この記事でわかること
今回はチェルシー所属でドイツ代表フォワードの、ティモ・ヴェルナーを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元:https://www.soccer-king.jp/player/article/546102.html . https://www.transfermarkt.com/timo-werner/profil/spieler/170527)
T・ヴェルナーの経歴
ティモ・ヴェルナー(Timo Werner)は1996年の3月に、ドイツのシュトゥットガルトで生まれました。フランス国境に近い南部の街です。
キャリア初期のヴェルナーはTSVシュタインハルデンフェルトに所属していて、そこからVfBシュトゥットガルトへ移籍します。2011/12はユースリーグの24試合に出場して24得点を記録する大活躍。
2013/14にシュトゥットガルトでトップデビューしました。1年目はブンデスリーガ1部で30試合に出場しています。2015/16には同33試合に出場し6得点を記録。
2016/17にライプツィヒへ移籍しました。ライプツィヒが1部に昇格した初年度です。そこでも1年目から適応を見せ、ブンデスリーガ31試合で21得点を記録しエースストライカーに。
2020/21からイングランドのチェルシーに加入します。英国の名門でもドイツ時代のような活躍を披露できるか、非常に注目されていますね。
ドイツ代表にはU-15から継続的に招集されています。A代表の主要大会は2018ワールドカップから出場しましたが、チーム自体の不振で結果は残せず。
T・ヴェルナーのプレースタイル
鋭い飛び出しを見せる快足FW
そんなティモ・ヴェルナーのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職は中央のセンターフォワードです。利き足は右。
そのほか、左右のウイングポジションにも対応します。カットインから右足でシュートを打ちやすい左ウイングの方が向いているでしょうか。
ヴェルナーの身長は180センチです。なかなかのサイズがあるので、体格が不利に働くことはまずないでしょう。エアバトルもたまに見ます。
ただ彼の特徴として挙げられるのは、やはりスプリント力の部分です。加速力があり、一度スピードに乗ると止めるのはかなり難しいでしょう。
そのスピードを生かして守備側の背後をとる動きが得意です。パスの出し手と呼吸が合えば、相手ディフェンダーを置き去りにできますね。
特に長い距離を走るロングカウンターでその良さが存分に発揮されます。ロングスプリントも苦にしていないのか、多少ラフな長いパスも彼が追いついてくれます。
ちなみに足が速いヴェルナーですが、スピードの緩急やフェイントを使うドリブルで相手を抜くよりも、フリーで走りながらスペースで受ける方が上手な印象です。
センターフォワードとウイングを兼任するという意味で、個人的なイメージはP=E・オーバメヤンに近い感じです。
↓スペース大好き人間。
This time last week…
Enjoy it, @ChelseaFC fans 🔵#EmiratesFACup pic.twitter.com/wfTpAYznaE
— Emirates FA Cup (@EmiratesFACup) April 24, 2021
シュートパターンが豊富
スピードに乗った飛び出しが得意なヴェルナーは、優れた得点力も持ち合わせています。自分の決定機は高い確率でモノにしてくれますね。
180センチという必要十分な身長もあってかヘディングが上手。また、サイドから送られてくる速いクロスボールに足先で合わせるのも得意です。
さらに、そういった点で合わせるシュートだけでなくペナルティボックスの線あたりからでもパワフルなシュートを放ってきます。どんな場所からでも得点できる選手と言えますね。
↓シュートにアシストに大活躍。
Timo Werner is 25 today! 🎉@TimoWerner | #HBD | #UCL pic.twitter.com/P5EEYTjD90
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) March 6, 2021
低い位置にもよく下りる
スプリント力と得点力ともに魅力的なヴェルナーですが、相手ディフェンスラインと駆け引きしているだけの選手ではありません。中盤に下りてくることも多いです。
ヴェルナーはアシストも多めのフォワードで、2018/19はリーグ戦で9アシストを記録しています。彼が下りてくることで中盤の人数が増えてボールもよくまわるでしょう。
そういった組み立てが上手くいくための気が利いたプレー以外に、低い位置からスピードを上げてゴール付近に飛び込んでくることもよくあります。
味方のパスがサイドに展開し、彼がスピードをつけて空きスペースに入ってきてボールを受けてシュート、など。工夫してシュートを打つスペースを見つけるのも上手です。
↓足下の技術でシュートまで持っていきます。
🇩🇪 Timo Werner to score tonight? 🤔
⏪ Rewind to his finish against Spain…#WCQ | @DFB_Team_EN | @TimoWerner pic.twitter.com/YGC60iqjYO
— European Qualifiers (@EURO2020) March 25, 2021
↓時にはこんな技ありアシスト。
That assist from Timo Werner 🤯pic.twitter.com/gT2boWjQCA
— Goal (@goal) April 3, 2020
今回のまとめ
今回はチェルシー所属でドイツ代表、ティモ・ヴェルナーのプレースタイルを紹介しました。
ドイツ代表として定位置を築きつつあるヴェルナーは、移籍市場を常に賑わせていた存在でしたがチェルシーへ行くことになりました。
プレミアリーグでどれほどのインパクトを残すことができるか世界中から注目されています。期待しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!