり。前に出ての潰しもパワフルですね。
なかなかの得点力
前述のようにスモーリングは空中戦にとても強い選手です。もちろん味方のセットプレーでもターゲットになり、相手も警戒してくるでしょう。
ヘディングでのゴールがほとんどだとは思いますが、彼は得点力にも良さを持っているディフェンダーです。警戒されてもやはり強いです。
2014-15と2017-18はプレミアリーグで4ゴールを記録しています。得点パターンの確認は取れていませんが、フリーキックやPKっぽい選手ではないと思いますので頭では。
Who remembers this super Chris Smalling strike from our last visit to Vicarage Road? 👏#MUFC #GoalOfTheDay pic.twitter.com/sNoxaqZ89I
— Manchester United (@ManUtd) December 20, 2019
キックの精度はまずまず
フィジカルな部分と身体能力に良さがあるスモーリングですが、足下の技術に関しては際立った特徴がないのではないでしょうか。
ロングフィードを頻繁にピタッと通せる感じではないと思います。自陣の後方でショートパスを無難にまわしていることが多い印象です。
逆に無骨な大男という感じの方が英国サッカーという感じがして、それはそれで管理人は好きです。もちろんキックが上手に越したことはないんですけれども。
今回のまとめ
今回はローマ所属で元イングランド代表、クリス・スモーリングのプレースタイルなどを紹介しました。
2019-20からローマに期限付きで加入したスモーリングは、満を持して2020-21から完全移籍でローマの一員となりました。本人もローマを気に入ったようですね。
ベテランならではの安定感やパワフルなディフェンスが彼の出せる味だと思いますので、これからも守備の国イタリアで持ち味をいかんなく発揮してほしいですね。
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