この記事でわかること
今回はジャマイカ代表フォワード、アストン・ヴィラ所属のレオン・ベイリーを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/647813.html . https://www.transfermarkt.com/leon-bailey/profil/spieler/387626)
L・ベイリーの経歴
レオン・ベイリー(Leon Bailey)は1997年の8月に、ジャマイカのキングストンで生まれました。このキングストンがジャマイカの首都なんです。
母国のフェニックス・オールスター・フットボールアカデミーから始まり、ベイリーは様々な国のユースチームを渡り歩いてきました。2011年からオーストリア、2013年からスロバキア。
2015/16にベルギーのKRCヘンクへ加入します。2015/16からリーグ戦とプレーオフで35試合に出場するなどインパクトを残しました。2016/17も前半戦でリーグ戦19試合に出場。
2016/17冬の移籍市場でドイツのレヴァークーゼンへ移籍します。2017/18にはブンデスリーガ30試合に出場して9得点を挙げる活躍を見せました。
2021/22にイングランドのアストン・ヴィラへ加入。移籍金は3200万ユーロ。世界屈指の強度が必要とされるプレミアリーグでどのくらい活躍できるか楽しみですね。
ジャマイカ代表にはU-23から招集されています。A代表ではゴールドカップ2019でデビューしていて、5試合中4試合でフル出場しています。
L・ベイリーのプレイスタイル
上手くて速いウインガー
そんなレオン・ベイリーのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。左ウイングに入ることが多いです。利き足は左のレフティー。
逆足サイドの右ウイングに入ることもありますし、一列下がって左サイドハーフを担当することもあります。フォーメーションも関係するでしょう。
ベイリーの身長は178センチです。まずまずのサイズがありますし、加えて彼は足下のテクニックや身体能力にも際立ったものがあります。
彼の特徴に挙げられるのは、スプリント力とドリブルテクニックです。スピードに加えてアイデアある仕掛けができるウインガーと言えます。
やはりスピードは大きな武器なのでシンプルに縦へ突破をはかるのも良いですし、切れ味鋭い切り返しやキックフェイントからの再加速も大きな武器です。
また、ベイリーはある種トリッキーな足技を織り交ぜてくることもあります。軸足の後ろを通した切り返しや、バックヒールパスを披露することも。
このようなアイデアを試合中に自然と出すことができるセンスはなかなか貴重です。相手も意表を突かれて一瞬対応が遅れることでしょう。
↓シュートシーンですが、こんなアイデアも良いですね。
Two years ago today 🗓️@leonbailey‘s outrageous backheel 🦁🇯🇲 pic.twitter.com/gmOJhTfBzg
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) January 20, 2020
けっこう得点に絡める
ベイリーはドリブルだけでなくクロスボールやシュートの技術もしっかりしています。コーナーキックやフリーキックのキッカーを務めることもありますね。
加えてドリブルの仕掛けが良いだけあって、右サイドからカットインしてのシュートが得意です。しっかりボールにヒットすればキーパーも触れない巻いたシュートになるでしょう。
2017-18は公式戦(ブンデスリーガとDFBポカール)の34試合で12得点6アシストを記録しています。ウインガーとしてはなかなかの成績ではないでしょうか。
↓パンチがあります。
Leon Bailey can hit a free kick 🚀pic.twitter.com/JMsYuQTokX
— Goal (@goal) September 17, 2020
↓得点パターンも豊富。
La fase de grupos de Leon Bailey = 🔥🔥🔥
⚽️5⃣
🅰️2⃣
👕6⃣@bayer04_es | #UELdraw | #UEL pic.twitter.com/l3nt9F1Xo5— UEFA.com en español (@UEFAcom_es) December 14, 2020
球離れが少々悪い
身体能力とテクニックに魅力があるベイリーですが、仕掛ける意識が強いのかボールを持ちすぎる傾向が若干ある印象です。
1蹴り分余計にボールを持ち運びすぎてパスコースが消えてしまったり。周りが見えてもっと使えるようになると結果的に彼の数字も向上しそうなものです。
また、2019-20ブンデスリーガにおいて6試合で2度一発退場になるなど精神面の成長の余地もありそう。伸びしろがまだまだあるってことですね。
今回のまとめ
今回はジャマイカ代表フォワード、アストン・ヴィラ所属のレオン・ベイリーのプレースタイルなどを紹介しました。
彼はスピードと共に技術力に秀でたウインガーで単独で仕掛ける能力を持ち、パンチ力のあるシュートを武器に得点に絡める選手とお分かりいただけたかと思います。
北中米地域ではアメリカやメキシコが強豪国として存在感がありますが、ベイリーのいるジャマイカにもワールドカップなどで躍進してもらいたいですね。期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!