レアル・マドリード所属ルーカス・バスケスのプレースタイル!

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この記事でわかること

今回は元スペイン代表フォワード、レアル・マドリード所属で背番号17番のルーカス・バスケスを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。

選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。

最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

どうぞ最後までお付き合いください。

(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/418973.html . https://www.transfermarkt.com/lucas-vazquez/profil/spieler/221316 )

L・バスケスの経歴

ルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)は1991年の7月に、スペインのクルティスで生まれました。かなり北西の方にある街で、「ポルトガルの上」と言う方が伝わりやすいかも。

育成年代のバスケスは地元チームのCDクルティスでプレーし、その後ウラルCFを経て2007年からレアル・マドリードに加入しています。マドリーのカンテラーノです。

2011/12にカスティージャ(Bチーム)へ昇格し、2013/14には2部リーグの40試合に出場して8得点を挙げています。2014/15の1シーズンのみエスパニョールへ期限付き移籍しました。

2015/16にレアル・マドリードでトップデビューしました。2016/17はラ・リーガで33試合に出場しています。チームが低調だった2018/19も同31試合に出場しました。

絶対的な存在とはいかなくても、前線の選手でありながら攻守にハードワークするバスケスはマドリーにあって貴重な存在。クラブ愛を持つ大切なカンテラーノです。

スペインA代表の主要大会ではEURO2016から出場しています。その後の親善試合で出番があったほか、2018ワールドカップでもプレータイムがありました。

L・バスケスのプレースタイル

無尽蔵のスタミナを持つFW

そんなルーカス・バスケスのプレースタイルですが、ポジションはフォワード。本職はサイドの右ウイングです。利き足は右

それだけでなく右サイドであればウイングからサイドハーフ、サイドバックまで入ることができます。ここは彼の強みでもあり、チームとしても非常に助かるポイント。

バスケスの身長は173センチです。小柄な選手であることは間違いありませんが、絶対的なフィジカルがない分バスケスは足で走ってそこを補います。

彼の特徴として挙げられるのが、その非常に豊富な運動量です。タフなスタミナを備えていて、試合を通して走り回ることができます。

ウイングの選手なので攻撃の際は高いポジションをとります。サイドからのスピードを生かした仕掛けや裏抜けは効果的です。ドリブルだけでなくスペース飛び出す意識ももっています。

それらの仕掛けを試合を通して繰り返すのがバスケスの良さです。何度も何度も上下動を繰り返し、加えて守備時には前線から果敢にプレスをかけてくれます。

味方がカウンター攻撃を食らう時には自陣の深い位置まで戻りますし、引いて守る時もしっかりとブロックに入ります。このプレスバックを含めた守備への献身性もバスケスの大きな持ち味です。

ディフェンス強度を落とすことなく元気いっぱいに走り回ってくれるので先発出場も良いですし、守備へ舵を切る時に途中投入しても頼りになります。

おまけにサイドバックをやらせても、そつなくこなしてしまうから驚き。普段から守備へハードワークしていることもあるでしょうが、なかなかに器用な選手です。

↓ジダン監督のマドリーでベンチからの出場が多いバスケス。それでもハードワークし続ける。

なかなかのクロス精度

基本的には右ウイングにポジションをとることが多いバスケス。右利きなのでドリブルは縦に試みる傾向が強いです。スピードをもってゴールライン際まで進入することができます。

あまり浅い位置からクロスを入れるイメージはなく、深い位置から中央にクロスを供給するパターンが多そうです。クロスボールの精度は安定していますね。

無理くりカットインしてボールロストする、という個人技偏重のウインガーではないので監督としても攻守に計算が立つでしょう。

↓マドリーでもアシストをしっかりしているというデータ。

得点力はまずまず

攻守に走り回るバスケスは運動量と献身性が光るプレーヤーです。ただ、得点は少なめの傾向があります。まわりのために動くタイプだということが大きいですかね。

得点パターンはこぼれ球や逆サイドから流れた球を押し込むパターンが多い印象です。基本的に右サイド専門で利き足も右なので、自らカットインしてシュートという感じでもないでしょう。

自分で打ちにいく際に枠外シュートやキーパーの正面に飛ぶシュートちょっと目立つので、決定力はもう少し上げていきたいところですね。そうすれば文句なしでは。

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今回のまとめ

今回は元スペイン代表フォワード、レアル・マドリード所属で背番号17番のルーカス・バスケスのプレースタイルなどを紹介しました。

2019/20開幕前のオフでマドリーは大型補強を敢行しましたが、そこに関してはそこまでうまくいかず。バスケスと同じ仕事ができる人間は彼しかいないことがハッキリしました。

他クラブからの興味が噂に上がることもあるようですが、そこはカンテラーノ。できればマドリーのユニフォームでスパイクを脱いでほしいなあと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。Adios!