レアル・マドリード所属カゼミーロのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回はブラジル代表ミッドフィルダー、レアル・マドリード所属で背番号14番のカゼミーロを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/417314.html . https://www.transfermarkt.com/casemiro/profil/spieler/16306 )

カゼミーロの経歴

カゼミーロ(Casemiro)は1992年の2月に、ブラジルのサンパウロで生まれました。同国南部で、海寄りにある都市です。

カゼミーロはもともと地元チーム・サンパウロのユースに所属していました。その後2010年7月にサンパウロでトップデビュー

デビューした2010年はブラジル全国選手権で18試合出場。2011年とその翌年の2012年は両方とも20試合ちょっとの出場と、出番はそこまで多くありませんでしたね。

2013年1月にスペインのレアル・マドリードに移籍しました。移籍金は600万ユーロ。当初はカスティージャ(Bチーム)に加入し、2013-14からはトップ登録されます。

2014-15の1シーズンだけポルトガルのポルトにローン移籍します。ポルトではリーグ戦28試合に出場して経験を積み、またマドリーに戻ってきました。

復帰直後の2015-16はラ・リーガで23試合の出場とまずまず。2017-18に出場機会を増やすと、ラ・リーガ30試合に出場。以降はマドリーでレギュラーを張っています。

ブラジル代表にはU-17から召集されています。A代表の主要大会はコパ・アメリカ2015からベンチ入り。2018ワールドカップやコパ・アメリカ2019ではセレソンの柱として活躍しました。

カゼミーロのプレースタイル

守備で存在感を放つMF

そんなカゼミーロのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。中盤の守備的ミッドフィルダーが本職です。利き足は右

フォーメーションによってはセントラルミッドフィルダーに分類されるほか、最終ラインに入ってセンターバックを務めることもできます。後者は稀ですが。

カゼミーロの身長は184センチです。中盤で身体を張るのに十分なサイズを有しているのではないでしょうか。なおかつ厚みのある体格をしています。

カゼミーロはこの身体的特徴を生かして、中盤のディフェンスで良さを発揮する選手です。ピンチを未然に防ぐ役割を担っているわけですね。

まず、危機察知能力が高いです。いわゆる「読み」ですね。相手チームのパスの受け手を予測し即座に寄せて、相手がボールを受けた瞬間に潰すのが上手いです。

この能力は、特に相手のカウンター攻撃を阻止する際によく見ることができます。相手にボールを奪われて速攻に持ち込まれそうになっても、カゼミーロが元を断ってくれます。

また、相手のボールホルダーに寄せた時のスライディングも安定していて確実に止めてくれます。もちろん、大きな身体を生かしたショルダータックルも見事。

ボール奪取できない場合もカードを貰わない程度に戦術的ファウルで止めるのが上手です。飛び出したセンターバックへのカバーも迅速かつ的確で、守備戦術への理解度が非常に高いのがうかがえますね。

必ずピッチに置いておきたい守備職人なので、カゼミーロが負傷離脱で欠場すると勝率が下がるというデータもあります。

↓強い身体でボールを奪い、味方へ繋ぐ。

侮れない得点力を持つ

ディフェンス能力が特に優れているカゼミーロですが、強烈なミドルシュートも持ち合わせています。攻撃にも貢献できるんですね。

カゼミーロはそれほど頻繁に高いポジションをとりませんが、ボールを持つと多少の距離があっても思い切ってシュートを打ちます。

2016-17チャンピオンズリーグ決勝のユヴェントス対レアル・マドリードはマドリーが1-4で勝利しました。決勝点であるマドリーの2点目はカゼミーロのミドルシュートでしたね。

また身長を生かしたヘディングも相手の脅威になります。得点力も決して低くはなく、2017-18はラ・リーガで5得点を記録しています。

↓ミドルにヘディングに。

↓今度はバイシクル。身体能力がうかがえます。

なかなかのパス展開力

カゼミーロは中盤の選手ですから、最終ラインと前線をつなぐためのパスさばきも重要な評価ポイントです。パス能力に関しては際立って個性を放つわけではないと思います。

ただミスが多いわけではなく、そつなくこなしているのではないでしょうか。長短のパス安定性はなかなか評価されています。

ロングボールでフォワードの決定機を演出したりするプレーはあまり見ないかもしれません。まあそこまで求めてもしょうがないか。

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今回のまとめ

今回はブラジル代表ミッドフィルダー、レアル・マドリード所属で背番号14番のカゼミーロのプレースタイルなどを紹介しました。

彼は守備ラインの前で確実に相手のボールホルダーを潰す能力を持っていて、攻撃に関しても繋ぎに得点に存在感がある選手とお分かりいただけたかと思います。

得点を取りに前がかりになるようなシチュエーションではカゼミーロの仕事も増えますから、引き続き優れたディフェンス能力を発揮してほしいものです。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!