この記事でわかること
今回はオランダ代表ミッドフィルダー、バルセロナ所属で背番号21番のフレンキー・デ・ヨングを記事にしたいと思います。この記事には下に書いている3つの章があります。
選手の経歴では出身地や生まれた年、クラブチームでの活躍さらに代表召集歴をまとめています。選手のプレースタイルではポジションや身長、利き足のほかに得意なプレーや評価などをご紹介。
最後のまとめでは、選手やチームへの期待をひとことで主観的に書いています。まとめの下では同じカテゴリーの記事も案内しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぞ最後までお付き合いください。
(主な参考元: https://www.soccer-king.jp/player/article/833110.html . https://www.transfermarkt.com/frenkie-de-jong/profil/spieler/326330 )
F・デ・ヨングの経歴
フレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)は1997年の5月に、オランダのアルケルで生まれました。同国内陸で、海にそそぐボーフェン・メルウェデ川に近い街です。
デ・ヨングは少年期に、ASVアルケルやヴィレムⅡのユースチームでプレーしていました。2014年にはヴィレムⅡのU-21に昇格しています。2014-15からトップカテゴリーにも召集。
2015-16からアヤックスに移籍します。ただ、半年間はローン移籍の形でヴィレムⅡに残りました。2015-16の1月から、デ・ヨングは晴れてアヤックスの一員に。
2016-17はアヤックスでリーグ戦の31試合に出場して6得点を記録。さらにはヨーロッパリーグ4試合にも出場しまし、決勝マンチェスター・U戦のピッチにも立っています。
2018-19はエールディビジの31試合に出場してリーグ優勝、そしてオランダカップの制覇に貢献。さらにはチャンピオンズリーグでベスト4まで進出する躍進を見せました。
よほど2018-19のインパクトが強かったのか、2019-20からスペインのバルセロナへ移籍しました。移籍金は8600万ユーロ。バルサのオランダ人、偉大な先人たちに続けるでしょうか。
オランダ代表にはU-15で初招集。U-18以降は継続的に招集されています。2018-2019のネーションズリーグでも主力として活躍しました。
F・デ・ヨングのプレースタイル
上手くて前線に絡んでいけるMF
そんなフレンキー・デ・ヨングのプレースタイルですが、ポジションはミッドフィルダー。本職は中央のセントラルミッドフィルダーです。利き足は右。
下がりめの守備的ミッドフィルダーも務めるほか、主にセンターバックを担当していたシーズンもありました。高い戦術理解度がうかがえますね。
デ・ヨングの身長は180センチです。中盤の守備で身体を張ったり、時にはゴール前へカバーに入ったりするのに十分な体格を備えています。
デ・ヨングのプレーで特徴的なことは、かなり広いエリアでプレーして様々な場所へ顔を出すことができる点です。真ん中や自陣だけではありません。
彼は中盤から前線まで飛び出すことが多々あります。中盤の選手が前線に飛び出すと、守備側は誰がマークに付くか迷うのでフリーでボールを受けられる可能性が高いです。
そのままボールを受けてシュートに持ち込むもよし、サイドに持ち運んで起点になる動きもチームの攻撃を大いに助けますね。また足下の技巧にも優れていて、ドリブルでの推進力も大きな魅力です。
カウンター攻撃などの際は自分でもボールを持ち運べますし、スペースに動いて味方に使ってもらうこともできますね。おそらく足の速さもけっこうなものかと。
↓この技巧。
🔵🔴 Frenkie de Jong in full flow 😍#UCL | @FCBarcelona pic.twitter.com/nEMDzgmKV0
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) November 12, 2019
↓突如として出現するデ・ヨング。
🇳🇱 Frenkie de Jong 💫@OnsOranje | @DeJongFrenkie21 pic.twitter.com/vm8EHBUIHX
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) March 31, 2020
パスの展開力に優れる
足下のテクニックに優れているデ・ヨングは、当然のようにパスの精度も高いです。中盤の低い位置から、展開を変えるロングパスを難なく出すことができます。
なおかつ敵陣の深くまで進入することがあるデ・ヨングは、チャンスシーンを演出する際どいラストパスも時折出します。2017-18はエールディビジの22試合で8アシストを記録。
また、ドリブル時だけでなく自陣でプレスを受けるシーンでもキープ力を発揮してくれます。しっかりした体格と技術で、寄せる相手をいなすことができますね。
↓ボールコントロールと展開力が見事。
🇳🇱 Frenkie de Jong 😎
🥳 Happy birthday, @DeJongFrenkie21 🎈#HBD | @OnsOranje pic.twitter.com/iONjR2o1Gk
— UEFA EURO 2020 (@EURO2020) May 12, 2020
🇳🇱 Frenkie de Jong gliding through midfield 🥰
Football made easy.#UCL pic.twitter.com/wKhzonKXNh
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) August 14, 2020
ハードな守備力を備えている
これだけテクニカルな選手ながら、デ・ヨングはチームのために守備でも汗をかける選手です。特にチームがボールロストした後の攻守の切り替えが早いですね。
攻撃だけでなく守備でも高いレベルを発揮するところにスケールの大きさを感じます。相手が速攻を仕掛ける時の、パスコースを読んだインターセプトも目立ちます。
さすがセンターバックに対応するだけあって守備能力が高いですね。180センチの体格をもって相手のボールホルダーへ寄せ、ボール奪回にチャレンジしてくれます。
↓神プレスバック。
⚪️🔴⚪️ Frenkie de Jong sprints back before executing a perfect last-ditch tackle 👏👏👏#UCL | @AFCAjax pic.twitter.com/51PcXTIsVn
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) April 15, 2019
今回のまとめ
今回はオランダ代表ミッドフィルダー、バルセロナ所属で背番号21番のフレンキー・デ・ヨングのプレースタイルなどを紹介しました。
2018-19はアヤックスでチャンピオンズリーグベスト4進出を中盤で支え、2019-20は鳴り物入りでバルセロナへやってきました。
かつてはバルサで活躍したオランダの先人もいますので、長くバルサでプレーしてその哲学を体現していってほしいものです。代表での活躍にも期待しています。
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