この記事でわかること
今回はライプツィヒ所属で、デンマーク代表フォワードのユスフ・ポウルセンを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下ではオススメの記事を案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/546023.html . https://www.transfermarkt.com/yussuf-poulsen/profil/spieler/157635)
Y・ポウルセンの経歴
ユスフ・ポウルセン(Yussuf Poulsen)は1994年の6月に、デンマークのコペンハーゲンで生まれました。高級なお皿が有名なデンマークの首都です。
ポウルセンはリュンビューBKのユース出身の選手で、2008年から所属しています。2011-12にリュンビューBKでトップデビューし、リーグ戦の5試合でプレーしました。
2012-13にチームは降格して2部リーグで戦いますが、ポウルセン自身のパフォーマンスは上々。リーグ戦29試合で11得点を挙げる活躍を見せます。
2013-14にドイツのライプツィヒへ移籍。RBライプツィヒが3部にいた頃ですね。1年目から3部リーグで36試合に出場して10ゴールをマークしてチームの主力になります。
翌シーズンは2部に昇格しますが彼の活躍ぶりは落ちず、2015-16も2部リーグで32試合に出場してしっかりチームの力になっています。次シーズンの1部昇格に貢献。
ブンデスリーガ1部にチームもポウルセンも初めて挑戦した2016-17は、チーム自体は好調でしたが彼はリーグ戦で4ゴールにとどまってしまいました。ただ、翌年は31試合で15ゴールと復調しています。
デンマーク代表にはU-16からコンスタントに招集されています。A代表の主要大会は2018ワールドカップから出場し、グループステージも突破していますね。
Y・ポウルセンのプレースタイル
機敏に動くことができる大型FW
そんなユスフ・ポウルセンのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職は真ん中のセンターフォワードです。利き足は右。
そのほか、左右に開いた位置のウイングでもプレーすることができます。そのあたり、少しピエール=E・オーバメヤンの香りを感じますね。
ポウルセンの身長は192センチです。かなりのサイズがあり、ゴール付近にいるだけでけっこうな圧迫感を相手側は感じるのではないでしょうか。
そんな長身ストライカーのポウルセンですが、彼の持ち味は単純に大きいことだけではありません。彼は敏捷性、スピードに強みがあり大きくても機敏に動くことができます。
守備側の背後をとる動きが得意で、自身の速さも相まって脅威になります。サイズがあるので小柄な選手では届かない裏への浮き球を、頭で味方に落とすこともできますね。
カウンター時など前にスペースがある時はドリブルで一気に持ち運ぶでしょうが、セットして組み立てる攻撃の時にドリブルで仕掛けるシーンは多くないかも。球離れが良い選手です。
一方、ボールが足下にある時のシュートはスピードを生かす格好の場ですね。一瞬の加速で相手を剥がしてシュートできるので、スピードがあまりないディフェンダーは置いていかれてしまします。
⏪ @yussufyurary‘s first-ever Bundesliga goal came against Augsburg 💥
Looking for another this Saturday 👀
🔴⚪ #DieRotenBullen #FCARBL pic.twitter.com/xvr8GO2QjI
— RB Leipzig English (@RBLeipzig_EN) October 16, 2020
ピッチを幅広く動く
前述のとおりポウルセンは、ウイングでも起用することができます。いわば前線であればどこでもプレー可能なユーティリティがあるわけです。
そんなことも相まって、彼は基準点型ではなくよく動きをつけるフォワードです。低めの位置に下りたり左右に流れたりしながら、ポストプレーで起点を作ってくれるのも良いですね。
ボールサイドにフラフラっと寄りながらボールを受け、同時に動き出した味方にボールを返す。これだけで味方選手のマークが緩くなることもありますね。
2019-20はリーグ戦22試合の出場で7アシスト。試合数を考えるとなかなかのアシスト数ではないでしょうか。
決定力にややムラが
スピードがあってサイズもあるポウルセンは、頭からでもキックでもゴールを狙うことができます。得点のパターンはたくさんあるでしょう。
一方、そこは枠に飛ばしてほしいな、なんていうシュートが枠外に飛んでしまったりということもセンターフォワードの中では少々目立つ印象。好不調の波があるタイプなのでしょうか。
コンスタントにゴールネットを揺らす継続性が備わってくると、また選手としてステップアップしていけるような気がします。
↓かと思えば、交代出場からファーストタッチで鮮烈なゴールをゲット。
On Saturday, Yussuf Poulsen came on in the 66th minute against Augsburg.
Less than a minute later, he did this with his first touch… 🤯 pic.twitter.com/R7vo2Mx91s
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) October 20, 2020
↓跳躍力も見事。
🇩🇰 Yussuf Poulsen
Who made the assist for this goal?
⏪ @DBUfodbold pic.twitter.com/yVVjFu9oPd
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) July 20, 2020
今回のまとめ
今回はライプツィヒ所属でデンマーク代表、ユスフ・ポウルセンのプレースタイルを紹介しました。
2020-21開幕前にT・ヴェルナーとローンで借りていたP・シックが退団したライプツィヒは、得点源が減ってしまうという懸念がされています。
ポウルセンには、俺がいるぜ、と言わんばかりのパフォーマンスを期待したいですね。2019-20のチャンピオンズリーグベスト8を上回る結果を期待したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!