この記事でわかること
今回はウェールズ代表フォワード、レアル・マドリード所属で背番号18番のガレス・ベイルを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/416630.html . https://www.transfermarkt.com/gareth-bale/profil/spieler/39381 )
G・ベイルの経歴
ガレス・ベイル(Gareth Bale)は1989年の7月に、イギリス(ウェールズ)のカーディフで生まれました。ウェールズの首都ですね。
ベイルのプロキャリアはイングランドのサウサンプトンから始まりました。2006/07にU-18からトップチームへ昇格しています。デビューシーズンの2006/07は2部リーグで38試合に出場。
2007/08からトッテナムに加入します。加入から2シーズンはさほど出場機会を与えられてはいませんでしたが、徐々に序列を上げて2012/13はプレミアリーグ33試合で21得点とブレイク。
2013/14にスペインのレアル・マドリードへ移籍。移籍金は1億100万ユーロ。1年目からラ・リーガで27試合に出場すると、2015/16は27試合で24得点の大活躍。
2020/21からトッテナムへローン移籍。古巣へ戻り、心機一転となるのでしょうか。まずは健康体で過ごしてほしいものです。
ウェールズ代表にはU-17から召集されています。A代表での主要大会はEURO2016が初出場。ウェールズは躍進し、ベスト4まで進出しました。ベスト8ではベルギーを破ってますから見事。
G・ベイルのプレースタイル
抜群の身体能力を誇るFW
そんなガレス・ベイルのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。ポジション適性が広く、左右のウイングやトップ下が主戦場です。利き足は左のレフティー。
ちなみに1トップをやったところも管理人は見たことがありますが、ちょっとベイルには合わなそう。かつては左サイドバックを務めていた選手でした。
ベイルの特徴に挙げられるのは、第一にその類稀な身体能力の高さがあります。走って良し、跳んで良しの選手です。
特にスピードはかなり強烈です。ボールを受けると蹴り出して加速し、一気にディフェンダーを抜きにかかります。そこからのクロスやシュートが持ち味ですね。
ベイルのスピードはカウンター攻撃でより一層脅威になります。彼のドリブルは大きく蹴り出して自身のスピードを生かすタイプです。
ボールを前にポーンと蹴り出し、ディフェンダーを置き去りにして独走状態に持ち込むのがベイル的なドリブルだと思います。
スピードに乗ったベイルにこれをやられてしまうと守る側は厳しいものがあります。ベイルは接触プレーにも強く、肩でぶつかってもなかなか負けません。
また、ベイルの身長は185センチとなかなかの高さがあります。加えて跳躍力にも優れているのでヘディングにも強さを発揮します。
C・ロナウドがマドリーにいたころの3トップ「BBC」はベンゼマを含めてみんな身長185センチくらいあってヘディングが強いですから、守る側は嫌だったでしょうね。
↓爆速。
Six years ago today 🏆💪🏼 @realmadrid pic.twitter.com/bOncmLV2cU
— Gareth Bale (@GarethBale11) April 16, 2020
↓CL決勝でのスーパーゴール
🔙 in #UCLfinal 2⃣0⃣1⃣8⃣
🤯 @GarethBale11 🚀🚀🚀#UCLdraw | #UCL | @realmadrid | #RealMadrid pic.twitter.com/7cr09JXKlj
— UEFA.com DE (@UEFAcom_de) March 19, 2021
シュートレンジが広い
ベイルの身体能力が強烈であることはお伝えしましたが、特に腰から下の筋肉がすごいのでしょう。キックのパワーも抜群です。
少しの脚の振りで強烈なシュートを繰り出しますから、ディフェンダーはわずかであってもベイルにスペースを与えるのは危険です。
シュートのバリエーションも豊富で、弾丸スピードボールも良いですが巻いて変化をつけたり無回転シュートを蹴ることもあります。
距離に関係なく強いシュートを打ち込めるので、直接フリーキックも大の得意です。ウェールズ代表として臨んだEURO2016ではフリーキックが猛威を振るっていましたね。
↓ロケット。
Absolute dynamite 🧨🧨🧨@GarethBale11 x #GoalOfTheDay pic.twitter.com/gwJjHzqYDS
— Premier League (@premierleague) March 16, 2020
クロスの精度が高い
キックの精度とパワーを兼ね備えているベイルは、ウインガーなだけあってクロスボールを中央に送ることも多いです。利き足側の左サイドで起用されるとなおさらです。
彼は2011/12にリーグ戦で14アシストを記録していて、味方のゴールもお膳立てできる選手です。ドリブル突破からのクロス供給も武器のひとつと言えます。
また、クロスボールを上げる際に左足のアウトサイドキックも使用します。アウトで蹴ってもすごい飛距離を出しますから、驚異的な筋力なんでしょう。
↓ドンピシャのクロス。
🏴 Daniel James’ header against Czech Republic 🤩#WCQ | @Cymru | @Daniel_James_97 pic.twitter.com/P8OJXLkyOT
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) April 6, 2021
怪我の多さがもったいない
スピード、ジャンプ、キックとパワーがあるので筋肉に負担がかかっているんだとは思いますが、ベイルは負傷離脱がかなり多いです。
ベイルがレアル・マドリードに加入して以降の稼働率は58%とのこと。他の選手の数字を見なくても、低そうなことがわかります。
ちなみにオフの日に本人が何をして過ごすのかある程度自由が認められているようですが、ベイルはゴルフが好きなようですね。
今回のまとめ
今回はウェールズ代表フォワード、レアル・マドリード所属で背番号18番のガレス・ベイルのプレースタイルなどを紹介しました。
2019/20開幕前にベイルはマドリーで構想外だと報道されていました。そのため、ローン移籍とはいえ新天地を探すのは自然な流れだったでしょう。
ベイルのポテンシャルは誰もが認めるところだとは思いますので、怪我を減らしてまたインパクトのあるプレーを見せてほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!